“日本のロシア属国化”を推進する“日本史上最狂の敵国人”安倍晋三──“プーチンの操り人形”で済ませる日本人も敵性人士

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筑波大学名誉教授    中 川 八 洋

“殺人鬼”プーチンに魂を捧げる、人格異常(サイコパス)を病む安倍晋三の狂気と狂度

 5月26日、安倍晋三がロシア・サンクトペテルブルグで、崇拝する“侵略の皇帝”プーチンと、百害あって一利なき、まさに不必要の一線をとっくに超えた、異常を極める21回目という会合をした。   

 プーチンとは、“体制批判の自国民殺し(国家テロル)”をも任務とするKGB第二総局のエリート将校(KGB大佐)出身。プーチンの父親は、KGB第二総局が雇用していた、殺し専門の下士官(軍曹)。これまで、プーチンが命じた自国民殺人の犠牲者は数十名にはなるだろうが、世界が共通して認定している、プーチン殺人の犠牲者で有名なものを表1に纏めておく。

表1;「プーチンが殺害した」と世界が認識するプーチンの殺人事件(数例のみ)

 「21回」が端的に示すごとく、安倍晋三が殺人鬼プーチンに夢遊病者のように魅了されている情況は、麻原彰晃とその信者のような、一種の教祖と信者の関係にある。このことは、もはや疑う余地はあるまい。晋三の父親・安倍晋太郎は、エチオピアの共産主義者メンギスツが敢行した婦女子150万人餓死処刑(1984年)に歓喜した大量殺戮快楽症のサイコパスだったが、これが遺伝したのか否かの医学的な学説については知らないけれど、安倍晋三がこの種の人格異常者だった父・晋太郎から、強い影響を受けたことは間違いない。

 すなわち、磁石にくっついていく錆び釘のように、安倍晋三がプーチンに引き寄せられていく理由の一つが、殺人常習者プーチンから漂う血生臭い血の匂いなのは間違いなかろう。殺人鬼に魅かれる人格異常の安倍晋三の人間を真正面から解剖すると、安倍の人格の狂度のレベルは判明する。

日ソ中立条約を侵犯し満洲を侵略したロシアを「友好な民族」と称讃する“鬼畜”安倍晋三

 ところで、彼の人格異常問題とともに、安倍晋三の、初歩的な歴史知見を意図的に改竄する“無知の狂度”も、決して看過ごしてはならない。安倍の無知は、彼の無学無教養だからだけではなく、明らかに彼の精神異常/人格異常から発生している。安倍晋三は、今般のプーチンとの首脳会談の前、ロシア国営テレビで、次のように語った(放映は5月19日)。   

「ロシア人は友好と誠実さを大切にし、必ず約束を守る」(『朝日新聞』5月21日付け)。  

 この発言は、日本国の国際的信用を失墜させる、前代未聞の国辱的な一大スキャンダルである。なぜなら、世界中に日本の首相・安倍晋三とは度し難い狂人だと宣伝したに等しいからだ。「ロシアは、他国を騙すことしかしない」は、世界の常識。こう考えない国など、世界に一ヶ国も無い。また、ロシアの対外関係五百年史が完全証明した世界史の真実でもある。  

 しかも日本自身、1945年8月、「ロシアの条約は日本への侵略を容易にするために日本国民を油断させる媚薬・麻薬だ」を地獄の中で体験した。安倍晋三の地元の有権者の中にも、このロシアの条約違反で親兄弟を殺された者がいくらでもいるはず。歴史に学ばない者は、暗愚というより犯罪者である。

 1945年8月のロシアの対日侵略は、スターリンが日本を油断させるべく、日本随一の共産主義者でロシア対日工作員の近衛文麿首相に命令して、“大言壮語の反米屋松岡洋右に締結させた日ソ中立条約(1941年4月)の四年後に起きた。150万人以上の重武装のロシア大規模軍隊が満州になだれ込んだのは、1945年8月9日であった。満洲防衛の関東軍はスターリンやロシア軍と通謀していたこともあって、日本は、日本人を騙すべく締結させられたスターリン製日ソ中立条約に安心し、満洲の防備をかなぐり捨てていた。このように、相手国を油断・安心させて虚を突いて侵略するのは、ロシアの伝統侵略戦術であり、結果、満洲と樺太はロシアの侵略で阿鼻叫喚の地獄となった。

 満洲や樺太の婦女子は、ロシア兵にレイプされ殺された。ロシア兵のレイプは死ぬまでレイプするのであり、満洲の女学生(12歳から17歳)のほとんどは三日三晩、水も食事も与えられず一睡もさせてもらえず(同時に100名の兵士に)レイプされた。在満洲の高等女学校の生徒で、葫蘆島から博多港や佐世保港に引き揚げた者がほとんどいなかったのは、このようにして殺害されていたからである。

 満洲だけで日本人婦女子は凍死餓死を含めると、25万人以上が殺された。その地獄の惨状は、広島・長崎の原爆被害者が天国に見えるレベル。後者の死者は、合計10万人弱(1945年12月31日現在。横行している共産党のデッチあげ数字に騙されてはいけない)。後者では、死者はすべて手厚く葬られ墓がある。負傷者には救護がなされた。が、満洲では、妊婦は路傍で出産し、母子ともそのまま死んだ。妊婦で日本に生還した者はいない。母親をレイプで殺され残された幼児もまた路傍で餓死し野犬の餌になった。

 シベリアに連行された一般邦人男性は20万人を越え、ほとんどは帰国していない(ここではシベリアに連行された関東軍や在樺太の将兵「85万人」については省いている)。軍隊を除く在満洲の一般邦人155万人のうち、佐世保港/博多港に上陸できた者は102万人だから、シベリアに強制連行された者で帰還者がゼロなら、一般邦人53万人が満洲で殺害されたのである。残りの102万人の引揚げをしてくれたのはマッカーサーと蒋介石で、両名がいなければ、満洲からの引き揚げはゼロ名だっただろう。「102万人救出」のGHQに感謝せず“GHQ罵り狂”に踊り狂う日本会議や櫻井よし子は、日本人でもないし人間でもない。犬畜生に劣るまさに鬼畜である。「“鬼畜”日本会議」「“鬼畜”櫻井よし子」と正しく呼称しなければ、歴史事実に背離し、満洲の凍土に虫けらのように死体を晒した日本人婦女子「25万人以上」への冒瀆となる。

 要するに、安倍晋三が放った“悪魔の戯言”「ロシアが約束を守る」とは、満洲の原野で屍を晒し放置されている25万人以上の日本人婦女子の鬼哭啾啾に、唾を吐きかけせせら笑うのと同じ、蛮行の極み。安倍晋三は人間ではない。当然、日本人でもありえない。安倍晋三とは、人間の仮面を被った鬼畜に他ならない。

バルト三国やポーランド等が怒りを爆発させる、安倍晋三発言の悪魔的歴史改竄

 上記の安倍晋三の発言をバルト三国やポーランド/チェコの人々が知れば、日本人への怒り爆発となるのは必定。なぜなら、彼らは、ロシアとの条約に騙され侵略され、国民の多くを殺害されたからだ。とりあえず、その歴史事実だけでも復習しておこう。表2を参照されたい。

表2;近未来の侵略を容易にすることだけを目的にして平和条約を締結するロシア(例外ゼロ)

(備考)ロシアは、「条約は破るため、騙すために締結するもの」としか考えない。日本が条約で騙されたのは、1855年2月の下田条約でもそうだ。プチャーチンは、樺太を日露共同統治(共同主権)にすれば在樺太の日本人4千人や樺太原住民アイヌに対する掠奪やレイプはしないと川路聖謨を騙して締結させた。その途端、ロシアは合法的に樺太に侵入できるから、大々的な掠奪/殺人/レイプのし放題となり、日本は治安維持ができなくなり、二十年後の1875年、樺太を放棄してしまった。  

 だが安倍晋三は、表2の歴史事実に明白に違背して、ロシアは領土拡大の侵略を目的に条約を締結する絶対真実の歴史を改竄的に転倒し、「ロシア人は友好と誠実さを大切にし、必ず約束を守る」と宣言した。安倍晋三は、成蹊大卒のスーパーお馬鹿だからか、プーチン教祖を崇拝する“ロシア狂徒”になってしまったからか、については、ここではどうでもいい。

 そもそもロシア人にお世辞は禁物である。まずロシア人は、お世辞を口にする者を絶対に信用しない。第二に、ロシア人は、お世辞を言った者はロシアの奴隷になったと考え、貢がせる対象としか見ない。安倍晋三のこの歯の浮いたようなお世辞は、ロシア人をして、「では日本に北海道を貢がせよう」の気運を一気に醸成した。

 プーチンのウクライナ・クリミヤ半島侵略の2014年以降、旧東欧やフィンランド・バルト三国では、今、対ロ国防に必死である。例えば、リトアニアは徴兵制を復活させたし、「ロシアが侵略した」を想定し、その時の心構えとして「人質になっても命乞いするな。謝るな。泣くな。敵(ロシア兵)に背中を向けるな」と、少しでも生存の高い対応方法を教え込んでいる(『サバイバル・マニュアル』)。

 フィンランドは、核シェルター建設に余念がない。首都ヘルシンキの地下、岩盤深くには85万人ぶんの核シェルターが完備された。

 プーチンに侵略されたウクライナの国民は、あるいは侵略の恐怖におびえるバルト三国の国民は、“侵略と殺人の皇帝”プーチンにオベッカばかりの安倍晋三をどう見ているだろうか。おそらく、東洋の鬼畜安倍晋三メ! と怒りの拳を震わせているだろう。中には、鬼畜安倍晋三を八つ裂きにしたいと考える者も相当いるだろう。

 要するに、人間性を欠落した安倍晋三には、現在、プーチンのロシアに侵略されたウクライナ国家や国民への同情心すら1ミリも無い。人間としての通常の感性が、決定的な人格障害によって狂っているのが安倍晋三である。それは、安倍晋三には、正邪を峻別する正義感情や倫理観が欠落している事を意味する。安倍晋三には、「冷血」などをはるかに超えた、強度の人格障害が重症といえる。

「他国への侵略と騙し」&「他民族殺戮」は、ウォッカと同じで、ロシア永遠の民族文化

 日本人は世界で最も、ロシアについて無知である。“ロシア白痴”が日本人の別名だと言ってよい。ロシアは、欧米の白人とは異質であるが、それはチンギスカンのモンゴル帝国の正統な後継国家だからであり、歴史的にヨーロッパ中世封建制度を享有したことは無いからである。例えば、ロシア帝国の発祥とされる「ツアーリ」イワン雷帝は、血統的にモンゴル人の血が八分の七で、ロシア民族の血は八分の一しかない。エカテリーナ女帝以前に、かつてのモンゴル帝国の王族の血が入っていないロシア皇帝は一人もいない。

 ロシアは、将来の領土膨脹ができるならば、国際的孤立を恐れることは絶対にない。第一は、外交能力に長けているというより、世界の人類史上類例のない外交天才。過去五百年間、外交では連戦連勝しており、外交敗北を知らない。吉田茂や私の対ロ無交渉の交渉を対ロ外交の基本とすべしは、この現実を踏まえた(絶対に敗北する馬鹿げた外交を回避する)賢慮に基づいている。レーガン米国大統領は、1981~4年の丸四年間、対ロ無交渉の交渉を対ロ外交の基本として遵守した。

 プーチンがウクライナに侵略した2014年3月以降、ロシアはロスケに成り下がった「反日」の敵国人安倍晋三が率いるお馬鹿民族日本以外の国からはボイコットされて「準・孤立外交」の選択を余儀なくされているが、平然としている。この理由の第一は、「外交孤立」とはいえ、実態的には、日本を一本釣りして、日米欧が連携しない限り有効に機能しない対ロ外交包囲網を分断しているからだし、将来、日本やバルト三国への侵略の目途がついているからである。

 まさに、近い将来、いや遠い将来であれ、大きな利益があると想像できるときは、「今」の厳しさに耐えることをなんとも思わない“吹雪が止むまでウォッカでも飲んで果報を待つ”ロシア民族の文化が、「孤立外交」情況を苦にしないのである。

 全世界から嫌われて孤立する事などいとも簡単に忍耐で凌げるロシア民族だから、それは、当然、全世界の民族や国家を騙すのを日常として不信を買う事など何でもないことになる。むろん“騙し”は次段階の侵略に通じるし、さらに他民族大量殺戮へと連続していく。ロシア民族から“騙し”が無くなるのは、ロシア民族がこの地球から消える時だけで、日本人から箸が無くなるのは日本人が絶滅する時だけであるのと同じ。

 ともあれ、日本はいずれ因果応報的に、対ウクライナ侵略で日米欧が連携すべき対ロ制裁を抜け駆けする、世界の法秩序破壊に狂奔した狂気の安倍晋三外交のツケを支払うことになる。その時、日本は世界に向かって「助けて!」と泣き叫ぶだろうが、誰も相手にしないだろう。“ロシアは騙さない民族”だと、真赤な嘘を捏造して自ら狂信する安倍対ロ売国外交がもたらす結果としての、いずれロシアの侵略で亡国の淵に立つ日本を、世界は拱手して嘲り嗤うことだろう。

日本人四百万人死亡の元凶スターリンとキスをした松岡洋右は、安倍晋三の遠戚

 先ほど松岡洋右に触れたので、松岡洋右の日本を亡国させた三つの大罪について、少し話をせねばならないようだ。特に、安倍晋三にとって松岡洋右は遠戚に当たるし、祖国叛逆に走る両者の酷似性は、この事とも無関係ではないからだ。また、明治維新150年史の中で日本を亡国させた最悪最凶の“逆走外交の巨魁”山縣有朋を産んだ長州(山口県)は必ず、松岡洋右や安倍晋三など、ロシアの対日侵略を誘導する対ロ売国奴を遺伝的に産出すると断定してよい。

 第一の松岡の大罪。松岡は、1933年、(日英同盟の代替機能を持っていた)国際連盟からの日本の脱退を宣言して、満洲の日本権益を守ってあげようとした最高の友邦・英国との離縁を決定づけた。国際連盟脱退を企画したのは、スターリンの命令下で「森恪、白鳥敏夫、鈴木貞一」というロシア工作員三羽ガラスであった。『リットン調査団の報告書』は、日本の満洲権益をすべて擁護し、英国がその矢面に立つ旨の“親日の権化”のような内容だった。が、全くの嘘内容を白鳥敏夫が新聞発表した。そして、この三名が、連盟脱退を演じる“大道歌舞伎役者”に松岡洋右を選んだ。松岡は、白鳥らの脚本通りに、満洲を護る“不動明王”英国との離間となる連盟脱退のド派手な大道芸人を演じ、ソ連軍の1945年満洲侵略の素地を作った。

 第二の松岡の大罪。1940年9月の日独伊三国同盟の締結。これは、省略。

 第三の松岡の大罪。1941年4月の日ソ中立条約の締結。日独伊三国同盟条約と日ソ中立条約があれば、ソ連と通謀する日本国内の共産主義者勢力は、対英米戦争ができる国際環境ができたとがなりたてるのは必定。両条約は、前者で英国を封じ込めることができ、後者で日本の背後は安全だから「南進」が可能になったと、日本国民を対英米戦争に煽動できる舞台装置ではないか。

 「反米」一辺倒だからといって松岡は、こんなことも察知せずに、日本を破滅させる対英米戦争に導く両条約を締結したのだろうか。まさか、そんなことはあり得まい。松岡洋右は、日本が表2のバルト三国やポーランドのようになる怖れを感ぜずに、日ソ中立条約を締結したとは思えない。

 松岡洋右が、共産主義者「スターリン=白鳥敏夫=近衛文麿」の世界共産化シナリオの通りに両条約を締結したのは、心底では何となく、日本が米国に叩きのめされ、その敗北の過程でソ連に併呑されるだろうと感じながらであったはず。「松岡洋右は祖国日本を呪い、その亡国を祈る祖国憎悪のアナーキズム病に冒されていた」と推定すれば、すべての辻褄が合う。“大道歌舞伎役者”流のハッタリ大言壮語で外交を弄んだのは、祖国憎悪のアナーキズム病の症状だったのではないか。

 ともあれ、スターリンと近衛文麿らの共産主義達が実行した、対蒋介石戦争と対英米戦争と満洲一般邦人の地獄の惨劇と50万人以上が殺されたシベリア抑留の総計で、おそらく四百万人に近い日本人が命を奪われたが、この“祖国反逆”大東亜戦争の正体が最も端的にぬっと顔を出したのが、日ソ中立条約締結後に、シベリア鉄道で帰国する松岡洋右をモスクワ駅頭に見送りに来たスターリンが(日本を完全な罠に嵌めたと)感極まり松岡に抱きついてキスをした光景ではないだろうか。  

 そして、1941年4月のモスクワ駅頭における松岡洋右・スターリンの抱擁光景を再現しているのが、2013年に始まり既に五年間も続く、歴史に類のない異様な安倍晋三・プーチンの抱き合い首脳会談21だろう。前者が満洲と樺太と国後・択捉島へのロシア軍の侵略を誘導したように、安倍晋三の狂気のプーチン詣でが、近い将来、100%の確度で北海道・新潟県・秋田県・青森県へのロシア軍侵略を誘導する。北海道・新潟県・秋田県・青森県などの日本人が、安倍晋三を撲殺もしない、糾弾の聲も揚げないのは、1945年8月の満洲の阿鼻叫喚の地獄に自らの子供や孫を叩き落としたい子孫虐待の精神の病に罹患しているからだろう。  

 ともあれ、今年は明治維新150周年で何となくお祭り騒ぎになっている。が、歴史はお祭りにしてはいけない。民族のこれからの絶望と破滅を防止する“暗夜のサーチライト”が歴史である。明治維新150年史を、対ロ国防派と対ロ売国「反日」派を比較・鳥瞰するのが、2018年の歴史研究の筆頭にしたらどうであろう。表3は、その作業用の比較チャートである。

表3;対ロ国防派と対ロ売国「反日」派の150年史こそ明治維新150年の筆頭検証事項 

松岡洋右・白鳥敏夫を祀る靖国神社は「スターリン神社」に改名? 解体焼却する?

 話が脱線するが、ここで図らずしも、昭和天皇が蛇蝎のごとくに嫌われた松岡洋右や白鳥敏夫に言及する事になった。白鳥敏夫は、日本の産業も国民の生命もすべてスターリンに捧げるために、日本外交を公然と180度逆に走らせることに成功した、“祖国叛逆の大悪人”である。祖国叛逆の大罪において、白鳥敏夫は近衛文麿と「日本一」の座を争う。  

 松岡洋右については先述の通り。問題は、これほど祖国に叛逆した未曽有の犯罪者である松岡と白鳥を靖国神社に祀る日本人の狂気にある。両名の靖国合祀を推進した犯罪者は、皇国史観の松平永芳(靖国神社宮司)と帝国陸軍の過激コミュニスト美山要蔵(終戦時の階級は陸軍大佐で陸軍大臣副官(陸軍省官房長)、戦後は厚生省引揚げ援護局次長)グループの共謀。「皇国史観」は、「スターリン史観」の偽装名。松平永芳は矯激なスターリン教徒で、生涯、昭和天皇に殺意を懐き続けた。

 白鳥敏夫/松岡洋右/美山要蔵/松平永芳の四名に共通するのは、四百万人日本人の命をスターリンに生贄に捧げた(殺害した)ことへの宗教的解脱の快感。まさに、この四名は“鬼畜”以外の何ものでもない。靖国神社には昭和天皇を監禁・脅迫・銃殺せんとしたスターリン教徒・阿南惟幾も祀っているし、東京を戊辰戦争の長岡城と同じく焼け野原にしたい一心で軍事合理性なきパールハーバー奇襲を行った山本五十六も祀っている。

 靖国神社には確かに、祖国のために命を捧げた日清・日露戦争の英霊も、大東亜戦争で純真な愛国心からの若き特攻隊員の英霊も祀られている。これら真正の英霊を、“祖国叛逆の鬼畜”白鳥や松岡と一緒に祀ってはならない。前者については、新しい第二靖国神社に分祀し、現在の靖国神社は「スターリン神社」と名称を変えて祖国叛逆者の廟に替えるか、解体焼却する必要があろう。

「21回は正常の範囲にない」が、正常を逸脱した安倍晋三はそう考える理性も喪失

 さて、話を本題の安倍晋三に戻す。特に、外交において決して起こりえないし決してしてはならない、恋人の逢瀬のように21回もプーチンと会談した極度の不正常交渉問題に、日本国民は健全な疑惑の目で糾弾を怠ってはならない。ロシアとの外交では、同時の物々交換以外のやり方を決してしてはならない。欲しい品物に代金を支払うときは、双方がそれぞれを握って、相手に渡す方を同時に手離す原始的なやり方を励行することである。

 に当方がロシアに与えれば、そのにロシアは当方に返礼でお返しをすることは絶対にしない。「もう一つ寄こせ」と、当方への要求をエスカレートしてくるし、これが無限に続く。これがロシア外交の絶対文化の一つで、「もっと寄こせ」「もっと寄こせ」の“要求の無限連鎖”という。

 安倍晋三は、北方領土の返還ではない、安倍個人の売名として(北方領土の潜在主権をロシアが認めて領土は返さないでもいいの)日ロ平和条約を締結したいだけ。が、プーチンは、これを毛針に“頭がとろいダボハゼ”安倍晋三に、次から次に経済協力をさせている。安倍晋三は、博打にのめり込み全財産を搾り取られる金持ちぼんぼんと同じく、日本の国益を一度も僅かも考えることなく、ただプーチンの要求エスカレートの言いなりになる事だけに必死になっている。マインド・コントロールでもある。

 安倍晋三には、今や正常はなく、完全な狂人の域にある。現実の安倍晋三は、極め付きの対ロ売国奴よりひどく、日本の全領土をプーチンに貢ぐ勢いにあるからだ。少なくとも安倍晋三が、プーチンが突き付ける要求のエスカレーションに全て応じている現実は、プーチンとしては、日本は北海道も貢いでくると確信させるものとなった。この稿続く。                      

(2018年5月31日記)

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