八月のテレビ新聞は《抽象語「戦争」に反対》の洪水。一方、“スターリン命令”だった東アジア共産化革命の《大東亜戦争に反対》の報道は一字もない──現在、プーチンも習近平も対日“侵略戦争”に全力準備中。日本国の平和維持に、国防力“四倍増”と防衛戦争“覚悟・精神”こそ焦眉の急

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筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 八月になると、“共産党の党機関紙”朝日新聞は、毎年恒例のお決まりの「核廃絶!」「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が・・・」「戦争は悲惨・・・」「戦争(=真赤な嘘の大東亜戦争論)を語り継ごう!」キャンペーンで紙面を埋め尽くす。そして、NHK/TBS/テレ朝などのテレビもまた大音量で、一斉に共産党・朝日新聞が目指す“日本滅亡の最終戦争”「中ロに日本を侵略させ(場合によってはロ中鮮に核弾頭を雨霰と投下させ)、日本を国家死滅させ日本民族を《一億屠殺》する」狂気の大合唱“赤い「反日」報道”に爆走する。

 このように、日本列島の全土がオウム真理教「上九一色村サティアン」と化すのが、共産党が(テレビ/新聞/学校教科書すべての情報を独占して)独裁支配する戦後日本の八月である。思えば、日本国の“再生”に全力投球した史上最高の親日友邦国GHQ(米国)占領行政の遺産があった1968年頃までは、日本国民の六割は、この共産党・朝日新聞のキャンペーンを嫌悪し忌避した。つまり、1968年までは「日本国民」なる者が存在していた。中には、東大駒場時代の某同級生のように、八月の朝日新聞を足でガンガン踏んづけた日本人もいた。

 この1968年から五十年、今では、朝日新聞やNHKの洗脳報道「核廃絶!」「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が・・・」「戦争は悲惨・・・」「戦争(=真赤な嘘の“改竄”大東亜戦争論)を語り継ごう!」に拳を振り上げて怒る健全な日本国民は、私一人を除いて、全くいなくなった。日本国民や日本人は、明らかに死滅した。日本列島で日本人の顔をしている一億匹の生物「ヒト」がいるが、その実態は家畜のアヒルかブタ。人間ですらない。

 要は、“日本民族を一人残らず殺戮し尽くし日本国を地球から消滅させる”べく、日本の新聞テレビは、狂気の八月洗脳キャンペーン「核廃絶!」「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が・・・」「戦争は悲惨・・・」「戦争(=真赤な嘘の“捏造”大東亜戦争論)を語り継ごう」を展開する。朝日新聞が主導する、全国一斉のこの洗脳プロパガンダのやり方は、ハーメルンの魔笛「ドイツ千年王国」でドイツ民族を騙し、ドイツ国家全土を第二次世界大戦で廃墟にしたヒトラーの嘘宣伝(プロパガンダ)のやり方と全く同一。

 2021年8月時点、この(自国殺害という)赤い狂気の報道の大洪水に対し、日本人は誰一人として抵抗していない。一億日本人が非国民に成り下がっただけでなく、日本がファシズム国になったからである。日本人が(自国を死滅の淵に強制連行する)ファシズム状態に賛同しているからである。

“赤い祖国叛逆”大東亜戦争に国民を誘い込んだ朝日新聞の手口を学ばない日本

表1;中ロの核で日本人絶滅を狙う、かつて“日本人皆殺し”大東亜戦争を煽動した朝日新聞

 朝日新聞とは、国民を騙した「1910年韓国併合」キャンペーン以来、一貫して一億日本人が阿鼻叫喚の地獄でのた打ち回って死の谷底に転落するのを快楽する、残忍獰猛な非人間達が編集する“赤い悪魔”の報道機関である。朝日新聞の記者とは全員、ロシア国民を無制限に殺戮しロシア全土が血に染まるのを楽しんだ悪魔レーニンの赤いカルト宗教を狂信する信徒である。実際にも今、朝日新聞の報道は、クルトワ他『共産主義黒書《ソ連篇》』(恵雅堂)、が暴いたレーニンの大量殺人を日本で再現することに集中して爆走している。

 これはまた、昭和天皇銃殺(→天皇制廃止)と七千万人日本人“皆殺し”が戦争目的だった大東亜戦争を、戦後七十六年が経った今も継続していることに他ならない。すなわち、朝日新聞は1937年7月から1945年8月、GRU工作員(共産主義者)のみが集結した陸軍新聞班と一心同体となって、日本人を洗脳して“悪魔の祖国叛逆戦争”大東亜戦争に駆り立てたが、この朝日新聞の“国民を地獄に叩き落す煽動”キャンペーンは、今も一㍉も変わらず続いているということである。

 実際にも、大東亜戦争中の朝日新聞は、「スターリン→近衛文麿/朝日新聞」の命令系統で、スターリンからの命令通りに大東亜戦争を煽る報道に全力を挙げた。朝日新聞社内は、尾崎秀実や田中慎次郎(備考)などGRU工作員(コミュニスト)がいっぱいで、百名を超えていたようだ。

(備考)尾崎秀実/ゾルゲの取り調べから田中慎次郎もその仲間なのが判明し、田中は逮捕された(1942年3月15日)。内務省から「田中慎次郎尋問で、近衛文麿の容疑も固まったので近衛を逮捕する」との事前連絡を受けた東条英機首相は、「俺を陸軍大臣にしてくれた近衛の逮捕はまずい」と内務省に介入し、内務省は近衛文麿を逮捕せずに済ます方法として、一蓮托生の田中慎次郎の起訴を断念し、同年6月5日に釈放した。

 この「朝日新聞=ロシアの直轄報道機関」の構図は、戦後も一貫して今に続き、今も強化され続けている。例えば、朝日新聞は2013年春から2020年まで、近づくロシアの北海道侵攻を円滑に成功させるために日本人を油断させるべく、滑舌芸人コミュニストの安倍晋三と組んで「日ソ中立条約と同じ麻薬効果抜群の日ロ平和条約を締結しよう」キャンペーンを展開した。これはプーチン命令の“忠犬ハチ公”的な実行であった。対ロ売国奴の「朝日新聞-鈴木宗男-安倍晋三」は三位一体であった。この《三人組》こそ、プーチンを奉戴して北海道へのロシア侵略に全力疾走する“悪魔のスーパー対ロ売国奴”集団であった。

 この構図は、1937年7月の朝日新聞と瓜二つ。稀代のコミュニストでソ連人だった近衛文麿は、スターリンと協議し(協議場所はソ連大使館、近衛の代理人が酒井鎬次)、支那全土を毛沢東の中国共産党に支配させるべく反共の蒋介石を殺害する戦争をおっ始めたが、これを日本国民に煽動して、反対論をぶっ潰したのが朝日新聞であった。なお、盧溝橋事件とは、毛沢東配下の者が機関銃を、北京で演習中の日本軍部隊の頭上に撃っただけのほとんど事故。外交問題にもならないミニ事件。

 そして、近衛文麿はスターリンの命令通りに、昭和天皇の「絶対反対!」のご聖慮を無視して、北支に陸軍四ヶ師団を出兵する決定をした。この反・国防の狂った軍事行動に猛然と反対したのが陸軍参謀本部作戦部長・石原莞爾であった。が、石原莞爾は首相・近衛文麿と“毛沢東派遣の工作員”武藤章(石原の部下の作戦課長)の挟撃で足を掬われ東京から満洲に飛ばされた。陸軍内の多数派「四ヶ師団の北支派兵に反対!」の声は、朝日新聞の異常な近衛支持“大キャンペーン”に圧倒され消された。泥沼の日支戦争は、「スターリン→近衛文麿/朝日新聞」が開始した“祖国叛逆のアジア共産化革命戦争”だった。朝日新聞がなければ、日中戦争の結果としての中共の支那全土支配はなかった。当然、ウィグル人を殺し捲る現在の習近平の中共も万が一にも存在していない。

テレ朝“ドキュメンタリー”「不死身の特攻兵(=佐々木友次)」が隠す大東亜戦争の真実

 特攻制度を“非道の極み”“軍隊としてあるまじき邪道の兵法”だと永年、糾弾してきた私としては、8月15日のテレ朝“二時間ドキュメンタリー”「不死身の特攻兵(佐々木友次・伍長)」には(注1)、何とも言えぬ複雑な感情に襲われた。2016年に92歳で永眠した佐々木伍長には無事祖国生還(1946年1月)をお祝いしたい思いと“プーチン/習近平の忠犬”テレ朝がこの反戦番組を通じて狙う恐ろしい目的に対する強い拒絶感情とが、私の脳裏で交錯・衝突したからだ。

 日本国の敗戦が定まった、1944年7月サイパン島陥落をもって、日本は、対英米戦争を条件降伏で終了させるべきだった。が、共産主義者(ロシアGRU工作員)が完全支配する帝国陸軍参謀本部と陸軍省軍務局が、スターリンからの命令に背いて、ソ連による日本列島全土占領まで対英米戦争の継戦(戦争続行)を変更することは万が一にもあり得ない話だった。海軍も米内光政(注2)や高木惣吉あるいは石川信吾ら、数は少ないがGRU工作員が中枢にいた。日本の大東亜戦争八年間とは、日本が外交と国防をソ連に丸投げした“スターリンの完全属国・日本”の八年間だった。

 継戦力を喪失したのに継戦し続けるために、1944年7月以降の帝国陸海軍は、さも対英米戦に勝利できるかの演技をして、日本国民を騙すことにした。海軍そして続いて陸軍は、若者を戦場で殺戮・処刑する演劇をすることにした。悪魔すらたじろぐ“非人間の極み”「特攻」が実行された理由は、これである。

 閑話休題。日本人は自然免疫を持っているから何もしないで集団免疫をつくるのが医学的にベストなのに、ウィルス学的に全く無関係な若者をウィルス蔓延の犯人=敵にでっち上げ、飲食店に対して弾圧的に私権侵害する小池百合子や西村康稔は、四千人の若者を特攻で殺害・処刑した帝国陸海軍の“残忍なお偉いさん”の化身たちである。小池百合子と西村康稔の顔からは血が滴っているが、彼らが根っからの凶悪な殺人鬼だからだ。

 ユダヤ人を「敵」にでっちあげ独裁権力を握ったヒトラーに小池百合子の雰囲気が瓜二つなのは、大量殺人大好きな残虐性が同一だからだ。殺人は物理的に実行して殺人罪となるから、自殺に追い込むやり方が常道である。なお、2020年からの総理・県知事のコロナ対策が「(飲食店の主たる顧客の)若者をスケープゴートにする」一点を繰り返すのは、若者いじめをすると(票数が多く選挙当選を左右する)老人票がゴッソリ入るからである。選挙のための自粛であって、コロナ対策とは医学的には無関係。

 話を特攻制度の創設に戻す。海軍では、軍令部作戦部長・中澤佑(注3)が部下の参謀達と謀議して発案し、親友の大西瀧治郎に(大西発案だとの「嘘」と一緒に)その実行を依頼した事実が判明している。一方、陸軍の特攻制度は、多くのトンデモ軍人が関与しており、特定首謀者を断定できない。が、後宮淳(中将)/菅原道大(中将)/富永恭次(中将、敵前逃亡で銃殺刑が自明なのに戦後1960年まで生き延びた日本軍人の恥さらしナンバー・ワン)/正木博(少将)らの関与は、間違いなかろう。寺本熊市(中将)や隈部正美(少将)も関与している。菅原道大と隈部正美については、作家・高木俊朗の眼光の方が、真実を穿っている。

 なお、WIKIは、富永恭次と隈部正美に関し、真赤な捏造歴史を記載している。読まないこと。

「大東亜戦争に反対」と180度逆の「戦争に反対」は、日本国死滅を目指す狂ドグマ

 警官のピストルと強盗のピストルは、同じコルト拳銃であっても、真逆に扱われる。後者は銃刀法で所持が禁止され、前者は“お巡りさん”がピストルを腰にぶら下げていると一般の人々は「頼もしい」と安心する。学的に表現すれば、前者は“善の武器good weapons”と歓迎され、後者は“悪の武器bad weapons”として排斥される。

 これは国際法の国連憲章も同じで、戦争を善悪の二種類に分ける。中間はないし灰色もない。すなわち、“正義の戦争just war”と“不正義の戦争unjust war”とに分類する。そして、前者を“自衛defense”と定義し、後者を“侵略aggression、war”と定義する。

 戦争を善・正義と悪・不正義に分けず、「戦争はいけない」「戦争に反対しましょう」と唱えるのは、朝日新聞やNHKなど共産党員・共産主義者が支配する日本のテレビ新聞だけ。世界に、こんなトンデモ狂気の謬論をキャンペーンする“狂気が充満する国(=非国家)”は日本以外には存在しない。国際法は英国貴族などが経験から学び、“正義と自由の法秩序ルール”を“法Laws” or “慣習conventions”として遵守義務に昇華させたもの。数百年以上の祖先の叡智が堆積している。なお、“法” or “慣習”は科学的真理に匹敵する。

 一方、三歳の童子の頭から生まれたのか、「武器は人間を殺す殺傷力があるからダメ」を屁理屈に、「戦争何でも反対!」をプロパガンダする朝日新聞とは、「警官はピストルを持つな」と主張する気狂いと同じ。カルト宗教の狂ドグマ「武器のない世界」を夢想する、狂人酔っ払いと同じ。一般国民の自由と生命と財産を守るべく、警官はピストルを所持し、必要に応じて発砲する。が、警官のピストルも強盗のピストルも同じと狂妄する猛毒麻薬「平等」を吸引した赤いカルト宗教信者は、これが理解できない。いや、それだけではないだろう。

 こんな初歩的常識から逸脱した“侵入敵国の煽動紙”朝日新聞の“狂”論「戦争何でも反対→武器は何でも反対」は、一般国民の自由と生命と財産を破壊尽くしたいカルト宗教信条なしでは発想されえないからだ。このカルト宗教信条とは、国民を無制限に殺戮し財産を奪う共産党員・共産主義者に特有な狂気でもある。共産党は、非合法化されねばならない。朝日新聞社の記者全員を精神病院に収監すべく、築地の朝日新聞社本社ビルを精神病院に改造する立法も急がねばならない。

 独立と自由と正義を擁護する自衛戦争権は、主権国家やそれ相当の民族に与えられた天賦の権利である。この「独立と自由と正義を擁護するための戦争権」を奪われると、東トルキスタンのウィグル民族のように、残忍非道な支那民族(中共)の餌食となって“殺され放題/レイプされ放題/臓器獲られ放題”の、生命の自由すら喪失する。生命の自由は、独立と自由と正義を保障する主権国家以外では擁護されることはない。

 現在の日本は、このウィグル人の悲劇を明日の我が事だと真摯かつ正しく直視し、日本国の独立と自由と正義を擁護する自衛戦争権を行使できるだけの、十全たる国防力(軍事力+諜報力)を保持する(自国と子孫に負うている)義務履行に全力投球すべき時である。

朝日新聞やNHKは陸軍参謀本部作戦部や関東軍参謀部を決して叩かない。なぜ?

 先述のドキュメンタリー「不死身の特攻兵・佐々木友次」は、共産党が支配する真赤なテレ朝らしい、「戦争反対!」プロパガンダの好例。大所高所からの解剖が必要。第一の疑問。大東亜戦争八年間に動員された日本男児は、延べ人数では2000万人に及ぶ。終戦時に海外に実戦展開していた兵力だけでも600万人だった。つまり、佐々木友次・伍長の体験は、2000万人分の一 or 600万人分の一のそれ。すなわち、このような「2000万人分の一 or 600万人分の一」の兵士一人の体験から、国家的な大テーマ「戦争反対!」を論じることは可能なのか。短絡では済まない論理の大飛躍が連続暴発するだけで、デマゴギー以上のものを産むことはない。

 第二の疑問。テレ朝は、「戦争反対!」をこの二時間ドキュメンタリーのモチーフにし、そうキャンペーンすること頻りだった。それなのに、「大東亜戦争反対!」は一秒も一言もなかった。観ようによっては、「スターリンのアジア共産化の大東亜戦争には賛成だが、プロレタリアート伍長の命を軽んじた上司(ブルジョアジー)は許せない」が、テレ朝の秘めたモチーフだったからではないのか。

 「大東亜戦争反対」or「大東亜戦争否定論」を、朝日新聞やNHKはなぜしないのだろうか。八年間の大東亜戦争とは、“スターリンの犬”近衛文麿ら共産主義者によって開始され(注4)、次に共産主義者の巣窟だった陸軍参謀本部作戦部や関東軍総参謀部によって、ソ連軍に満洲と日本列島を占領させるべく対英米戦争にまで拡大した“日本国民騙しの祖国叛逆”戦争だった。

 大東亜戦争とは、スターリンの命令に従った①聖なるアジア共産化、②聖なるソ連領の拡大、③コミンテルン32年テーゼの実行たる昭和天皇銃殺による天皇制廃止、こそが三大戦争目的であり、共産党や共産主義者が八月の報道を牛耳る朝日新聞やNHKの番組制作者にとり、同じ赤色カルト宗教信者同士で自分たちの先輩信者が開戦し遂行した大東亜戦争を、僅かでも非難/否定/反対することは、宗教信条において許されない。

 だから八月の新聞テレビが、一兵士や一戦災被害者の実話を探し当てては、お涙頂戴の「戦争反対!」の物語を流すのである。そうすれば、日本国の独立と自由と正義を擁護する自衛戦争権を行使できる十全たる国防力(軍事力+諜報力)を保持しなければならない、日本国民の祖国への義務意識と精神とを破壊できる。この先に、日本共産党員・共産主義者のカルト宗教の悲願たる、日本列島へのロシアと中共の同時侵略で日本国家の滅亡・消滅が到来する。プロレタリアートには国家や祖国は存在しないとのマルクス『共産党宣言』が描くユートピア=ディストピア(地獄)が実現する。

 八月の新聞テレビの報道にロシアと中共の工作の跡が露骨に色濃く漂うのは、これらの報道が、2045年頃までには確実なロ中の対日侵略を無血占領にしてあげるのを目的とするから、当然のこと。

田中静壱「尊敬/否」が大東亜戦争否定の「保守」or戦争反対の「反日」の峻別指標

 朝日新聞やNHKはなぜ、「戦争反対!」「核兵器廃絶!」の洗脳煽動の成果として、ここ二十年ほどの近未来に、日本列島上の日本国民が最低でも四千万~五千万人以上がロシア兵や中共の支那兵に惨殺される最悪事態に陥れる、地獄の“反・平和”情況をつくることに爆走するのであろうか。答えは簡単で単純明快。朝日新聞やNHKの記者達が、日本人を殺戮し尽くしたい“大量殺戮快楽症”の共産主義者、つまり悪魔の狂人だからだ。

 仮に朝日新聞やNHK/テレ朝/TBSが、八月、本心から平和を祈っているのなら、必ず昭和天皇の8月15日の停戦命令=玉音放送、及び田中静壱の偉大な宮城クーデタ潰しによる“玉音放送レコード盤死守”を讃えるはずである。しかし、8月15日、どの新聞もどのテレビも、玉音放送の全文でなくとも一部ですら報道したことは、過去七十六年間、一度もない。

 戦後日本は学校でも教科書でも、昭和天皇のご身体と停戦玉音放送レコード盤を守り切った陸軍大将・田中静壱の名前も偉業も一切教えない。完全抹殺である。田中静壱の八月行動についての研究論文は、大学の現代史専攻の教員は戦後三千名を下らないが、一本もない(注5)。スターリンが使嗾した大東亜戦争の地獄からスターリンの命令に違背して、日本国と日本国民とを救出したことにおいて、田中静壱とは、共産党の絶対検閲下にある大学の現代史教員や朝日新聞・NHKの記者・編集局幹部にとっては、絶対に許すことのできない“本物の平和希求行動”。だから、逆に、田中静壱を抹殺して歴史の闇に埋めてしまったのである。

 朝日新聞やNHKあるいは小中高の学校教科書における「平和」は、今でも、レーニンの「世界共産化ミール」、少なくとも「日本共産化」という意味でしか使用されていない。田中静壱の命を懸けた果敢な行動がなければ、日本のポツダム宣言受諾停戦はぶっ飛んでおり、日本列島全土は本土決戦で日本国民は阿鼻叫喚の地獄の中で最低でも二千万人が戦災死・餓死している。そして、1945年末~46年にソ連軍が日本列島に侵略しているから、満洲と同じく、日本列島はソ連の収奪でさらに二千万人以上が餓死・惨殺されている。全国の神社仏閣は、この時、一つ残らず焼却されている。

 現在日本における朝日新聞・NHKの八月報道は、(「ポツダム宣言/昭和天皇のご聖断/田中静壱の共産クーデタ潰し」の三つがなければ、100%の確度で起きた)1945年末~46年に始まるソ連軍占領下の日本列島で遂行されたはずの“日本共産化”を、この地上に再現するためのプロパガンダなのだ。“スターリン崇拝の狂人”阿南惟幾は今も亡霊として生きて朝日新聞やNHKに日本共産革命の発破をかけている。

 余談。戦後、阿南惟幾が自決した陸軍大臣公邸の跡地(国有地)に、8・14宮城クーデタ生き残り組が陸軍機密費で社会党本部の建物を建てた。これは、共産主義者・阿南惟幾を追悼する記念館だった。こんなことも知らない自民党国会議員は、日本から出ていけ!

 蛇足。特攻隊の遺書などから、公然殺人である特攻制度を創った悪魔の陸海軍幹部は、特攻隊員に「国体護持のため」を洗脳していたのが判明する。ポツダム宣言を読めば明瞭だが、王制主義者ジョージ・ワシントン/アレクザンダー・ハミルトンが建国した米国にとり、天皇制廃止は理解しがたい極左思想で、対日降伏勧告文でも、天皇制度の維持は自明で常識だった。すなわち、1945年8月、ポツダム宣言受諾の御前会議で、陸軍大臣・阿南惟幾が「国体護持のため、受諾反対」と主張したのは、スターリンの命令「日本全土のソ連への献上」を実行するための真赤な嘘だった。また、米国に占領されると天皇制度が温存され国体が護持されるが故に、天皇制廃止のため転倒して「国体護持のため継戦!」を頑強に主張したのである

ヒロシマ/ナガサキ/オキナワ追悼は、日本人“皆殺し”が目的の“赤い悪魔の舞踏会”

 日本の八月は、「戦争反対!」だけではない。一億二千万・日本人皆殺しを宗教信条とする“大量殺戮教の狂徒”共産党員たちの大絶叫「核兵器廃絶!」もまた、日本列島ところ狭しと木霊する。

 例えば、“対ロ売国奴/対中売国奴の巣窟”朝日新聞は、2021年8月6日付の社説「核廃絶は日本が先頭に立て」で、中ロと共謀し、「日本の核武装反対!」「米国の核持ち込み反対!」の国民騙し煽動キャンペーンを展開している。日本国民騙しが絶対的宗教信条の朝日新聞やNHKや共産党は、ロシアも中共も北鮮も核兵器の増強をし続け、米国の対日“核の傘”(=拡大核抑止力)を無力化し(neutralize)、日本列島に水爆を雨霰と投下することを百も承知である。いや、この「日本列島に数百本の弾道ミサイルで中ロの水爆が数十メガトンも降り注がれる」光景を想像しては快感に耽っているのが、“日本国民皆殺し狂”の朝日新聞であり、NHKであり、共産党である。

 すなわち、朝日新聞・NHK・共産党は、日本の国土と日本国民をヒロシマ/ナガサキの数百万倍で破壊尽くす/殺し尽くすことを狙って「核廃絶!」キャンペーンをしているのである。この数十メガトンの水爆による一憶二千万日本人“皆殺し”に全面協力する赤い悪魔が、共産党員女優・吉永小百合。吉永小百合は、映画「キューポラのある街」に主演した17歳の時、入党した。以来、吉永小百合は、共産党の「反核」「反原発」の広告塔として東西奔走し、今に至る。

 吉永小百合は、2021年8月6日付の『朝日新聞』紙面を使い、「ロシア様/中共様、どうぞ、日本の国土と日本国民の頭上に、数十メガトンの水爆を投下して、日本民族を一人残らず殺して下さい。日本の全都市をことごとく廃墟にして下さい」と同義の、「核廃絶!」をアピールした。

 そもそも吉永小百合が主演した「反核」映画はゴリゴリの共産党製ばかり。1966年の『愛と死の記録』は、共産党活動家・蔵原惟繕が監督。相手役の渡哲也はノンポリだから、私は東大本郷の四年生だったが、「渡哲也よ、洗脳されるなよ」と祈った。白血病は血液の癌で、原爆とは因果関係が定かでなく、少なくとも原爆固有の病気ではない。現に、水泳の池江璃花子は白血病を病み、その後、回復した。池江は、放射線量が高い、原爆投下直後の爆心地近くにいたことはない。

 米国レーガン大統領による核増強を阻止すべく、ロシアKGB第一総局に依頼されるままにNHKが“日本国はソ連の属国である”と宣言して、国民の「税金=受信料」で製作した、ソ連に捧げるテレビドラマが「夢千代日記」。1981年から84年まで合計で20回放映され、大変な高視聴率だった。主人公の芸者置屋の女将「夢千代」は「ヒロシマ原爆で体内被曝した」という、捧腹絶倒な反・科学の嘘八百物語である。反医学も度が過ぎた共産党らしい“巨悪の流言飛語流し”が目的の共産化革命“宣伝”テレビドラマ。原爆で体内被曝することなど万に一にも起こらない。そのような症例は、広島でも長崎でも一件もない。

 この脚本は、札付き共産党員・早坂暁。日大在学中、その民青活動の過激さから、早坂は警察の監視下にあった。証拠を一つ。2012年12月4日付『しんぶん赤旗』に「日本共産党に期待します」の著名人49人の名前がある。早坂暁もこの一人。ともあれ、ロシアKGB製『夢千代日記』の放映で、「NHK-日本共産党(早坂暁、吉永小百合)-ロシアKGB第一総局」が三位一体なのがわかった。

 吉永小百合の次の回想は真赤なつくり話だろう。吉永小百合は九歳の時、第五福竜丸の久保山愛吉が被爆したとのラジオ放送を聞きながら、「《久保山さん、早く元気になって》と強く思った記憶があります」と述べている。

 私と吉永小百合は同学年で、この時、ともに九歳。私は、1954年3月に始まる第五福竜丸に関する煽情的な新聞報道やラジオ放送がさっぱりわからなかった。私がロケットや原爆をぼんやりと理解するようになったのは、十歳半年を過ぎた1955年秋以降。が、九歳の吉永小百合は、私より頭脳明晰でIQが高く、放射能と放射線の区別ができたらしい。白血球を連呼するラジオ放送の嘘医学のプロパガンダも見抜いて逆解釈していたらしい。吉永小百合はアインシュタインに優る超天才だ。

 が、こんなことどうでもいい。問題は、吉永小百合が、ここで反医学のトンデモナイ大嘘を宣伝していることだ。久保山愛吉は、輸血による肝炎で死んだ。放射線障害で死んだのではない。

 そもそも日本共産党は、1950年3月、スターリンの命令で、突然、反核運動(原水爆反対運動)を開始した。米国が韓国を防衛するための反撃として、満鮮国境や韓国侵略のロシア指揮所があるハバロフスクに原爆投下をする可能性があり、この米国の選択肢を阻止する国際世論を醸成するためだった。なお、スターリンは1950年1月に“北朝鮮をして韓国に侵略させる”ことを決断した。その決行を6月と決めた。朝鮮戦争は、この通り、1950年6月、38度線越えの奇襲で始まった。

 さて、1950年代の日本人と反核。日本国民は今とは異なって九割が、この共産党の新運動「原水爆反対」を、黴菌のごとくに嫌悪し排撃した。また、「原水爆反対」と聞けば共産党 or 共産革命と正しく連想し、日本国民は共産党デモ隊に「アカ! アカ!」と指さし、強烈な反感的感情を剥き出した。

 これが変化するのは、第一段階が佐藤栄作の非核三原則。第二段階が、三木武夫のNPT条約調印。それでも、1970年代~1983年、私の核武装論にはそれ相当な支持があった。これが劇的に消滅したのは、第三段階の1983年8月6日、共産党秘密党員・中曽根康弘が、共産党が主宰する広島「反核」集会に来賓で出席したからである。レーガンの「核戦力大増強」で死活情況に追い込まれたロシアが総力を挙げて中曽根抱き込みをした成果だった。噂では、中曽根は20億円をモスクワ(西麻布のソ連大使館)から手にしたという。

 この1983年8月6日、私は余りのショックで数日間寝込んでしまった(ふて寝)。足がよろめく日々の暗鬱な夏休みとなった。が、ロシアの対日侵略による日本国の滅亡はいずれ到来すると確信した。今、この1983年の確信は、ますます高精度だったことが明らかになった。日本国の国家滅亡は近い。

 

1、佐々木友次の「生還特攻」個人史は、ノン・フィックションだが、高木俊朗『陸軍特別攻撃隊』(文芸春秋)、にかなり正確に記述されている。なお、特攻全体の戦史に関する必読書としては、最も学術的なウォーナー夫妻の『神風』、時事通信社、を薦める。

2、ソ連対日工作員・米内光政(コミュニストではなくソ連大好き、ハニー・トラップ説が正しい?)は、ヒトラー・ナチドイツが敗北した5月7日を以て、慌ててウラジヴォストークに逃亡しようと画策したが、スターリンは受け入れを拒否した。“大物ソ連人”尾崎秀実ですら1942年、捕虜交換でモスクワに移住しようとしたが、スターリンに拒否されたのだから、米内光政レベルの末端GRU工作員をソ連が受け入れることはない(中川八洋『山本五十六の大罪』、26~35頁)。が、米内光政は保身の身変わり速さを得意とし、その後は昭和天皇の庇護を求めて昭和天皇にゴマをすり捲ることに集中した。この結果、昭和天皇を尊敬するGHQの覚えを目出度くし、A級戦犯に訴追されなかった。お見事!

3、『追想 海軍中将・中澤佑』を読むと、嘘ばかり。帝国海軍は世界随一の嘘吐き提督の集団だった。例えば、猪口力平・中島正『神風特別攻撃隊の記録』は、嘘が多く読むに堪えず、“嘘吐き帝国海軍”らしい作品の一つ。海軍中佐・猪口力平とは世界一の嘘吐きで、腐敗一色だった帝国海軍の腐敗を代表する。また、戦後は中共「対日」工作員の“虚言病”奥宮正武(海軍中佐→航空自衛隊)の『海軍特別攻撃隊』(朝日ソノラマ)も、この嘘八百ぶりでは同種。海軍兵学校は嘘つき養成所だった。陸軍士官学校は共産主義者養成所だった。こんな連中だから、日本国民皆殺しの大東亜戦争=祖国叛逆を遂行したのである。

 ともあれ、海軍の神風特攻隊の編成は「中澤佑・作戦部長→及川古志郎・軍令部長」で大元帥・天皇陛下の允裁を仰いでおり、海軍特攻隊2525名を殺害した主犯が中澤佑なのは歴史事実。が、罪の意識無き“恥知らず”中澤佑は1945年8月に自裁もせず、何と1977年まで生きていた。

 日本の帝国海軍には、首都・東京を米国の反攻爆撃で焼け野原にしたくパールハーバー奇襲を敢行したサイコパス山本五十六をはじめ、人格的・能力的に真当な提督は一人もいなかった。黒島亀人などは、誰が見ても精神病院に収監すべきアカラサマな狂人。陸軍にも牟田口廉也や辻政信という稀代の狂人がいたが。

 陸軍には対ロ売国奴の真赤な共産主義者(ソ連人)が多かった。五百名をはるかに上回る数だったと某諜報機関が教えてくれた。が、根本博(反共反ロ)/田中静壱(親英、人道主義者)/樋口季一郎(反ナチ)のような一流軍人もいた。今村均(ノンポリ)のような倫理に生きた高徳者もいた。また、牛島満(親英米)や栗林忠道(親英米)など陸軍戦法に長じた者もいた。一方、海軍には彼らに匹敵する提督が一人もおらず、顕著な人材の貧困だけが特徴だった。

4、大東亜戦争に関する現代史として嘘がなく真実を穿っているのは、私の『近衛文麿とルーズヴェルト』『山本五十六の大罪』及び三田村武夫『大東亜戦争とスターリンの謀略』の三冊のみ。この三冊を読んでいない者は、大東亜戦争を語る資格はない。スケート靴を履かずにスケートリンクに入ることは禁止されているが、これと同じ。

 なお、マクロの大東亜戦争論ではなく、ミクロ・テーマに絞った良書ならかなりある。いずれこれら良書リストを発表せねばと考えている。

 序。河上肇の愛弟子で“スターリンの息子”近衛文麿は、毛沢東や金日成と並ぶ共産主義者だったため、戦後一貫して共産党によって神格化され、私が前書を書くまで、学界でも論壇でも新聞テレビでも近衛批判はどんなに小さくとも検閲で排除された。現代史の学界で共産党の弾圧に屈していないは私一人しかいない。この事実は「日本とは完全な共産国であり、自由社会ではない」現実を明らかにしている。今般のコロナ騒動で、日本が共産国で共産党独裁のファッシズム体制だと気づいた日本人が多少生まれたのは、不幸中の幸いともいえよう。

 なお、上記二冊と一緒にした“中川八洋・大東亜戦争三部作”の三番目『ソ連軍の満洲侵略を手引きした関東軍』は未完。日本国に深く詫びる。

5、田中静壱・陸軍大将に関する書籍は、副官の塚本清が書いた『あゝ皇軍最後の日 陸軍大将田中静壱伝』(日本出版共同)、たった一冊。学術論文が一本もない。日本の大学と学界が、いかに大東亜戦争を日本共産化のチャンスと考え、日本列島全土へのソ連軍の侵略・占領を潰した「ケシカラン男、田中静壱」と憎悪しているかが伝わってこよう。

(2021年8月18日記) 

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