筑波大学名誉教授 中 川 八 洋
高市早苗とは、奇妙奇天烈な(保守と極左の)二重思想の珍しい政治家。永年、偽装保守の研究をしてきた私でも、高市早苗のような“二人格を持つ人間”には、これまで一度も出会ったことがない。しかも、国防の分野になると突然、愛国心が漲るのに、高市早苗は日本国籍だが日本人でない。高市の血統は韓国系朝鮮人の純コリアン。高市の人格も思想も実に稀有。用心に越したことはない。

朝鮮には、高市のような「支那嫌い、日本大好き」コリアンが、日清戦争前より少数だが一定数存在し、これが過去百五十年近く、日本人を幻惑してきた。経済破綻した李朝朝鮮を助けようとの、福沢諭吉ら頭のおかしい日本人の大量発生は、この「支那嫌い、日本大好き」コリアンにほだされた、日本の国益が見えない輩。陸奥宗光は、福沢諭吉らを「車夫馬丁の任侠(ヤクザ)」だと蔑視した。
最上徳内とともに、近代日本外交の先駆者の双璧である勝海舟の、その弟子・陸奥宗光は、親日朝鮮人に意気を感じて、日本人が経済苦境の朝鮮人に手を差し伸べようとする義侠心に、大いなる国益毀損の危険を喝破した。陸奥の『蹇蹇録』(1895年に脱稿)に、日本人への警告として書かれている。実際にも、日本人から徴収した税金を大規模に朝鮮半島に投入することなど烏滸の沙汰。が、日本は、この烏滸の沙汰を実際に実行した。
それが、1910年の山縣有朋主導の韓国併合。しかも、李朝の王制が廃止されるのを何としてでも阻止したい王制主義者の伊藤博文に対し、「俺の個人的な権益である韓国併合に邪魔だ!」と、山縣はロシアと共謀し、哈爾濱で伊藤博文を暗殺。「邪魔者は消せ!」は、山縣の生き様でもあった。今こそ、日本人は、陸奥の遺訓を拳々服膺し、韓国系コリアン高市早苗に熱狂してはいけない。高市早苗へのフィーバーは、山縣有朋と同じく、韓国併合の大ミステークを再現するからだ。
少し脱線。昭和天皇“殺し”を目的とした、スターリン命令の反天皇クーデタ5・15事件(1932年)/2・26事件(1936年)/8・14事件(1945年)は、1910年の明治天皇への山縣の叛旗が嚆矢となって、その延長上で起きている。なぜなら、明治天皇の日頃の呟き「皇太子・李垠の即位が見たい(=韓国の王制は決して潰してならない)」を知って居ながら、王制廃止の韓国併合を進めたのだから、山縣有朋とは、「天皇の御聖慮などごみ箱に捨て置け」の公然実行者だった。この百十六年前の歴史を思い出すと、高市早苗とは山縣有朋の再来で、山縣の生まれ変わりなのにギョッとせざるを得ない。
皇位継承は天皇の大権。また、皇族のみが協議できるもの。しかし、韓国から密入航したコリアン三世・高市早苗は今、「皇位継承は、私と国会が決める。天皇よ、皇族よ、私の命令にただ従え!」と、天皇・皇族を廃絶する皇室典範“大改悪”に暴走している。このように天皇・皇族を足蹴にする高市早苗の傲慢と不敬は、1910年の一般日本国民の怨嗟と良識「韓国併合に反対! なぜ日本人が朝鮮人の飢えを救うために増税されるのか」に、「黙れ、庶民」と一喝して韓国併合を強行した百姓上がりの山縣有朋の非理非道と、余りに瓜二つ。
“天皇制廃止に暴走する“韓国系朝鮮人”高市早苗の三枚舌──麻生太郎は、“反・天皇&親露一辺倒コンビ”高市・茂木に脇に追いやられ、今や“俄か朝敵”で自滅寸前?” の続きを読む