第六章 皇統を紊乱させ皇室を廃滅に至らしめる秘密党員・櫻井よし子氏の“猛毒”養子論──“皇室二千年の叡智” 「男性宮家の数の増強(旧皇族の復籍)」をなぜ排撃するのか

筑波大学名誉教授 中 川 八 洋

(本稿は2012年5月に『撃論』第五号に発表した論文。『女性皇族「囚人」“狂”櫻井よし子論』第Ⅰ部に、第六章として追加収録する)。

 原発再稼動の問題と消費税の率上げ法案で政局が大揺れに揺れているのをチャンスとばかり、野田佳彦・民主党政権は、実にとんでもない過激な共産革命を静かに着々と進めている。天皇制度を必ず自然廃滅に至らしめる“(赤色ではない)透明な共産革命”にほかならない「女性宮家の創設」という大暴走。今、内閣官房で行なわれている「女性宮家ヒアリング」が、それ。

女性宮家“有識者”ヒアリングの奇観

 ヒアリング第一回は、2012年2月29日。選ばれたのは、“北朝鮮人”田原総一朗と“共産党員”今谷明。両名とも、皇位継承学に無縁だし、この分野の全くズブの素人。そればかりか、両名は、名だたる天皇制廃止の極左革命人士。それがどうして、有識者として呼ばれているのか。

 藤村修・官房長官は、「皇位継承の問題でなく、喫緊の課題である女性皇族問題だけに限定した(2012年2月20日、記者会見)と述べた。が、日本の歴史のどこにも存在しない荒唐無稽で奇天烈な制度「女性皇族を当主とする宮家」を創設すれば、それが様々な皇位継承問題を巻き起こすのは自明。そもそも、いかなる皇族も、「皇位継承に直結しない/関係しない」などということは不可能。こんな事実は、議論以前に明らか。藤村修・官房長官の詭弁は度がすぎている。

 しかも、この「女性宮家ヒアリング」を実際に担当するのは、京都帝国大学法学部の学生時代から民青(共産党の学生運動組織)の活動家で、卒業後から現在にいたるその生涯すべてを共産革命にささげたスターリン直系のコミュニスト、園部逸夫(現在八十三歳)である。園部といえば、天皇制廃止と同義である女性天皇/女系天皇/女性宮家をまとめた、あの悪名高い『皇室典範に関する有識者会議報告書』(2005年11月)の座長代理だった。

 この座長は、名ばかりの吉川弘之(元東大総長、学生時代は東大民青のリーダーの一人)だった。吉川弘之の専門がロボット工学のため、「(座長の吉川は)園部のロボット」と揶揄された。それほど「2005有識者会議」は、園部逸夫ひとりの独擅場だった。その『報告書』も100%園部逸夫の作品、つまり100%共産党製。

 そんな狂信的な共産党員の園部逸夫が、七年前と同じく「2012女性宮家ヒアリング」のリーダーである。結果として「2012女性宮家ヒアリング」は、七年前の小泉純一郎首相肝いりの『有識者会議』をそっくり引きずって必ず全く同じものになる。つまり、今般の「2012女性宮家ヒアリング」は、悠仁親王殿下のご誕生で女性天皇・女系天皇による天皇制廃止革命を理論化した『2005有識者会議報告書』がいったんお蔵入りしたので、表紙デザインの色を変え百%同じ内容で復活させる死体カラーリング工場のようなものか。

 即ち今般、ヒアリングの招集された似非専門家たちは、園部逸夫が操る“操り人形”になるのを快諾した、『2005有識者会議報告書』と全く同一内容のものを、さも相違するかに踊り演技をする俳優・女優を引き受けたと言える。表1に園部逸夫の操り人形たちをリストしておく。

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第五章 憲法“大改悪”を奨め、共産党ファシズム体制づくりに狂奔する秘密党員・櫻井よし子

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

(本稿は『女性皇族「囚人」“狂”櫻井よし子論』第Ⅰ部第五章。「発売6月10日予定、編集者渡し最終5月27日」に間に合わず、同書に未収録)。

 日本に(1906年以降消滅していた)保守が四十年ぶりに復活したのは、米軍が日本に進駐しGHQが七年間(1945・9・2~1952・4・28)、日本を統治してくれた成果である。“保守主義者の天才”昭和天皇が初めて天皇らしく君臨されたのは、GHQ統治の七年間だけであった。日米安保条約も沖縄県の米軍基地も昭和天皇のご発案である。

 また、1917年のレーニンのロシア共産革命以降、日本で保守や保守主義者のイデオロギー「反共・反ロ・親英米・反ナチ」が初めて標榜できるようになったのも、GHQが統治したからである。戦前の日本とは、レーニン/スターリン/マルクスに狂喜する社会主義・共産主義一色であった。ために、昭和天皇は、スターリンに使嗾された共産主義者のクーデタに(5・15/2・26/8・14と)三度も襲われ、最後の8・14宮城クーデタでは銃殺される寸前だった。

 昭和天皇は、1946年元旦詔書で、1935年の「国体明徴声明」を厳しく御非難された。天才の昭和天皇は、「国体明徴」が「日本国をスターリン体制の独裁国家に改造せよ」の隠語なのを喝破されておられた。1946年元旦詔書の渙発を含め、GHQのお蔭で日本は、多くの正常化を可能にした。

 同様に、米国の太平洋戦争も、日本列島をスターリン侵略から護り、昭和天皇を救出し天皇制度(国体)を護持する戦争だった。つまり、日本に進駐するマッカーサー元帥の米軍とは、日本にとっては文字通りの神風だった。米国の“対日戦”勝利と進駐により、日本は亡国を免れた。

 太平洋戦争とは、かくも日本国と米国が入れ替わった、人類史上類例の無い奇妙な戦争。敵国・米国が日本の国体を護持せんとし、“スターリンの犬”日本が自国の国体を破壊し国家廃滅に至らしめるのを戦争目的とした。

昭和天皇を初め日本の保守/保守主義者は、大東亜戦争否定&東京裁判支持

 しかも、GHQのお蔭で、昭和天皇を初め日本国に保守/保守主義者が、(1905年末に消えてから)四十年ぶりに再生。日本の保守/保守主義者は、共通して大東亜戦争否定&東京裁判肯定に立脚する。この事実は、これと真逆の大東亜戦争肯定論/東京裁判否定論が共産党員・共産主義・アナーキストから唱道されてきた事実と符合する。

 後者の大東亜戦争肯定論は、1963~5年の林房雄の『中央公論』誌連載が嚆矢。天皇制を罵倒し嘲笑し続けた強度な共産主義者の林房雄は、偽装離党など演技上手の芸人。コロリと騙されたのは、無垢な三島由紀夫だけではなかった。

(備考)1965年頃、林房雄を保守だと逆さに誤解した日本人は、かなり多い。番町書房の社長は反共だったが故に、この連載を単行本にした。本郷の三年生だった私は、これには吃驚。反共が大東亜戦争否定論ではなく肯定論に反転・洗脳されたのか/「ソ連→林房雄」の狙いはこれなのか、とボンヤリと感じ、ぞっとした。以来、林房雄と昵懇な三島由紀夫を軽蔑するようになった。

 ブレジネフ語「東京裁判史観」で表現される、東京裁判否定論は、翌年のアフガン侵略で日米間を離間する心理作戦として、ソ連KGB第一総局が1978年、日本国内に流布したのがその嚆矢。それ以前の日本では、東京裁判が昭和天皇を不起訴とし天皇制度を護持したことで、東京裁判への感謝と支持が絶対多数だった。(日本共産党員を例外として)日本国民の九割がそうだった。

 天皇制廃止の公然たる革命運動の一つ“東京裁判否定”論は、靖国神社宮司でGRUロスケ&共産主義者の松平永芳(昭和天皇が蛇蝎と排撃した「皇国史観」の狂信者)が、1978年10月、昭和天皇を騙してA級戦犯を靖国に合祀したことで、日本会議など民族系のドグマとなり、燎原の火となり日本中に広まった。この合祀に昭和天皇は怒髪天を衝く勢いでお怒りになられ、天皇は、靖国への御親拝を拒否。以来、天皇の御親拝は今に至るもない。拙著『昭和天皇と靖国神社』を参照せよ。

 尚、KGB語「東京裁判史観!」も、同じ1978年に日本で流布が開始。この事からも、昭和天皇銃殺の8・14クーデタの(おバカすぎて参加させてもらえなかったが)仲間だった松平永芳の「A級戦犯“靖国合祀”は、KGB第一総局の命令だった」と推定しても、的外れではないだろう。

 ルソー狂徒で共産主義者の小堀桂一郎(「レーニン史観」の変名「皇国史観」の信者)は、反・歴史の偽情報本『東京裁判の呪ひ』(PHP、1997年)を出版し、日本会議を“共産党の別動隊”“KGBの犬”に仕立てあげた(中川八洋『小林よしのり《新天皇論》の禍毒』第八章、オークラ出版)。“KGBロスケの敵性人士”櫻井よし子氏(以下、敬称略。備考)は小堀桂一郎を継ぎ、公然と共産党と組み、東京裁判否定論の宣伝に全力疾走中。今も、その勢いに緩みはない。

(備考)私が、櫻井よし子の顔を見た最初は、日テレ「今日の出来事」のTV画面で1980年。多くの人は美人だと言ったが、私は、般若の面にしか見えず、恐怖を感じた。彼女の口周りの異様な容貌は、ツングース系の騎馬民族のそれ。類似の口周りをもつ日本人女性を、私は今に至るも一度も見たことが無い。

 その一例。党籍ある共産党員・篠原敏雄(国士舘大学教授)が主催した「東京裁判シンポジウム」の基調講演(2017・11・2)は櫻井よし子(『新・東京裁判論』第一章、産経新聞社)。東京裁判の速記録も読んでいない“無学・無知の権化”櫻井よし子が、知ったかぶりの厚顔無恥で日本人相手に現代史を語る“異常な傲慢”性は、彼女が日本に侵略してきた北朝鮮人で日本人ではないから可能な行動。櫻井よし子の東京裁判否定論と「天皇・皇族を殺せ!」は、日本憎悪教という、一本の木に咲く猛毒の二つの花。赤と黒で色が異なるが、別々の木の花と錯覚してはいけない。

 上記の事実は、もう一つの事実「東京裁判肯定/大東亜戦争否定の保守・保守主義者は、強度な天皇制度護持論者」と対極的な関係で整合している。心底から天皇制度の護持論者である真正の日本国民は、昭和天皇の聖性を護持した東京裁判に対して“感謝/感謝/感謝”を捧げる。キーナン検事の銅像を皇居前広場に建立したいと考える。

 尚、昭和天皇以外の保守・保守主義者を一部、リストしておく。全員、GHQが日本統治した“お蔭”で誕生し、それぞれに活躍できた。政治家・官僚では、吉田茂/幣原喜重郎/曽野明。学者・評論家では、竹山道雄/福田恒存/林健太郎/磯田光一/平川祐弘/勝田吉太郎/中川八洋ら。GHQと東京裁判が無ければ、これらの保守人士は、日本には一人も産まれていない。

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在日スターリン菅義偉(スガーリン)がぶっ壊した“立太子パレード”“宮中饗宴の儀”を催行しよう──2017年特例法を廃止し、「皇嗣」を「皇太弟」に糺し「東宮職」復活をせねば、天皇制度の自然消滅は不可避

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

 菅義偉は首相官邸で、2020年10月8日、「式典委員会」を開き、“立太子”の礼を廃止的に排斥すべく、反・伝統のデッチアゲ「立“皇嗣”の礼」を一ヶ月後の11月8日に強行すると決定。実際にも、紛いもの“伝統に違背する奇天烈”「立“皇嗣”の礼」を同日に強行した。北朝鮮から日本に侵入してきたコリアン3世・菅義偉は、法政大学に在籍中、共産党に入党。教条的な“残虐”共産主義者は、「日本国民」とは真逆。福島瑞穂に菅直人を重ねても、菅義偉の凶悪さには及ばない。

 実際にも、スターリンの天皇制廃止命令(コミンテルン32年テーゼ)を、シーラカンスの如く奉戴する菅義偉の天皇制廃止に懸ける妄執と狂気は、そこら辺の天皇制廃止の与太者とは次元を異にする。筋金入りの共産党指導者「河上肇→志位和夫」より、はるかに凶悪な敵国人が、菅義偉である。

 さて、菅義偉が独裁的に強行した、2020年11月8日「立“皇嗣” の礼」は、表1で明らかな如く、実に異様そのもので、あるべき立太子礼とは似ても似ていなかった。

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在日マタ・ハリ櫻井よし子は、鈴木宗男を超える凶悪ロスケ──「安倍晋三の四島ロシア献上」に狂喜し、ロシアのウ“侵略”を大応援

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

(本稿は、2019年7月13日upの「ロシアKGB工作員‟在日マタ・ハリ”櫻井よし子は、敵国人ロスケ安倍晋三の犯罪を、どう巧妙に隠蔽したか」の全面改訂版)。

 日本には現在、四千人以上のロシアKGB工作員が、官界/政界/学界/新聞TV界/出版界/ネット界の全てを完全支配している。官界でのKGBロスケは、外務省/経産省/防衛省/自衛隊に、無数の細胞(巣窟)を構築し、これらを牛耳っている。

 日本とは、1937年7月、スターリンの命令で大東亜戦戦争を開始し、“アジア共産化の走狗”(「スターリンの犬」)となった。以来、すでに約九十年、日本は実態的にはロシアの属領であり続けている。北方四島へのロシア侵略も、南樺太・千島(クリル)諸島へのロシア不法占拠も、日本は容認している。これをロシア河から鳥瞰すれば、日本は対ロ“主権喪失”状態を正常と考える“惰弱と無道徳の半・国家”である。

 日本は、1937年以来、GHQ占領七年間を除き、対ロシアで独立国家だったことは一度もない。ソ連大使館が指揮した1932年の5・15事件(日本共産化クーデタ)から数えると、この“ロシア支配地・日本”の情況は、既に九十二年間に及んでいる。が現在、日本人で、「対ロ独立」「対ロ主権回復」を叫ぶ者は、私ひとりを除いて、とうとうゼロ人。

 今や日本は、ロシアに加え、中共の属国状態にもなっている。このままでは日本は、中露に分割されて消滅するが、この日本国死滅はもう目前に迫っている。

 ついで。朝鮮人の日本支配構造に関して一言。1910年の韓国併合以来、日本は、“朝鮮人に無料で搾取される乳牛”であり続けている。つまり、日本の方が、百十年以上、朝鮮人の植民地なのだ。実際にも、北朝鮮の核弾道ミサイルの開発と配備の費用は、ほとんどが日本からの送金。これ、日本こそ、朝鮮半島に「併合」「搾取」されている状態ではないか。

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《女性皇族の女奴隷化》法を立法する“非道の人非人”麻生太郎&額賀福志郎に対し、国会議員資格を剥奪し懲役十年とする立法こそ急ぐべきだ!──皇位継承の安定確保は、“旧皇族の復籍”“公家制度の復活”“皇族会議の復活”のみ。他策は無い

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

(備考)本稿は連載「皇室典範“爆殺魔”櫻井よし子氏は、在日マタハリ」の第三弾

 麻生太郎が盲ハンコ的に了承した(2024年4月19日)、政府「有識者(無知無学者)会議」報告書は、2021年12月22日付け。だから、表面的には岸田内閣の『報告書』に見える。が、この『報告書』に限り、同年9月に退陣した菅義偉が岸田の了解を得てまとめた、純度100%の菅義偉の『報告書』。

 ただ岸田文雄は、菅義偉に『報告書』の国会提出を約し、実際に細田博之・衆議院議長に手渡している。意外に常識人の細田博之は、この報告書に強度の天皇制廃止の臭いを嗅ぎ棚晒しにし、約二年間放置。この寝ていたトンデモ報告書を国会で議決させんと起こしたのは、一年十ヶ月後の2023年10月、無学・無教養の“売名屋”額賀福志郎が衆議院議長に選出されたからである。

 “過激な反日で反・天皇のコミュニスト”菅義偉とその同志の茂木敏充に操られた、漢字も読めない“白痴型の党内政治屋”麻生太郎は、岸田文雄が自民党総裁として自民党内に設置した「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」の会長に就いた。麻生のもともとの持論は、旧皇族の復籍だったが、何ら見識も知識もない“脳内カラッポ”麻生太郎は、同懇談会を実態的には牛耳る中核派コリアン茂木敏充と天皇制廃止シンパ木原誠二(夫殺しの女を妻にする異常人格者)の操り人形となり、菅義偉が練りに練った、皇室典範を爆殺して“天皇制度の自然消滅”に至らしめる共産革命アジェンダである菅義偉『報告書』を了承した。

 要は、麻生太郎は、「志位和夫→コリアン党員・菅義偉→コリアン・アナーキスト茂木敏充→コミュニスト・シンパ木原誠二→ノンポリ麻生太郎」という命令構造の、その末端。つまり今、麻生太郎とは、共産党・志位和夫に言われる通りにキャンキャンと(意図せずして)“赤い声”を吠えまくる、天皇と皇室に弓引く“志位和夫/菅義偉が率いる朝敵軍が放つ、最前線で特攻するドアホ二等兵。

 ともあれ、2024年4月19日のネットは、天皇制廃止の反日極左の新聞『朝日新聞』『毎日新聞』だけでなく、その他も「万歳!」がどよめいていた。この歓声に、“菅義偉の犬”で脳重量ゼロ㌘の額賀福志郎は意気軒昂と、天皇制廃止を決定する皇室典範の前面破壊に暴走一路。これからの日本国は全ての自由を喪失し、共産党ファッシズム体制の中で死滅的な終焉を迎えるだろう。バカは死んでも治らないが、バカ以下の一億日本人は、ひたすら国家もろとも死滅へと爆走する。

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天皇の大権である皇位継承の国会“簒奪”は、赤色陸軍8・14宮城クーデタを超える、赤色国会の天皇制廃止クーデタ──皇室典範“爆殺魔”櫻井よし子は、在日マタハリ(中)

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 日本では今、1936年2・26クーデタ事件や1945年8・14“宮城”クーデタ事件が、そっくり再現されている。かつての赤色陸軍が、赤色国会に変わっただけで、本質も実態も全く同一。いずれも天皇制を廃止して、日本を共産社会に革命することを目指している。つまり、2016年に“悪魔のコミュニスト”安倍晋三(河上肇の化身)が開始した“天皇制廃止の共産革命”は、八年をかけて2024年、天皇制廃止の第一段階を完成するだろう。

 この意味で、赤色首相三羽烏「安倍晋三→菅義偉→岸田文雄」が推進する2016~24年の天皇制廃止八年間革命は、1936年2月26日~1945年8月14日深夜に至る八年間半の、昭和天皇銃殺もアジェンダに入っていた戦前・戦時の天皇制廃止革命と寸分変わらない。

 前者は、後者のクーデタを偶然にそっくり繰り返しているのではない。米国の日本国救出だった“太平洋戦争”とGHQ進駐で、未完となった(1936年2月26日~1945年8月14日深夜の)スターリン命令の共産革命を、継続して完成させる続行革命である。そっくりの同一性は、そう意図した結果。

 なお、2・26事件を「皇道派・統制派の抗争」等と、歴史の真相を隠蔽する共産党史観で解釈してはいけない。2・26陸軍クーデタは、スターリンが命令したクーデタ。昭和天皇を監禁し、河上肇系の共産主義者・秩父宮殿下を天皇に据え日本をスターリンの傀儡国家にするのが目的のクーデタ。8・14宮城クーデタも、スターリンに命令されて、昭和天皇を銃殺し“ポツダム宣言受諾の玉音放送”を粉砕し、ニセ詔書「継戦!」を渙発するのが目的の、史上空前に残忍極めるクーデタ。田中静壱・陸軍大将の身を挺した阻止行動で未遂となったのは、奇跡以外の何物でもない。

“天皇の大権である皇位継承の国会“簒奪”は、赤色陸軍8・14宮城クーデタを超える、赤色国会の天皇制廃止クーデタ──皇室典範“爆殺魔”櫻井よし子は、在日マタハリ(中)” の続きを読む

皇室典範“爆殺魔”櫻井よし子氏は、「在日」マタハリ(上)──“旧皇族の復籍”を阻止する猛毒「養子」は、養子“禁止”を定める現・皇室典範を爆殺・霧消し、日本の天皇制度を廃滅に至らしめる

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

(本稿の経緯)この論考は、2022年1月10日頃に執筆を開始したが、ロシアのウクライナ侵攻が迫る事態の発生で、数日後の17日に中断し、そのまま忘れたもの。それから二年を経て今般、執筆中断のこの論考をハッと思い出し、急いで上梓することにした。額賀福志郎が衆院議長になるや(2023年10月20日)、国会と内閣府における共産党の動きが密やかだが激しいものになったからである。額賀福志郎は、志位和夫の代理人・菅義偉に使嗾され、“共産党の犬”となって、天皇制廃止に暴走している。

 皇室の“法”たる井上毅「起草」の明治皇室典範は、戦後すぐ、宮澤俊義らによりズタズタに改悪された。が、王制主義者が主流のGHQの抵抗により、二千年来の“法”「皇位継承者は男系男子のみ」「養子の禁止」は、かろうじて護持された。この「男系男子のみが皇位を継承する」を大改悪して廃止する法案を、今また、コミュニスト岸田文雄の下で、“共産党──菅義偉(共産党員)──額賀福志郎(ノンポリ)──岸田文雄(共産党員)”四人組が着々と進めている。

 この四人組の事務局として全体を牽引しているのが、残忍な共産党員・山崎重孝(元内閣府事務次官)である。山崎重孝は、2019年4月30日、先帝陛下に対し“譲位を禁止して退位を強制した、熱狂的な天皇制廃止“教徒”宮内庁長官・山本信一郎(京都大学府法学部「民青」リーダー)のクローン。天皇制廃止に直結する“皇室典範の大改悪”が、目前に迫っている。

“皇室典範“爆殺魔”櫻井よし子氏は、「在日」マタハリ(上)──“旧皇族の復籍”を阻止する猛毒「養子」は、養子“禁止”を定める現・皇室典範を爆殺・霧消し、日本の天皇制度を廃滅に至らしめる” の続きを読む

ゾルゲ事件の尾崎秀実を超えたKGB小泉悠氏の「対日」洗脳工作──日本の北方四島“無血進駐”を恐怖で断念させる“猛毒の悪書”小泉悠『オホ―ツク核要塞』 

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 日本が“ロシアのポチ”になったのは、日露戦争でロシアに勝利した直後。その嚆矢が、ロシアの要求する通りに署名した、1907年の第一次日露協約&第一次日露秘密協定。続く(人類史に例を見ない、外国人である朝鮮人全員に日本国籍を付与し、日本は主権国家の自国を致命的に毀損し、日本民族としての矜持を完全否定した)1910年の韓国併合は、ロシアの百%命令通りの愚行の決断。日韓併合によって、日本は、自国の内政の奥深くまで“ロシアの操り人形”に改造された。

 すなわち、今の2024年は1907年からすれば百十七年間が経つ。この百十七年間、日本は、GHQ占領期の七年間を除き、ロシアに対し主権国家であったことは一度もない。この“ロシア属領”日本百十七年史は、今後もこのまま永久化していく。そればかりか、この日本の対ロ属領状態(対ロ主権“献上”状態)は、改善される方向とは逆に、ますます惨めなものになっていく。

 日本列島は遠からず、全土がロシア領になるかorロシアとロシア同盟国の中共や北鮮とで三分割される。近未来の日本列島が、日本国である可能性は確率ゼロ。日本が名目的な主権国家であり続ける可能性すら、現実には1㍉も存在しない。

鈴木宗男の後継者ユーリー・イズムィコは“KGBの真打”。モスクワ派遣のロシア人以上の高級プロ

 日本が1907年から百二十年間もロシアの属領であり続けてきたため、当然に今では、日本は亡国一直線になった。が、“ロシアの属領”の地位を選択したのは、日本自身である。日本は1907年以来、ロシアに対して主権国家としての自覚や矜持を、ほんの僅かも有することはなかった。

 例えば、1945年の敗戦時点、日本には、最低推定値で、学者/官僚/陸軍軍人/新聞・出版社のジャーナリストの総計二千人がGRUロスケだった。この日本中スパイだらけは、1926年に始まった。しかし、1926年から1945年の十九年間、日本は、ロシア工作員を取り締まったことがほとんどない(企画院事件が例外)。また日本は、GRUロスケだらけの状態を憂慮したこともない。

 脳天気と言うより、祖国を守ろうとする意思や精神が、1905年秋の日露戦争勝利と同時に、日本人からスッカラカンに消えたのである。1905年秋から突然的に日本人の資質は大劣化したのである。が、この事実を指摘し、日本人に警告したのは、私以外、司馬遼太郎ぐらいしかいない。

 日本人は、国民全員が、1905年秋、愛国心を忘却・遺棄した。2025年の来年は、ちょうど、その百二十年周年に当たる。この異様な、日本人の愛国心喪失病は、一度も改善されることは無く、年々ひどくなるばかり。今や、一億日本人が雁首ならべて重度に発症中。ために日本中が、愛国心喪失病で魂を腐蝕させた、非・日本人の“日本人の屍体”だらけになった。

 一億日本人の愛国心喪失病は、二期に分けると、わかり易い。第一期が、「1905年秋~1925年」の愛国心喪失病に罹患した期間。第二期が、“レーニン狂のロスケ”後藤新平が主導した、1925年の日ソ基本条約(日露国交回復条約)以降の今に至る、日本が内政も外交も“ロシアの犬”一色になった百年間の期間。1926年から今に至る百年間の日本とは、“愛国心喪失病”の上に“ロシアの犬”病を重ねた“ダブル重病”罹患状態なのだ。

 だからロシアは、日ソ基本条約以降の戦前では、日本人GRUロスケを増産に継ぐ増産のし放題。GHQが去った1953年以降の戦後では今も、日本人KGBロスケの大量生産をし放題。ロシア流のGRUロスケ/KGBロスケ大量生産の方法は、「新規洗脳」と「継承」の高頻度で繰り返すやり方。

 「継承」について若干の説明。例えば、小泉悠氏(以下、敬称略)は、ミクロでは“赤い外交官”KGB河東哲夫を継いだ対日工作員。が、モスクワのKGB第一総局(SVR)からすれば、即ちマクロ的には、今般の露烏戦争に関するデタラメ嘘宣伝でボロボロになり“用済み”鈴木宗男に代わって鈴木宗男を継承する“日本随一のKGBロスケ”。両名の属性を表1に比較しておこう。

表1;稀代のロシア「対日」工作員・鈴木宗男を継承した“完全ロシア人”小泉悠

 

鈴木宗男

小泉悠(ユーリー・イズムィコ)

自己認識「ロシア人」度

「俺様は百%ロシア人」「国籍は日本人だが、いやで仕方がない」

「僕は百%ロシア人だから、葬儀はモスクワを予定。墓もモスクワ」

血統

北朝鮮人(朝鮮総連に所属)。父親が小作人の日雇い労務者として日本に移民。

日本人。祖父はシベリアで共産主義者になり、舞鶴から代々木に直行し共産党に入党。父親も党員。

任務

“ロシア国民”のアイヌ保護を名目に、ロシア軍の北海道侵略を手引く。嘘「アイヌ先住民」を立法。

北方四島に強大なロシア軍を駐屯させ、北海道を西・北・東から急襲させる。

これまでの成果

①   四島へのビザなし交流。元・島民の99%を親ロに洗脳。②日本領の樺太に日本総領事館を設置し、「樺太=ロシア領」にした。

「令和の尾崎秀実」小泉悠は、これから大変な大成果を挙げる。“兵器学の達人”朝鮮人民軍・中佐JSFなど、小泉の周りは赤い不審者が大挙して集結中。

“辣腕”工作員の基盤

外務省の官僚を恐喝と人事で牛耳る強力な国会議員になった。

「ロシア軍に関する日本一の権威」を確立し、「対日」洗脳工作一途。

マスメディアの露出度

(日本の新聞TV出版界ネット界は共産党とKGBが99%支配しているので)露出度は無限。

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“ゾルゲ事件の尾崎秀実を超えたKGB小泉悠氏の「対日」洗脳工作──日本の北方四島“無血進駐”を恐怖で断念させる“猛毒の悪書”小泉悠『オホ―ツク核要塞』 ” の続きを読む

“野蛮主義の暗黒時代”に突入した世界──《明日の日本は、今のウクライナ/今のイスラエル》が見えない日本人

筑波大学名誉教授 中 川 八 洋

 ガザ軍事作戦のイスラエルに対する、世界の風当たりは、常軌を逸して異様。余りに過激だし過剰に偏頗。不自然すぎる。

 2001年ビンラーディン9・11テロに対し、米国は直ちに「アフガンに潜むテロ組織アルカィーダ攻撃」を開始。この時、世界は、これを自衛権の正当な行使だと納得し、しかもその迅速さに感心もして拍手すらした。2023年10月7日以降のイスラエルの「ハマス撲滅軍事作戦」を、この2001年9月~12月の世界と比較すると、相違が大きすぎる。看過してはなるまい。

 テロ組織撲滅に敢然と剣を振るうイスラエルが称讃されるのではなく、逆さに轟轟たる非難を浴びる状況は、2020年代の世界が、どす黒い“無法な野蛮主義vandalism/barbarianism”に支配されている証左。確かに、十三世紀蒙古人プーチンの2008年グルジア侵略から、“無法な野蛮主義”が世界を席巻するようになった。2014年3月のロシアのクリミヤ半島侵略・併呑で、“無法な野蛮主義”は本格化した。

 だが、目をウクライナだけに奪われてはいけない。2024年2月16日、イスラエルの自衛権行使を支持する米国バイデン大統領が、ハマスの軍事拠点の一つラファへのイスラエル進撃制圧を「しないよう」発言した事例も、一見すればマイナーだが、この“無法な野蛮主義”に数えられる。

 なぜなら、このバイデン発言は、一般ガザ・アラブ人への被害を避けるためとの妄想型美名に粉飾されているが、イスラエルの自衛権行使を阻害し、ハマスのテロ“容認”をしている。ネタニヤフ首相は即時、バイデンに拒絶を通知したが、この方が世界の法秩序維持に寄与し、世界平和に貢献する。今、世界で、無法な野蛮主義と戦っているのは、ウクライナとイスラエル。両国の、自国と世界の平和のために自己犠牲する騎士道精神には、ただただ頭が下がる。

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イスラエルの兵制&核武装は、日本の“国家生存の師匠”

筑波大学名誉教授 中 川 八 洋

 日本が国防で師と仰ぐべき“本物の師匠”が世界に三ヶ国ある。フィンランド/スイス/イスラエル。本稿は、凶悪テロ団体ハマスとその“共謀犯”UNRWA(国連パレスチナ難民支援事業機関)と果敢に戦う、“義勇の騎士”イスラエルを考察するもの。が、イスラエルは日本国が尊敬すべき偉大な師匠だから、本稿を読まれる健全で立派な日本国民は、イスラエルに言及する時は、心の中で“イスラエル先生”と、正座して呼ぶ礼節を忘れてはいけない。礼節は愛国精神の始まりである。

 イスラエルと日本は、敵性国家群に包囲されている厳しい戦略環境を共通とする。両国のこの地政学的な酷似性は、両国を、“地理における不幸の星”に生まれた双子の兄弟にしている。ユダヤ教徒のイスラエルは、自国の周りを全てイスラム・アラブ人とイスラム・ペルシャ人から包囲されている。イスラエルの平和と永続は、これらの外敵侵略を排除して、これらに平和共存策を強制する以外、他策が無い。

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