ハマス“快楽殺人”テロリズムを礼讃する日共“党員”学者が突然、なりふり構わず、大嘘・奇論・狂説・中傷誹謗を大量に新聞TVネットに垂れ流している。どうして?──篠田英朗(東京外大)&池内恵(東大)の解剖(Ⅰ) 

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

(本稿は11月18日に上梓。19日から「まぐまぐ17号」の原稿執筆などで忙しく、気付いたら十日間もブログupを忘れていた。この間に、ガザ情勢に変化と進展が起きた。修正するのが通常だが、論旨に変りがないので無修正でupする。御容赦)。

 本論に入る前に、禁治産者より劣悪な“異常なお門違いばかり”イスラエル情報宣伝戦に対し苦言を呈しておきたい。15日、イスラエル軍は、シファ病院に百人ほど兵士を突入させた。が、この小部隊の目的の筆頭は、シファ病院に強制避難させられている“人間の盾”偽装避難民約2000人をガザ南部に退避させることではなかった(備考1)。二番目であるべき院内捜索が筆頭だった、お門違いの順番に、私は呆れ果てた。シファ病院を900㎏爆弾投下で粉々にし、地下司令部をむき出しにするのが優先すべき軍事作戦だろう。

(備考1)イスラエル軍が、シファ病院のスタッフ/患者/一般避難民に対し、ガザ南部への退避を命令したのは突入から三日後の11月18日。本稿上梓の後だったので、記事内容を訂正していない。

 次に、英語が多少できる“お馬鹿”二等兵に、この病院から逃げ出した20人ほどと推定されるハマス戦闘員が残したAK47ライフル銃や銃弾などを並べさせ、当たり前すぎる「ここにハマスがいた!」と動画で説明させていた。情報戦は、事実を正確に伝えるだけでなく、簡潔に敵の悪辣非道ぶりを発信することが要。それができるのは、40代で大佐になった特別に秀才の将校しか務まらない。秀才のエリート将校なら、この動画を次のように説明しただろう。

“ハマス“快楽殺人”テロリズムを礼讃する日共“党員”学者が突然、なりふり構わず、大嘘・奇論・狂説・中傷誹謗を大量に新聞TVネットに垂れ流している。どうして?──篠田英朗(東京外大)&池内恵(東大)の解剖(Ⅰ) ” の続きを読む

中東の平和秩序は、1978年の反ロ連合「サダトのエジプト+イスラエル+パーレビ国王のイラン」を再構築せずして到来しない──仮にも中東の平和を念じるなら、世界は、中東からのロシア排撃の第一歩“イスラエルのハマス殲滅作戦”を支持・応援すべきである

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 日本のいかがわしい&凶悪な自称専門家たちは、偽情報垂れ流し&国民騙しの朝日新聞/NHK/TBS等の赤い報道と組んで、中東問題を「イスラエル対アラブ諸国」「イスラエルのユダヤ人対パレスチナのパレスチナ難民」に視野狭窄させ大きく歪曲することに邁進している。そこには、「ロシアの中東“浸透/攪乱/支配”」という、中東の国際政治の最核心部分が、ぽっかりと抜けている。

 オスマン・トルコ帝国崩壊後、すなわちオスマン・トルコによる中東秩序が消滅した後、スターリンのロシアは、イラン/アフガンだけでなく、中東の中枢に深く浸透。欧州の第二次世界大戦終了1945年5月時点、ロシアは、エジプト/イラン/アフガンだけでなく、中東のあらゆる箇所に“ロシア橋頭保”を築き、三十年前の1918年11月時点の中東情勢とは全く別次元に変貌させていた。エジプトが、スターリンが育てた“中東の毛沢東”ナセルに簒奪され、王制を廃止したのは1953年。人類史上、スターリンの謀略力は、金メダルのチンギス・カンに次ぎ、第二位の銀メダル。

中東“攪乱”の天才ロシアは、中東“支配”と中東“戦争恒久化”の天才でもある

 以下、ロシアの中東“浸透”史のうち、1976~81年のそれを振り返ってみよう。1970年代は、ソ連(ロシア)が大膨張する予兆が色濃く、欧米の軍事専門家は、かなり真青だった。私は、ソ連の海軍力が隻数・トン数で米国の四倍になったことに愕然とし、また核兵器専門家の卵として核搭載バックファイア爆撃機/SS20弾道ミサイルの撃破について、未熟ながらあれこれ思案していた。

 1979年12月第一週のウィーンで、「パキスタンに核弾道ミサイルがあれば、一基で、タシケント空軍基地のバックファイア爆撃機数機を一瞬で灰燼に帰せる。よって、日本国はパキスタン核武装を支持する」との私の演説は、この日頃の思案の成果の一つ。なお、私への日本政府の訓令はたった一行「適宜対処されたい」だったから、日本政府代表の私の“パキスタン核武装支持”演説は、訓令違反にはならない。

(1)1970年代の西側が劣勢の度合いを強め、ソ連が一方的に強大になる中、ロシアに一矢を報いたのが、エジプトのサダト大統領の外交の大転換。なぜなら、サダトこそは、共産主義者で“スターリンの息子”ナセル前大統領のロシア一辺倒狂つまり超・親ロ路線を、180度逆に噴射して親米反ロに舵を切った英雄。具体的にサダトは1976年3月、ソ連・エジプト友好協力条約を破棄した。

“中東の平和秩序は、1978年の反ロ連合「サダトのエジプト+イスラエル+パーレビ国王のイラン」を再構築せずして到来しない──仮にも中東の平和を念じるなら、世界は、中東からのロシア排撃の第一歩“イスラエルのハマス殲滅作戦”を支持・応援すべきである” の続きを読む

フリースクールを全面否定した“真正の勇者”小椋正清・東近江市長は、偉大な愛国者──日本人の劣化・動物化が目的の、共産革命「学校解体=フリースクール」運動を放置すれば、日本国は崩壊を免れない

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 滋賀県東近江市長・小椋正清氏の発言「フリースクールは、国家の根幹を崩しかねない」は、学問的にも正しく、実に知的に高い見識。非の打ちどころがない。が、これほど常識にも富んだ正しい見識を擁護する声が、日本のどこからも全く聞こえてこない。日本は知も精神も喪失し、完全な一億屍体の墓場と化している。

「フリースクールは国家の根幹を崩しかねない」は学問的に正しい。称讃されるべき知的な高い見識

 実際にも、福祉だ! 給付金を寄越せ! と、一億乞食ばかりとなった世界最低最悪の国家・日本では、フリースクールについての初歩的な事実すら誰一人知らなくなった。フリースクールとは、日本共産党が、日本を共産社会に革命することを目指し、日本の子供たちから人間が持つべき遵法の慣習や学的教養を剥奪し、共産主義的人間(野獣や家畜化した非人間)に改造することを目的とした、恐ろしい悪魔の反・教育。フリースクールには、これ以外の特徴は基本的には存在しない。

 少し学的な表現にし直すと、フリースクールは、日本国の次代を育てる学校教育制度を根底から破壊するための「学校解体」の革命運動。学校教育は、次代の日本国民が、この日本国を継承して維持し発展させていくことを目指すものだから、それは現・日本国の根本が現在のままに継続する慣性力をもつ。

 一方、共産党は、「現在の日本そのもの/現在の日本人」を憎悪し、それらをこの世から抹殺することを目指す、ルソーとマルクスとレーニンを崇拝する“血塗られたカルト宗教団体”。故に、共産党は、現・日本国が現在のままに世代間継承されて存続していくことを、絶対に許さない。つまり、この狂気において共産党は、現在の学校教育を、その学習指導要領とともに全否定し、共産党の共産革命に役に立つ“動物化した非・日本人”に子供の人格を劣化・改造することに執念を燃やす。

 謂い換えれば、日本という国家の根幹を、木っ端微塵に破壊尽くす方法の一つとして、共産党はフリースクールを考案し、その拡大と教宣に暴走している。フリースクールとは、人間が不在の反学校である。だから、そこには、人間的なものが一欠けらも存在しない。人間殺戮のルソー/マルクス/レーニンの狂気の宗教ドグマから生まれたフリースクールの目的は、人間を野獣or性サイボーグに改造すること、これ一つ。

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侵略者ハマスとその戦争犯罪を糾弾しない岸田文雄は、「イスラエル・ユダヤ人をもっと殺せ!」のジェノサイド狂徒──イスラエルが果敢に自衛権を行使しガザ地区を占領解体するのを応援するのが日本国の国益

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

「岸田文雄ジャパン」は、テロ支援国家である。2023年10月7日未明、ガザ地区パレスチナ政府兼テロ団体「ハマス」は、ロケット弾約三千発を無差別にイスラエルに撃ちこみ、イスラエルに対し全面戦争を開始した。この奇襲の開戦に使用されたロケット発射機の代金は、岸田文雄および安倍晋三ら前任者たちによって、日本が支払ったと見做しうるからだ。

 岸田文雄は2022年だけで、3015万ドル(42億円)を“パレスチナ難民(正しくは「パレスチナ自治政府」と称される「テロ国家パレスチナ」)支援”と詐称して、「テロ国家パレスチナ」に手渡している。1993年以降だけでも、日本政府はテロ用武器代金として総額23億ドルを「テロ国家パレスチナ」に手渡した。平均“1㌦120円”とすれば、約三千億円。今般使用されたロケット・ランチャー(イラン製のノックダウン生産)が一機十億円なら三百機が購入できる。

 日本の外務省は、この支援金を「民生用だ」「経済発展用だ」と詐称する。これ、詭弁の極み。テロ国家パレスチナ政府は、民政や経済発展に使わねばならない財源を日本に肩代わりさせ、それに使う予定だった財源を武器代金に充てているからだ。「日本人の税金23億ドルは全て武器代金に入れ替った」と解するのが、正常な国際感覚で、イロハ常識だろう。

“侵略者ハマスとその戦争犯罪を糾弾しない岸田文雄は、「イスラエル・ユダヤ人をもっと殺せ!」のジェノサイド狂徒──イスラエルが果敢に自衛権を行使しガザ地区を占領解体するのを応援するのが日本国の国益” の続きを読む

岸田文雄よ、ロシアに「樺太&千島列島も、日本固有の領土だ!」と公式に通告せよ。序に、北方四島に陸自を無血進駐させよ──ノーボスチ通信「北海道は日本領土でない。(ロシア国民の)アイヌ領だ」を黙過しては、近づくロシア“北海道侵略”を排除できない!

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

 ロシアの対日プロパガンダは、どんな些細なことも無視・放置してはいけない。その都度その都度、反論しておかねばならない。「日本が主権国家である」以上に、対露プロパガンダ戦で休まないことが、日本国が領土・国土を護り、本国民の平和を守る唯一の方策だからだ。対露プロパガンダ戦は、一瞬たりとも疎かにしてはならない国家最優先事項である。

 去る2023年9月11日、プーチンが、ウラジ・ヴォストーク(=日本征服)で開催している、世界の誰も参加しない“非・国際会議”「東方経済フォーラム」に合わせ、このプーチン発言を代弁して、国営ノーボスチ通信社が、次のように「北海道はロシア領だ」と大宣伝した。ウクライナに全面侵略する前年の2021年、プーチンは、突然、「ウクライナはネオナチだ。アゾフ連隊(元は反ロの民兵。その後ウクライナ内務省に所属する国家警備隊の一つに編成)がその証拠だ」と世界に発信した。が、ナチ・ヒトラーと瓜二つのプーチンがなす嘘宣伝(偽情報戦)は、この2021年から二年が経った今、その鉾先を日本に向けた。プーチンやロシア民族の北海道侵攻の野望と情熱は半端ではない。

 プーチンの対ウクライナ侵略は、1932~3年のスターリンの対ウクライナ「ホロドモール」の九十年ぶりの再現だった。同じく、プーチンの代言ノーボスチ通信があらわにした“ロシアが牙を剥く北海道侵略”の意図は、スターリンが米国トルーマン大統領に「北海道の北半を寄越せ」と迫った1945年8月16日の北海道侵略の七十八年ぶりの再現。ノーボスチ通信社は、こう日本国を恫喝した。

“岸田文雄よ、ロシアに「樺太&千島列島も、日本固有の領土だ!」と公式に通告せよ。序に、北方四島に陸自を無血進駐させよ──ノーボスチ通信「北海道は日本領土でない。(ロシア国民の)アイヌ領だ」を黙過しては、近づくロシア“北海道侵略”を排除できない!” の続きを読む