筑波大学名誉教授 中 川 八 洋
来る7月8日、安倍晋三“暗殺”から一周忌を迎える。この事件の最重要核心は、白昼公然の政府要人暗殺でありながら、犯人が全く不明であること、これに尽きよう。警察も検察も、犯人を山上容疑者の単独犯行にデッチアゲ幕引きを図ろうとしている。しかし、これは奈良県警&中村格が捏造した三文小説の可能性がある。安倍暗殺事件の本当の真相とは余りにかけ離れているからだ。この理由には、ほんの一部を挙げても、次の1&2など無数。
1、山上容疑者の手製の鉄パイプ“銃もどき”は、銃ではない。それは、「爆発音発生器」。広義に分類すると“金属製クラッカー”。
2、「犯人はスナイパー五名/指揮官一名/これら六名を関西空港へ急送する車三台(外交ナンバー)の運転手三名/囮山上容疑者の、計十名の暗殺団」と想定するのが、最も蓋然性が高い。
本稿で述べるのは、私の暫定結論で最終見解ではない。誤りが多々あることを、先にお詫び申し上げておく。①私は、山上容疑者の“鉄パイプ銃もどき”の分解図面を見ていない。真赤な創り話の可能性がある「警察は安倍の体内から散弾ペレット一発を発見」の弾丸を、写真ですら確認していない。②私は、測量士を伴った現場検証をしていない。③私は奈良県立医大病院に残る安倍晋三“治療”カルテに目を通していない、からだ。
この三点をスルーしたままでは、最小限の工学的・医学的な調査をしたことにはならない。故に、私の最終結論は、それまでお預け。しかし、新聞等マスメディア報道を分析した、以下の暫定的仮説を公表することは、それ相当な公益性があると考えた。
“鉄パイプ“爆発音”発生器は、実弾を撃てない。実弾を撃ってない“囮”山上容疑者は無罪!──犯人は、安倍晋三“口封じ”に、プーチンが派遣したスナイパー五名を含むGRUスペツナズ暗殺部隊?” の続きを読む