筑波大学名誉教授 中 川 八 洋
秋篠宮両殿下におかれましては、畏れながら、9月27日の“史上空前の対ロ売国奴”安倍晋三の国葬ご参列は、毅然とご拒絶なさいますよう、ここに謹んで言上申し上げ奉ります。
安倍晋三とは、2019年4月30日、先帝陛下の新天皇へのご譲位を禁止しギロチン直前のルイ十六世を真似て退位を強制し、その剣璽を「17時間半」簒奪し宮内庁の金庫に保管する、天皇制廃止に直行する皇統断絶の悪先例を犯意あらわに創った、空前絶後の“暴虐なる大逆賊”。それだけでなく、1911年の“大逆事件の主犯”幸徳秋水と同種の、“天皇テロル教のテロリスト”。
4月30日の強制退位式典が、刑務所内の処刑場に酷似する異様な雰囲気に包まれていたのは、安倍晋三が“天皇テロル教のテロリスト”であることと無関係では無いと思います。皇居宮殿の式場が、この刑務所内の処刑場に酷似する異様な雰囲気に包まれていたこと自体につきましては、ご臨席されました秋篠宮殿下こそよくご存じの事かと拝察申し上げ奉ります。
先帝陛下(現・上皇陛下)は、2013年年頭より、安倍晋三に対し、光格天皇の譲位を先例とし、それと同一の儀式「譲位→受禅」をするようにと何度もご下命なさいました。にもかかわらず、「ウルセー、天皇野郎」と罵倒して数年に亙り無視され続けたのは、1984年にエチオピア農民婦女子150万人以上を“餓死処刑”(日本の新聞テレビは「大飢饉」と真赤な嘘報道)した“レーニン教の悪魔”メンギスツを崇拝する“血塗られた新ポル=ポト”安倍晋三が、総理職にあったからです。
剣璽は一秒たりとも天皇の玉体から離してはならないもので、神武天皇以来、(壇之浦にて入水された幼帝のケース一度を例外に)二千年間厳守されてきました。先帝陛下と新天皇とが「崩御→践祚」の場合、その枕もとで剣璽が渡御する儀式が行われてきたのは、この“慣例conventions”=“法 the Laws”の故です。“慣例conventions”=“法 the Laws”は、皇室典範・明文憲法や法律より上の、その上位法。神ですら遵守すべきものです。なお、光格天皇の「譲位→受禅」儀式と平安時代から続く譲位パレードの光格天皇の先例は、拙著『天皇退位式は皇統断絶』に詳述されております。