筑波大学名誉教授 中 川 八 洋
文在寅(ぶんざいいん)は、韓国の中でも際立つ過激「反日」人士。また、北朝鮮の独裁共産党(朝鮮労働党)の党員である可能性もある。等々は、2017年5月の文在寅の大統領就任以来ここ一年半を通じ、誰でも知っている衆知のイロハ。今さら騒ぐ話など、何一つない。
しかも、歴史事実にも法的に正しい処理にも違背する、韓国の狂った徴用工「無法判決」への報復としての、日本の対韓国経済制裁は順調に成果を上げている。とすれば、今しばらくは様子を観察するのが外交。この基本を逸脱し高飛車な追撃などすれば、逆効果を招く恐れもある。
だのに、『月刊Hanada』や『WiLL』という、無学歴・低学歴の(国益などからきしわからぬ)クズ人間たちが手にする民族系「下衆(ゲス)」雑誌は、何を血迷ったか、韓国に対し集団ヒステリーの狂態を呈して大騒ぎ。これら雑誌に、相当にどす黒い「自国毀損」の他意・犯意が潜んでいなければ、日本へのブーメラン必定の、こんな有害行為、するわけがない。
自国が奈落に転落する深刻な危機事態が発生した時、それを隠蔽する常套手口の一つに、「こっち(国内)を見ない。あっち(外国)を向いて。あっちの方が大変だ」と、注目すべき真に重大・深刻な国内問題に国民の目がいかないようにする、“国民の関心を外国に逸らす”戦術がある。『月刊Hanada』や『WiLL』の、文在寅に対する集団ヒステリー煽動の狙いは、これだろう。日本国にとって敵は、文在寅でも韓国でもない。『月刊Hanada』や『WiLL』である。
“文在寅への集団ヒステリーは、安倍晋三「対ロ外交大破綻」“隠し”の情報操作──“北鮮「対日」工作本”『月刊Hanada』と「在日」櫻井よし子の悪魔的「洗脳」犯罪” の続きを読む