額賀福志郎の「立法府の総意」は、憲法第二条「世襲」に重大違反!ーー「2017年《退位》特例法」「女性皇族《身位》への国会介入」「養子」は、憲法第二条「世襲」に違背する凶暴な共産党の“天皇制廃止”革命

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 2016年8月(先帝陛下の譲位御諚)~2019年5月1日(践祚を禁止された新天皇の即位式)、日本では、単純な天皇制廃止とはいえない《“過激な天皇殺し”一歩手前》が公然と遂行された。ロベスピエールのルイ16世ギロチン処刑を日本に再現したい“血塗られた王殺しトリオ”「志位和夫‐菅義偉‐安倍晋三」が暴走機関車となって、先帝陛下に“お前は、死刑されないだけ有難いと思え!”と判決した2019・4・30人民法廷を開廷したからだ。なお、“王殺し”は仏語「モナルコマキ」の訳で学術用語。

 “稀代の共産主義者”安倍晋三は、ハイレ・セラシェ皇帝を虐殺した“エチオピアのポル=ポト”メンギスツの信奉者。志位和夫と菅義偉は、国王ルイ16世/王后マリー・アントワネットをギロチン処刑に歓喜する“ジャコバン党の末裔”で、皇帝ニコライ二世とその王室全員を銃殺したレーニン教の狂信者。また、志位和夫の代理人が園部逸夫。菅義偉と園部逸夫は、ともに天皇“処刑”(王殺し)の狂徒で、共産党の暴力革命家。

 菅義偉は“過激な共産党秘密党員”八木秀次とも昵懇。かくして、“レーニンの生まれ変わり”「菅義偉‐園部逸夫‐八木秀次‐安倍晋三」四人組は、日本国憲法を1791年フランス革命憲法の通りに解釈するスーパー暴論(大改竄の嘘解釈)を展開し、憲法第二条「世襲」と皇室典範を死文化した。

 よって、先帝陛下は強制退位となり、新天皇への剣璽渡御が許されず、譲位・受禅という平安時代に整備されて1200年も続いた皇室古来の皇位継承が廃止された。剣璽は天皇から剥奪され、18時間も宮内庁の金庫に没収保管。神武天皇以来、天皇のお傍を片時も離れたことがなかった剣璽の聖性をこれほど冒瀆した叛乱は、日本の歴史二千年間に一度もない。“逆賊”安倍晋三の対天皇“叛乱”は空前絶後であった。

 “暴虐な逆賊”四人組「安倍晋三‐菅義偉‐園部逸夫‐八木秀次」とは、天皇・皇族を八つ裂きにして殺し尽す、前代未聞の“血に飢えた殺人狂”たちなのだ。日本国は1925年、ソ連と国交回復する日ソ基本条約で、スターリンの共産主義「対日」大規模輸出を大歓迎したが、これが赤い逆賊の四人組を産んだ。

 日ソ基本条約から百年後の2016~9年、“赤い悪魔”安倍晋三は、「スターリンの32年命令」=天皇制廃止を国策のトップ優先に据え、日本を“血に飢えた天皇・皇族テロリスト”たちのやりたい放題の「ロシア占領地(スターリンの非・日本国)」に貶めた。要は、安倍晋三の悪政八年間は、日本から日本国を抹殺し、日本国を非・日本に改造した八年間だった。

“額賀福志郎の「立法府の総意」は、憲法第二条「世襲」に重大違反!ーー「2017年《退位》特例法」「女性皇族《身位》への国会介入」「養子」は、憲法第二条「世襲」に違背する凶暴な共産党の“天皇制廃止”革命” の続きを読む

“血が滴る天皇テロリスト”菅義偉/八木秀次/安倍晋三/櫻井よし子は“日本版ポル=ポト”四人組――読売新聞が暴露した額賀福志郎「皇族数の安定確保」の正体は、女性皇族“八つ裂き処刑”を目指す血塗られた共産革命

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

(お詫び)敬称省略のご無礼、何とぞご海容のほど願います。

 2025年5月15日、日本に少しだが激震が走った。読売新聞が、女性天皇の先に発生する女系天皇を大々的に提言する報道をしたからだ。一見では、それは『しんぶん赤旗』と一字一句も違わないものだった。「読売新聞は日本共産党本部の下部機関だったのか」と、驚いた読者も多かった。ために、自称保守の連中は、読売「女系天皇論」をいっせいに非難し、さも筆誅を加えたかに自己満足。が、真剣さはなく、すぐにこの問題を忘却。自称保守層の『読売新聞』非難には、無責任と堕落が漂いすぎる。

 どうやら問題は、読売新聞の「女系天皇論」報道の方ではなく、これに怒った(多少の常識を持つ)自称保守の方にありそうだ。現に、これら自称保守は、国民騙しと世論攪乱で暗躍する保守偽装した日本共産党秘密党員・八木秀次&櫻井よし子の読売「女系天皇論」のペテン師的な論難演技に対し、疑問すら提起していない。

 実際にも彼ら自称保守層は、読売「女系天皇論」を非難しながら、それと全く同一の、「皇族数の安定確保」という嘘ラベルを貼った額賀福志郎が進める「皇室典範“大改悪”」の方には僅かも非難しない。こんな無責任なダブスタ論調が保守であるはずもなかろう。しかも、大々的な5・15キャンペーン読売「女系天皇論」を指揮したのは、日共党員・老川祥一(読売グループ本社代表取締役会長、近く主筆に就く)。老川祥一を名指しで非難しない読売「女系天皇論」非難など、効果などありやしない。

 すなわち、読売「女系天皇論」に対する八木秀次や櫻井よし子の「読売」非難は、何ということはない、天皇制廃止に爆走する共産党員同士の八百長芝居だった。老川祥一も八木秀次も櫻井よし子も、志位和夫の命令と異なる内容の活字を垂れ流したことは一度もない。八木も櫻井も老川も、一糸乱れず共産党本部の脚本に従い共産党の策謀を代言・宣伝する共産党の歯車。

““血が滴る天皇テロリスト”菅義偉/八木秀次/安倍晋三/櫻井よし子は“日本版ポル=ポト”四人組――読売新聞が暴露した額賀福志郎「皇族数の安定確保」の正体は、女性皇族“八つ裂き処刑”を目指す血塗られた共産革命” の続きを読む

11宮家の皇籍離脱(1947・10)に、GHQはいっさい無関与ーー”共産党員”官僚の犯罪を、無実のGHQに転嫁した“共産党員”学者の歴史改竄を放置した日本の“暗愚”

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋                        

 日大法学部教授(2012年当時)百地章は、日本会議ブックレット『女性宮家創設 ここが問題の本質だ!』(2012年)に、次の一文を書いている。

「GHQの圧力のもと、無理矢理、臣籍降下させられた旧十一宮家・・・」(13頁)

 百地章は、六流学者であるが故に、こんな大間違いを犯したのではない。日本の憲法学者は全員、IQがことのほか低く無知・無教養な上に、学的な良心を欠く。彼らは誰一人として、憲法ならびに天皇・皇族に関するGHQ占領行政の研究などしない。彼らは、共産党が完全支配する現代史学界が談合してデッチアゲる、嘘八百の定説をそのまま鵜呑みにする。百地章の大間違い「GHQが11宮家の臣籍降下を強制した」も、この典型。 

 GHQは、天皇・皇族の身位に対しては、極力、従来のままを基本とした。日本国の伝統や慣習に敬意を有していたからだ。これは、英国コーク卿やマグナ・カルタに従って、相続された権利や地位の擁護を国是とする米国の法思想でもある。

 だから、昭和天皇が皇居から追われることなく、吹上御所にお住まれ続けたのは、この一つ。昭和天皇が東京裁判では不起訴となったのも、裁判への出廷で相続された天皇の聖性が棄損されることがあってはならぬと、GHQは最大限に配慮したからだ。これらからも、王制主義者マッカーサー元帥の、強い天皇尊崇と皇族への敬意がひしひしと伝わってくる。

「2・13GHQ憲法草案」第13条として、日本政府に手渡されたGHQの皇族の処遇は「従来通り」

 マッカーサーは、皇族に関しても昭和天皇に準じ、その高貴性ができるだけ棄損されないように、細心の注意を払った。ホイットニー民政局長に日本国憲法の起草を命じたときに渡した「マッカーサー三原則」(1946年2月3日)第三項は、「貴族の権利は、皇族を除き、現在生存する者の一代以上には及ばない」とある(『日本国憲法制定の過程Ⅰ 原文と翻訳』、100頁)。その意味するところは、華族制度は改変する(=「一代限りで廃止する」「一代に限って存続を認める」)が、《皇族については現在の制度のまま世襲とし、GHQはこれには関与しない》ということ。

「マッカーサー元帥三原則」に従い、ホイットニー民政局長は2月4日から作業を開始(2月12日に終了)。「マッカーサー三原則」第三項は、そのまま「2・13GHQ憲法草案」第13条になり(備考)、日本政府に渡された(同上、274頁)。なおGHQ民政局は、皇室・皇族を「Imperial dynasty」と表現。

(備考)「マッカーサー三原則」第一項「天皇は元首である」の方は、「天皇は国民統合の象徴」に改変した。

 皇族問題で、以上の基本情況を知れば、GHQが宮家数に関し干渉など断じてしなかったことなど明白なこと。「11宮家はGHQによって臣籍降下させられた」が捏造の嘘歴史なのは、想像以前に明らか。この事実は、GHQの資料すべてを捲っても関係者の証言すべてをかき集めても、11宮家に関する記述が一文字も発見できないことからも完全に証明されている。即ち、11宮家の臣籍降下は、日本側の内部犯行。論理的にも容易に結論できる。

“11宮家の皇籍離脱(1947・10)に、GHQはいっさい無関与ーー”共産党員”官僚の犯罪を、無実のGHQに転嫁した“共産党員”学者の歴史改竄を放置した日本の“暗愚”” の続きを読む

真正の日本国民よ、皇室典範をズタズタに引き裂き死文化を図る額賀福志郎(衆院議長)を政界から追放すべく、剣を抜け!──櫻井よし子氏が大宣伝の女性皇族「養子論」は、悠仁親王殿下の皇位を剥奪し旧皇族の復籍を阻止する共産党の天皇制廃止革命

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

 今、日本では、過去二千年間の歴史の中でも最も恐ろしい、日本国を廃滅せしめる共産革命が着々と進んでいる。福島瑞穂や山本太郎が百万人“合体”した、史上空前に残虐・残忍な(日本民族“皆殺し”が信条の)コリアン菅義偉が共産党とともに進める、2021年に共産党委員長・志位和夫と謀議して決定した“女性皇族の臣籍降嫁禁止と養子取り(=共産党が造語した奇天烈な珍語「女性宮家」は、これを表す)”が、その最終仕上げに入ったからだ。共産党&菅義偉の大陰謀、「旧皇族からの養子」で国民を欺く“女性皇族の終身囚人”化を、菅義偉に操られるままに嬉々と代行しているのが、“脳内空洞の大アホウ”額賀福志郎・衆院議長。

皇室典範第九条を抹殺する“共産党の犬”額賀福志郎は、共産党員・菅義偉(北朝鮮人)の操り人形

 ①額賀福志郎は、皇室典範を木っ端みじんにぶっ壊し、すなわち必然的に発生する第一条「男系男子のみ天皇位に即ける」を典範から排撃し、皇位継承の二千年間の叡智とルールを根底から破壊尽くさんとしている。“札付きの共産党員”菅義偉に発破をかけられ、額賀福志郎が躍起に進める、国民騙し魔語「皇族数確保策」での与野党密室謀議は、天皇制度の終末を飾ることになろう。

 この「皇族数確保策“密室謀議”」は、4月17日&4月24日、額賀福志郎が自民党の麻生太郎と立憲民主党の野田佳彦と鳩首し、落としどころを見つけようとしている。額賀としては、この皇室典範“大改悪”を、現在の通常国会の衆参両院を二日間で通過させたい意向が強固。

 衆院議長となったが無名での政界引退が必至だった額賀福志郎にとり、“大改悪”であろうとなかろうと、1947年以降“不磨の大典”と扱われてきた皇室典範を改悪すれば、後世に額賀の名が残ることは間違いない。今、額賀福志郎が典範“大破壊”に躍起な理由は、これ一つのみ。

 女性皇族の臣籍降嫁を禁止すれば、皇族数が少し増えるのは当たり前だが、“脳内空洞の幼児”額賀の頭では、これこそを「自分の手柄」に思えてならない。「女性皇族の臣籍降嫁の禁止」は、実態的には女性皇族を終身「囚人」にするもので、反・人権の暴力。が、“低級なクズ男”額賀福志郎が、この問題の本質に覚醒することは、太陽が西から昇っても万が一にもないだろう。

 ②額賀福志郎が菅義偉に使嗾されて画策する、不要不急どころか全く有害無益な「皇族数確保策」とは、二本の柱からなる。第一の柱。女性皇族をもって男性皇族と同じだとの“狂気の平等のドグマ”で、女性皇族が念願としている婚姻後の慣習「臣籍降嫁」の権利を剥奪し、「養子をとれ」と《主権者様の国会》が命じて皇室内に閉じ込め、女性皇族に囚人化を強制する悪魔の制度創りのこと。第二の柱。この婚姻の相手「養子」が旧・皇族の場合に限り、ご褒美で、この養子とその子に「皇族」の身位(身分)を付与してあげようとの、旧皇族を奴隷扱いにすること。 

“真正の日本国民よ、皇室典範をズタズタに引き裂き死文化を図る額賀福志郎(衆院議長)を政界から追放すべく、剣を抜け!──櫻井よし子氏が大宣伝の女性皇族「養子論」は、悠仁親王殿下の皇位を剥奪し旧皇族の復籍を阻止する共産党の天皇制廃止革命” の続きを読む

第六章 皇統を紊乱させ皇室を廃滅に至らしめる秘密党員・櫻井よし子氏の“猛毒”養子論──“皇室二千年の叡智” 「男性宮家の数の増強(旧皇族の復籍)」をなぜ排撃するのか

筑波大学名誉教授 中 川 八 洋

(本稿は2012年5月に『撃論』第五号に発表した論文。『女性皇族「囚人」“狂”櫻井よし子論』第Ⅰ部に、第六章として追加収録する)。

 原発再稼動の問題と消費税の率上げ法案で政局が大揺れに揺れているのをチャンスとばかり、野田佳彦・民主党政権は、実にとんでもない過激な共産革命を静かに着々と進めている。天皇制度を必ず自然廃滅に至らしめる“(赤色ではない)透明な共産革命”にほかならない「女性宮家の創設」という大暴走。今、内閣官房で行なわれている「女性宮家ヒアリング」が、それ。

女性宮家“有識者”ヒアリングの奇観

 ヒアリング第一回は、2012年2月29日。選ばれたのは、“北朝鮮人”田原総一朗と“共産党員”今谷明。両名とも、皇位継承学に無縁だし、この分野の全くズブの素人。そればかりか、両名は、名だたる天皇制廃止の極左革命人士。それがどうして、有識者として呼ばれているのか。

 藤村修・官房長官は、「皇位継承の問題でなく、喫緊の課題である女性皇族問題だけに限定した(2012年2月20日、記者会見)と述べた。が、日本の歴史のどこにも存在しない荒唐無稽で奇天烈な制度「女性皇族を当主とする宮家」を創設すれば、それが様々な皇位継承問題を巻き起こすのは自明。そもそも、いかなる皇族も、「皇位継承に直結しない/関係しない」などということは不可能。こんな事実は、議論以前に明らか。藤村修・官房長官の詭弁は度がすぎている。

 しかも、この「女性宮家ヒアリング」を実際に担当するのは、京都帝国大学法学部の学生時代から民青(共産党の学生運動組織)の活動家で、卒業後から現在にいたるその生涯すべてを共産革命にささげたスターリン直系のコミュニスト、園部逸夫(現在八十三歳)である。園部といえば、天皇制廃止と同義である女性天皇/女系天皇/女性宮家をまとめた、あの悪名高い『皇室典範に関する有識者会議報告書』(2005年11月)の座長代理だった。

 この座長は、名ばかりの吉川弘之(元東大総長、学生時代は東大民青のリーダーの一人)だった。吉川弘之の専門がロボット工学のため、「(座長の吉川は)園部のロボット」と揶揄された。それほど「2005有識者会議」は、園部逸夫ひとりの独擅場だった。その『報告書』も100%園部逸夫の作品、つまり100%共産党製。

 そんな狂信的な共産党員の園部逸夫が、七年前と同じく「2012女性宮家ヒアリング」のリーダーである。結果として「2012女性宮家ヒアリング」は、七年前の小泉純一郎首相肝いりの『有識者会議』をそっくり引きずって必ず全く同じものになる。つまり、今般の「2012女性宮家ヒアリング」は、悠仁親王殿下のご誕生で女性天皇・女系天皇による天皇制廃止革命を理論化した『2005有識者会議報告書』がいったんお蔵入りしたので、表紙デザインの色を変え百%同じ内容で復活させる死体カラーリング工場のようなものか。

 即ち今般、ヒアリングの招集された似非専門家たちは、園部逸夫が操る“操り人形”になるのを快諾した、『2005有識者会議報告書』と全く同一内容のものを、さも相違するかに踊り演技をする俳優・女優を引き受けたと言える。表1に園部逸夫の操り人形たちをリストしておく。

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第五章 憲法“大改悪”を奨め、共産党ファシズム体制づくりに狂奔する秘密党員・櫻井よし子

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

(本稿は『女性皇族「囚人」“狂”櫻井よし子論』第Ⅰ部第五章。「発売6月10日予定、編集者渡し最終5月27日」に間に合わず、同書に未収録)。

 日本に(1906年以降消滅していた)保守が四十年ぶりに復活したのは、米軍が日本に進駐しGHQが七年間(1945・9・2~1952・4・28)、日本を統治してくれた成果である。“保守主義者の天才”昭和天皇が初めて天皇らしく君臨されたのは、GHQ統治の七年間だけであった。日米安保条約も沖縄県の米軍基地も昭和天皇のご発案である。

 また、1917年のレーニンのロシア共産革命以降、日本で保守や保守主義者のイデオロギー「反共・反ロ・親英米・反ナチ」が初めて標榜できるようになったのも、GHQが統治したからである。戦前の日本とは、レーニン/スターリン/マルクスに狂喜する社会主義・共産主義一色であった。ために、昭和天皇は、スターリンに使嗾された共産主義者のクーデタに(5・15/2・26/8・14と)三度も襲われ、最後の8・14宮城クーデタでは銃殺される寸前だった。

 昭和天皇は、1946年元旦詔書で、1935年の「国体明徴声明」を厳しく御非難された。天才の昭和天皇は、「国体明徴」が「日本国をスターリン体制の独裁国家に改造せよ」の隠語なのを喝破されておられた。1946年元旦詔書の渙発を含め、GHQのお蔭で日本は、多くの正常化を可能にした。

 同様に、米国の太平洋戦争も、日本列島をスターリン侵略から護り、昭和天皇を救出し天皇制度(国体)を護持する戦争だった。つまり、日本に進駐するマッカーサー元帥の米軍とは、日本にとっては文字通りの神風だった。米国の“対日戦”勝利と進駐により、日本は亡国を免れた。

 太平洋戦争とは、かくも日本国と米国が入れ替わった、人類史上類例の無い奇妙な戦争。敵国・米国が日本の国体を護持せんとし、“スターリンの犬”日本が自国の国体を破壊し国家廃滅に至らしめるのを戦争目的とした。

昭和天皇を初め日本の保守/保守主義者は、大東亜戦争否定&東京裁判支持

 しかも、GHQのお蔭で、昭和天皇を初め日本国に保守/保守主義者が、(1905年末に消えてから)四十年ぶりに再生。日本の保守/保守主義者は、共通して大東亜戦争否定&東京裁判肯定に立脚する。この事実は、これと真逆の大東亜戦争肯定論/東京裁判否定論が共産党員・共産主義・アナーキストから唱道されてきた事実と符合する。

 後者の大東亜戦争肯定論は、1963~5年の林房雄の『中央公論』誌連載が嚆矢。天皇制を罵倒し嘲笑し続けた強度な共産主義者の林房雄は、偽装離党など演技上手の芸人。コロリと騙されたのは、無垢な三島由紀夫だけではなかった。

(備考)1965年頃、林房雄を保守だと逆さに誤解した日本人は、かなり多い。番町書房の社長は反共だったが故に、この連載を単行本にした。本郷の三年生だった私は、これには吃驚。反共が大東亜戦争否定論ではなく肯定論に反転・洗脳されたのか/「ソ連→林房雄」の狙いはこれなのか、とボンヤリと感じ、ぞっとした。以来、林房雄と昵懇な三島由紀夫を軽蔑するようになった。

 ブレジネフ語「東京裁判史観」で表現される、東京裁判否定論は、翌年のアフガン侵略で日米間を離間する心理作戦として、ソ連KGB第一総局が1978年、日本国内に流布したのがその嚆矢。それ以前の日本では、東京裁判が昭和天皇を不起訴とし天皇制度を護持したことで、東京裁判への感謝と支持が絶対多数だった。(日本共産党員を例外として)日本国民の九割がそうだった。

 天皇制廃止の公然たる革命運動の一つ“東京裁判否定”論は、靖国神社宮司でGRUロスケ&共産主義者の松平永芳(昭和天皇が蛇蝎と排撃した「皇国史観」の狂信者)が、1978年10月、昭和天皇を騙してA級戦犯を靖国に合祀したことで、日本会議など民族系のドグマとなり、燎原の火となり日本中に広まった。この合祀に昭和天皇は怒髪天を衝く勢いでお怒りになられ、天皇は、靖国への御親拝を拒否。以来、天皇の御親拝は今に至るもない。拙著『昭和天皇と靖国神社』を参照せよ。

 尚、KGB語「東京裁判史観!」も、同じ1978年に日本で流布が開始。この事からも、昭和天皇銃殺の8・14クーデタの(おバカすぎて参加させてもらえなかったが)仲間だった松平永芳の「A級戦犯“靖国合祀”は、KGB第一総局の命令だった」と推定しても、的外れではないだろう。

 ルソー狂徒で共産主義者の小堀桂一郎(「レーニン史観」の変名「皇国史観」の信者)は、反・歴史の偽情報本『東京裁判の呪ひ』(PHP、1997年)を出版し、日本会議を“共産党の別動隊”“KGBの犬”に仕立てあげた(中川八洋『小林よしのり《新天皇論》の禍毒』第八章、オークラ出版)。“KGBロスケの敵性人士”櫻井よし子氏(以下、敬称略。備考)は小堀桂一郎を継ぎ、公然と共産党と組み、東京裁判否定論の宣伝に全力疾走中。今も、その勢いに緩みはない。

(備考)私が、櫻井よし子の顔を見た最初は、日テレ「今日の出来事」のTV画面で1980年。多くの人は美人だと言ったが、私は、般若の面にしか見えず、恐怖を感じた。彼女の口周りの異様な容貌は、ツングース系の騎馬民族のそれ。類似の口周りをもつ日本人女性を、私は今に至るも一度も見たことが無い。

 その一例。党籍ある共産党員・篠原敏雄(国士舘大学教授)が主催した「東京裁判シンポジウム」の基調講演(2017・11・2)は櫻井よし子(『新・東京裁判論』第一章、産経新聞社)。東京裁判の速記録も読んでいない“無学・無知の権化”櫻井よし子が、知ったかぶりの厚顔無恥で日本人相手に現代史を語る“異常な傲慢”性は、彼女が日本に侵略してきた北朝鮮人で日本人ではないから可能な行動。櫻井よし子の東京裁判否定論と「天皇・皇族を殺せ!」は、日本憎悪教という、一本の木に咲く猛毒の二つの花。赤と黒で色が異なるが、別々の木の花と錯覚してはいけない。

 上記の事実は、もう一つの事実「東京裁判肯定/大東亜戦争否定の保守・保守主義者は、強度な天皇制度護持論者」と対極的な関係で整合している。心底から天皇制度の護持論者である真正の日本国民は、昭和天皇の聖性を護持した東京裁判に対して“感謝/感謝/感謝”を捧げる。キーナン検事の銅像を皇居前広場に建立したいと考える。

 尚、昭和天皇以外の保守・保守主義者を一部、リストしておく。全員、GHQが日本統治した“お蔭”で誕生し、それぞれに活躍できた。政治家・官僚では、吉田茂/幣原喜重郎/曽野明。学者・評論家では、竹山道雄/福田恒存/林健太郎/磯田光一/平川祐弘/勝田吉太郎/中川八洋ら。GHQと東京裁判が無ければ、これらの保守人士は、日本には一人も産まれていない。

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《女性皇族の女奴隷化》法を立法する“非道の人非人”麻生太郎&額賀福志郎に対し、国会議員資格を剥奪し懲役十年とする立法こそ急ぐべきだ!──皇位継承の安定確保は、“旧皇族の復籍”“公家制度の復活”“皇族会議の復活”のみ。他策は無い

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

(備考)本稿は連載「皇室典範“爆殺魔”櫻井よし子氏は、在日マタハリ」の第三弾

 麻生太郎が盲ハンコ的に了承した(2024年4月19日)、政府「有識者(無知無学者)会議」報告書は、2021年12月22日付け。だから、表面的には岸田内閣の『報告書』に見える。が、この『報告書』に限り、同年9月に退陣した菅義偉が岸田の了解を得てまとめた、純度100%の菅義偉の『報告書』。

 ただ岸田文雄は、菅義偉に『報告書』の国会提出を約し、実際に細田博之・衆議院議長に手渡している。意外に常識人の細田博之は、この報告書に強度の天皇制廃止の臭いを嗅ぎ棚晒しにし、約二年間放置。この寝ていたトンデモ報告書を国会で議決させんと起こしたのは、一年十ヶ月後の2023年10月、無学・無教養の“売名屋”額賀福志郎が衆議院議長に選出されたからである。

 “過激な反日で反・天皇のコミュニスト”菅義偉とその同志の茂木敏充に操られた、漢字も読めない“白痴型の党内政治屋”麻生太郎は、岸田文雄が自民党総裁として自民党内に設置した「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」の会長に就いた。麻生のもともとの持論は、旧皇族の復籍だったが、何ら見識も知識もない“脳内カラッポ”麻生太郎は、同懇談会を実態的には牛耳る中核派コリアン茂木敏充と天皇制廃止シンパ木原誠二(夫殺しの女を妻にする異常人格者)の操り人形となり、菅義偉が練りに練った、皇室典範を爆殺して“天皇制度の自然消滅”に至らしめる共産革命アジェンダである菅義偉『報告書』を了承した。

 要は、麻生太郎は、「志位和夫→コリアン党員・菅義偉→コリアン・アナーキスト茂木敏充→コミュニスト・シンパ木原誠二→ノンポリ麻生太郎」という命令構造の、その末端。つまり今、麻生太郎とは、共産党・志位和夫に言われる通りにキャンキャンと(意図せずして)“赤い声”を吠えまくる、天皇と皇室に弓引く“志位和夫/菅義偉が率いる朝敵軍が放つ、最前線で特攻するドアホ二等兵。

 ともあれ、2024年4月19日のネットは、天皇制廃止の反日極左の新聞『朝日新聞』『毎日新聞』だけでなく、その他も「万歳!」がどよめいていた。この歓声に、“菅義偉の犬”で脳重量ゼロ㌘の額賀福志郎は意気軒昂と、天皇制廃止を決定する皇室典範の前面破壊に暴走一路。これからの日本国は全ての自由を喪失し、共産党ファッシズム体制の中で死滅的な終焉を迎えるだろう。バカは死んでも治らないが、バカ以下の一億日本人は、ひたすら国家もろとも死滅へと爆走する。

“《女性皇族の女奴隷化》法を立法する“非道の人非人”麻生太郎&額賀福志郎に対し、国会議員資格を剥奪し懲役十年とする立法こそ急ぐべきだ!──皇位継承の安定確保は、“旧皇族の復籍”“公家制度の復活”“皇族会議の復活”のみ。他策は無い” の続きを読む

天皇の大権である皇位継承の国会“簒奪”は、赤色陸軍8・14宮城クーデタを超える、赤色国会の天皇制廃止クーデタ──皇室典範“爆殺魔”櫻井よし子は、在日マタハリ(中)

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 日本では今、1936年2・26クーデタ事件や1945年8・14“宮城”クーデタ事件が、そっくり再現されている。かつての赤色陸軍が、赤色国会に変わっただけで、本質も実態も全く同一。いずれも天皇制を廃止して、日本を共産社会に革命することを目指している。つまり、2016年に“悪魔のコミュニスト”安倍晋三(河上肇の化身)が開始した“天皇制廃止の共産革命”は、八年をかけて2024年、天皇制廃止の第一段階を完成するだろう。

 この意味で、赤色首相三羽烏「安倍晋三→菅義偉→岸田文雄」が推進する2016~24年の天皇制廃止八年間革命は、1936年2月26日~1945年8月14日深夜に至る八年間半の、昭和天皇銃殺もアジェンダに入っていた戦前・戦時の天皇制廃止革命と寸分変わらない。

 前者は、後者のクーデタを偶然にそっくり繰り返しているのではない。米国の日本国救出だった“太平洋戦争”とGHQ進駐で、未完となった(1936年2月26日~1945年8月14日深夜の)スターリン命令の共産革命を、継続して完成させる続行革命である。そっくりの同一性は、そう意図した結果。

 なお、2・26事件を「皇道派・統制派の抗争」等と、歴史の真相を隠蔽する共産党史観で解釈してはいけない。2・26陸軍クーデタは、スターリンが命令したクーデタ。昭和天皇を監禁し、河上肇系の共産主義者・秩父宮殿下を天皇に据え日本をスターリンの傀儡国家にするのが目的のクーデタ。8・14宮城クーデタも、スターリンに命令されて、昭和天皇を銃殺し“ポツダム宣言受諾の玉音放送”を粉砕し、ニセ詔書「継戦!」を渙発するのが目的の、史上空前に残忍極めるクーデタ。田中静壱・陸軍大将の身を挺した阻止行動で未遂となったのは、奇跡以外の何物でもない。

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皇室典範“爆殺魔”櫻井よし子氏は、「在日」マタハリ(上)──“旧皇族の復籍”を阻止する猛毒「養子」は、養子“禁止”を定める現・皇室典範を爆殺・霧消し、日本の天皇制度を廃滅に至らしめる

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

(本稿の経緯)この論考は、2022年1月10日頃に執筆を開始したが、ロシアのウクライナ侵攻が迫る事態の発生で、数日後の17日に中断し、そのまま忘れたもの。それから二年を経て今般、執筆中断のこの論考をハッと思い出し、急いで上梓することにした。額賀福志郎が衆院議長になるや(2023年10月20日)、国会と内閣府における共産党の動きが密やかだが激しいものになったからである。額賀福志郎は、志位和夫の代理人・菅義偉に使嗾され、“共産党の犬”となって、天皇制廃止に暴走している。

 皇室の“法”たる井上毅「起草」の明治皇室典範は、戦後すぐ、宮澤俊義らによりズタズタに改悪された。が、王制主義者が主流のGHQの抵抗により、二千年来の“法”「皇位継承者は男系男子のみ」「養子の禁止」は、かろうじて護持された。この「男系男子のみが皇位を継承する」を大改悪して廃止する法案を、今また、コミュニスト岸田文雄の下で、“共産党──菅義偉(共産党員)──額賀福志郎(ノンポリ)──岸田文雄(共産党員)”四人組が着々と進めている。

 この四人組の事務局として全体を牽引しているのが、残忍な共産党員・山崎重孝(元内閣府事務次官)である。山崎重孝は、2019年4月30日、先帝陛下に対し“譲位を禁止して退位を強制した、熱狂的な天皇制廃止“教徒”宮内庁長官・山本信一郎(京都大学府法学部「民青」リーダー)のクローン。天皇制廃止に直結する“皇室典範の大改悪”が、目前に迫っている。

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“皇族讒謗教の狂・信者”田温と教団事務長・立林は、天皇制廃止の過激暴走列車──“平成の幸徳秋水”カンジミール・ニシオチョフが放った“口汚さ世界一”罵詈讒言コロナに罹患した一億日本人

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

 2004年に始まる平成日本の天皇制廃止革命は、三グループで展開されてきた。

 第一グループ。共産党員しか職員になれない内閣府・男女共同参画局が司令塔の、共産党/朝日新聞が主導する、対国民「女性天皇・女系天皇・女性宮家」洗脳キャンペーン。

 第二グループ。背後で共産党の赤い手が操る“共産党の別動隊”産経新聞/日本会議が主導する、旧皇族の復籍潰しの“女性宮家バリエーション”養子論キャンペーン。養子論は、さも女性・女系天皇反対かを偽装するに有効な「女性宮家」の摺り替えだが、100%「女性宮家」と同じ。養子論の急先鋒・百地章は静岡大学では民青の共産党員活動家。京都大学大学院入学と同時に民族系に偽装転向し神社本庁の左傾化・赤化洗脳に全力投球してきた。保守偽装の名手・八木秀次は、高校時代に民青に入党した共産党員活動家。百地と八木は“隠れ共産党員”の典型。産経新聞は保守偽装の赤黒(アナボル)「反日」新聞。その正論メンバーは一人残らず、「在日マタハリ(ストリッパー)」櫻井よし子を含め、過激な天皇制廃止の極左人士。例外は一人もいない。

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