筑波大学名誉教授 中 川 八 洋
(本稿では敬称を省略しており、ご海容のほどお願いします)
山本太郎のれいわ新選組と福島瑞穂の社民党の合同新年会が2025年2月1日に開かれた、と思い違いされた方も多いようだ。その会合、幸徳秋水より過激なアナーキストで“天皇殺し”に生涯をかけた西尾幹二の信者たちが一堂に会した“アナ&ボル非国民の大集結”だったからだ。
西尾幹二の思想は、「在日」北朝鮮人と瓜二つ。セクトで言えば中核派に酷似。とすれば、西尾信者の集会を、れいわ新選組のそれかに勘違いした誤解は、間違いではない。
山本太郎は、朝鮮総連に所属し中核派が推している「在日」北朝鮮人の星。引退直前の福島瑞穂も、東大在学中は日本共産党(民青)の党員だったが、結婚と同時に夫の中核派にセクト替えした北朝鮮人。
共産党はルソー/マルクス/レーニン/スターリンを崇拝。一方、中核派にはニーチェ/レーニン/スターリン崇拝者が多い。今では中核派のほとんどは、ニーチェから派生したポスト=モダンのフーコー/ドゥルーズ/デリダに軸足をずらし、アナーキズム色が濃厚。とはいえ、北朝鮮の「主体思想」の核はルソー『エミール』だから、共産党と在日北朝鮮人とに、イデオロギーの差異はほとんどない。
“日本国“廃滅”狂の教祖・西尾幹二とそのグロテスクな信者たち──赤一色の墓場ダンス・マカブルだった、北朝鮮人とKGBロスケが過半を占めた「お別れ会」” の続きを読む