ハマス“快楽殺人”テロリズムを礼讃する日共“党員”学者が突然、なりふり構わず、大嘘・奇論・狂説・中傷誹謗を大量に新聞TVネットに垂れ流している。どうして?──篠田英朗(東京外大)&池内恵(東大)の解剖(Ⅰ) 

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筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

(本稿は11月18日に上梓。19日から「まぐまぐ17号」の原稿執筆などで忙しく、気付いたら十日間もブログupを忘れていた。この間に、ガザ情勢に変化と進展が起きた。修正するのが通常だが、論旨に変りがないので無修正でupする。御容赦)。

 本論に入る前に、禁治産者より劣悪な“異常なお門違いばかり”イスラエル情報宣伝戦に対し苦言を呈しておきたい。15日、イスラエル軍は、シファ病院に百人ほど兵士を突入させた。が、この小部隊の目的の筆頭は、シファ病院に強制避難させられている“人間の盾”偽装避難民約2000人をガザ南部に退避させることではなかった(備考1)。二番目であるべき院内捜索が筆頭だった、お門違いの順番に、私は呆れ果てた。シファ病院を900㎏爆弾投下で粉々にし、地下司令部をむき出しにするのが優先すべき軍事作戦だろう。

(備考1)イスラエル軍が、シファ病院のスタッフ/患者/一般避難民に対し、ガザ南部への退避を命令したのは突入から三日後の11月18日。本稿上梓の後だったので、記事内容を訂正していない。

 次に、英語が多少できる“お馬鹿”二等兵に、この病院から逃げ出した20人ほどと推定されるハマス戦闘員が残したAK47ライフル銃や銃弾などを並べさせ、当たり前すぎる「ここにハマスがいた!」と動画で説明させていた。情報戦は、事実を正確に伝えるだけでなく、簡潔に敵の悪辣非道ぶりを発信することが要。それができるのは、40代で大佐になった特別に秀才の将校しか務まらない。秀才のエリート将校なら、この動画を次のように説明しただろう。

・「当病院には、強制的に病院内に避難させ生活させていた、非人道的な“人間の盾”一般人約2000人が勝手にガザ南部に避難しないよう、銃で脅すハマス戦闘員が20名ほどいたようです」。

・「ハマスの軍司令部は、この病院敷地内の地下40~80㍍にあると推定されます。当然、この病院内にあるわけありません」。

・「病院の外に、トンネルからの出入口が見つかりました。それは戦闘員が飛び出すためのもので、ハマス軍司令部への出入口ではありません」。

・「地下40㍍ほどにあるハマス軍司令部に行くためのエレベータ室は、当病院の広い敷地内の、地下10㍍ほどの所にあると推定されます(備考2)。が、この病院内からも、このエレベータ室に行くトンネル入口があるはずです。が、どうやら既に速乾コンクリートで塞がれており、これから本格的な捜索をします」。

(備考2)イスラエルがシファ病院の地下にあると推定される軍事施設への竪坑を一つ発見したのは、11月19日。それは深さ10㍍で、私の推定と完全一致。なお、そこから横への地下坑道は、イ軍は55メーとルしか公表していない。残りの公表は、地下40㍍(推定)の司令部施設の公表時なのか?

 この動画説明に続き、間髪おかず、国防大臣付き報道官(国防省の局長レベル、「トークの達人の陸軍少将」が理想)が、次のように世界に発信してこそ情報戦の常道。が、イスラエルはこれをしない。

・「現在、イスラエルは自衛権の行使として、ハマスの軍司令部の発見と殲滅作戦を行っています。これを完遂するためには、シファ病院敷地内の建物すべてを撤去し、この敷地すべてを最低でも地下40㍍までは掘る必要があります」。

・「このためには、十個ほどの建造物があるシファ病院の敷地内に、次の作戦を実行せねばなりません」「対地攻撃機F16から900kg爆弾を五ヶ投下し、大きなクレータを五ヶつくる。そして、このクレータの中心にF15からバンカー・バスターGBU28を一ヶづつ投下する。そうすると、概ね地下30㍍まで抉れた大きな穴が五ヶでき、エレベータが必然的に剥き出しになる」「が、40㍍以上の深さに掘り進めるには、大量のブルドーザを動員し、これら爆弾穴から下に下へと掘り進む大作業が必要です」。

・「故に、一般住民の方は、直ちにガザ南部に移動して下さい。病院関係者及び入院患者は、用意している別の建物に移動してもらいます」。

【コラム】イスラエル空軍のバンカー・バスター爆弾GBU28について。これはコンクリートのビル床や駐車場の上に投下した場合、深さ6㍍強しか抉れない。そこで、通常爆弾で土の部分まで掘り出しバンカー・バスターを投下すれば、概ね30㍍まで抉れる。ガザの土質は粘土系。

【備考】イスラエル元首相がナンセンスにも、ハマス司令部(指揮所)は、ガザ南部の都市「ハン・ユニス」だと言い出した(11月17日)。情報からも地理からも、司令部は、シファ病院の地下か、北部のもう一つの代替病院の地下に建造されている。10月7日以降、司令部要員がガザ南部に緊急移動した可能性は高いが、それは「恒久的な司令部施設がそこにあった」ことにはならない。なお、殺害か病気で没し遺体となってシファ病院敷地内に捨てられた二人の人質は(16日に発見)、同病院の地下80㍍(推定)あたりに人質拘禁室がある情況証拠の一つ。

超過激な共産革命家・池内了の血を継ぐ甥・池内恵は、頭が極度に悪く“大嘘つき”の共産党員

 池内恵は、政治色がほとんど無かった父の池内紀からではなく、共産革命に今も爆走中の叔父・池内了を継承する“池内了の二代目”。池内了は、1967年に東大工学部を卒業した私と同学年で、京都大学理学部1967年“卒”。今も毎日、共産党員の革命家たちと会い、日本をスターリン型共産社会に改造する運動に悪知恵を巡らし元気溌剌。志位和夫とも昵懇な日本共産党の幹部の一人。

 だから、池内了は、共産党員学者のトップしかなれない「世界平和アピール七人委員会」の一人。また、「九条科学者の会」の呼び掛け人。そして、池内了が共産党の「軍学共同反対連絡会」代表であるように国立大学の理工学部から兵器研究を締め出し、自衛官の国立大学“国内留学”を徹底妨害するリーダーでボス。池内了のこの分野での“赤いカルト宗教”噴飯本に、『科学者は、なぜ軍事研究に手を染めてはいけないか』(みすず書房、2019年)や『科学者と軍事研究』(岩波新書、2017年)がある。

 さらに、“赤い狂人”池内了は、一億日本人を中露朝の原水爆で焼き尽したく、共産党本部内の出版局「新日本出版社」から、『核を乗り越える』も出している(2014年)。共産党の“反戦”煽動本『科学者と戦争』(岩波新書、2016年)も、彼が書いた。

 さて、“池内了の二代目”池内恵だが、そのtwitterで、こう書きこんでいる。私は、これを読んで、最初、哄笑した。が次に、笑って済ますのは不謹慎だと自省。これが、本稿執筆の動機。

(『ロシアをソ連』『市場経済を資本主義』と、言葉が正確には使えない非インテリを嘲笑して)ソ連とか共産主義陣営がまだある時代に生きているのでしょう」(2023年11月13日、午後10時23分)

 これを言うなら、叔父の池内了に投げつけろよ。池内了は2023年の今も、「スターリン万歳」「ソ連は労働者のパラダイスで、理想の国家だった」「打倒!資本主義」を叫んでいる。池内了は、今もいろんな公開の共産党集会で講演している。だから、証拠はゴマンとある。が、大嘘つき詐言師・池内恵は、この“スターリン崇拝”シーラカンス叔父を嘲笑せず、言語が未熟な一般大衆を嘲笑する。何とも陰険なダブスタの典型。池内恵の人格はヤクザと同類で、真当な人間からは程遠い。

 そればかりか、度し難い超劣等生のお馬鹿・池内恵は、Fラン大学のお馬鹿大学一年生や小学生でも知っている、国際政治学の初歩的テーマ「共産主義陣営が何故アジアに存続し続けるのか」を認識できない。池内恵のようなバカと赤い毒虫ばかりの東大の先端科学技術研究センターは、税金の無駄遣い。今すぐ廃止解体すべきである。

 東アジアには、中共/北朝鮮/ベトナム/ラオスと共産党独裁国家が四ヶ国も残っている。これにキューバを加えると、「1991年のソ連邦の消滅以降、世界で五ヶ国だけなぜ共産党体制が揺るがず生き残ったのか」との、重要な学的テーマが国際政治学界に突き付けられている。

 仮に池内恵がこの学術的課題を認識していたなら、池内恵は意図的に共産国五ヶ国の存在を隠蔽したことになる。極悪共産党員の叔父・池内了をかばい、巨大宗教団体・日本共産党が日本を占領支配者のごとく跳梁跋扈している日本の惨状を目晦まし的に隠蔽する目的で、池内恵は、「共産主義陣営はすっかり消えた」との大嘘を捏造し、ことあるごとに大宣伝している。

 なお、無学無教養な池内恵に注意しておく。私と曽野明は、1980年代、専門的な会話をする時、「ソ連」という言葉を決して用いず、必ず「ソヴィエト・ロシア」を使った。また、対外行動・外交政策ではソ連とロシアは寸分も変わらず同一だから、“ソ連の対外行動・外交政策を論じる時は、ロシアと呼ぶべきだ”と主張してきた。

 もう一つ、無学無教養な池内恵に注意したいことがある。私は経済学の常識を米国で学んだため、マルクスの狂語「資本主義」を使ったことがない。正語“市場経済”しか使えないからだ。なお、正しい正統の経済学とは、レプケ/ミーゼス/ハイエク/アダム・スミス/マンドヴィル/Leonard Readらを指し、それ以外ではない。が、日本では今も、学界でも新聞でも出版界でも、暴力革命家マルクスが創ったカルト宗教語「資本主義」が氾濫している。日本は天皇制度と日米同盟とこれを支えるGHQ憲法を除けば、自由社会の制度は煙ほども存在しない。それらは戦後、共産党に破壊尽くされた。

イスラエルもパレスチナも知らない学者以前の“超お馬鹿”池内恵には学術的専門書が一冊もない。

 池内恵の次のtweetは、「東大は、“飛び抜けたド阿呆”池内恵を分限免職すべき」重大な責任を負っていることを示す証拠だろう。池内恵の“中東知らず”は底なしで、中東専門家だと詐称する似非学者の中でも、これほどひどい似非学者は前代未聞。東大では、共産党員なら、無学・無知・無業績の姜尚中のように、誰でも教授になれる。池内恵もこの一人。

「パレスチナ人がイスラエル国籍を取れるとあなた本当に思っているのか? 国籍取れるならパレスチナ問題は存在していません」(2023年11月17日、午後9時45分)

 イスラエル国籍を持つイスラエル国民のうち21%はパレスチナ人でイスラム教徒。が、度外れの中東知らず池内恵は、こんな初歩的事実すら知らない。2015年では、イスラエルの人口は、ユダヤ教徒663万4千人と(一部ユダヤ教に改宗した者を含み)パレスチナ人175万5千人の、総人口839万人。つまりパレスチナ人は、イスラエル国の21%。このパレスチナ人は徴兵が免除されていることを除けば、他はユダヤ教徒と完全に平等かつ立派なイスラエル国民。

 一方、イスラエル国民になるのを拒否し、ヨルダン川西岸とガザ地区に住むパレスチナ人は468万人で、全員がイスラム教徒。つまり、パレスチナ人にイスラエル国籍は開放されているのに(補遺)、多数派パレスチナ人はユダヤ教徒の国家イスラエル国民になるのを拒否する(644万人中468万人)

 ここに、国防権を有さない“イスラエル保護国”「パレスチナ暫定自治政府(自治国)」が、1993年に創られた。これこそがパレスチナ二国家が平和共存する出発港。イスラエルは、この方向に向かって船出すべきで、そのためにも、西岸へのユダヤ教徒の入植は決してしてはならない。

 しかし、ガザ地区のテロ団体「ハマス」「イスラム聖戦」は、イスラエルとの共存を拒否し、イスラエル国家の地球からの抹殺を目指す。つまり、パレスチナ問題とは、国籍問題とは全く無関係。パレスチナ問題の本性は、イスラエル国の存在をパレスチナ人が“容認して共存する”か“絶対に認めず抹殺する”かによって発生している。パレスチナ問題とは、この問題のこと。これ以外は存在しない。

 が、“スーパーお馬鹿”池内恵は、事実「イスラエル国籍のパレスチナ人は175万人以上」に無知蒙昧。これでは、パレスチナ問題の全てにわたり、池内恵は無知以前にならざるを得ない。これほどの中東“音痴”/パレスチナ知らずのキワモノ学者は、池内恵以外、世界中捜しても存在しない。東京大学はその大学の使命において、池内恵を、その白痴性を事由として、国家公務員法の分限処分で免職すべきである。

 パレスチナ問題の基本知見を有さない、痴呆症的な池内恵の頭では、小学生レベルの常識的判断力は当然にないから、総司令部とか中央指揮所とか参謀本部とか言えば、「そこには実戦の戦闘部隊などいない」との一般常識を、池内恵だけは持ち合わせることができない。池内恵の脳内空洞度はピーマンを超えた、伽藍洞の空洞。

池内恵が日常とする事実無根での罵詈雑言は、闇夜で襲い掛かる通り魔型で、悪質な中傷誹謗

「小川清史・元陸将(元・陸自西部方面総監)は、シファ病院に地下トンネルに繋がる司令部があるとの情報に基づいて分析しているが、実際には病院からの反撃もハマスの部隊の存在も通路も未だ見つかっておらず、戦況の見通しを誤っていた(誤った)(2023年11月18日、午後3時50分)

 これ、Fラン大学の超劣等生の文。池内恵は、父親とは真逆で、国語が全くできない。まず、「地下トンネルに繋がる司令部」を、親切心を震わせて、正しく「地下司令部」に訂正して上げよう。さて、“司令部=参謀本部=中枢指揮所”は、三万人のハマス戦闘員への命令を下す部署。地下トンネルと繫がっていようといまいと、本質的にはそれとは無関係。

 また、池内は「ここでは、ハマスとイスラエルの間では、戦闘が行われなかった」としているから、国語では“戦闘の情況”のことを指す「戦況の見通し」を使うのは、お粗末な間違い。「戦況の見通し」ではなく、「諜報情報の信頼性チェック」と、正しい日本語を使っていただきたい。なお、「誤っていた」も「誤った」の間違いで、池内恵は、小学校二年生の国語力がない。

 池内恵の間違いの極め付きは、「病院からの反撃ハマスの部隊の存在も通路も未だ見つかっておらず」という奇矯・奇天烈で、馬鹿げた創作文。これには、心底から唖然。イスラエル陸軍やイスラエル政府が公開した諜報情報に、「シファ病院にハマス軍の部隊が駐屯している」など一つも無い。

 当然、イスラエル軍とハマス部隊との交戦など起きようがない。池内恵の「反撃」って、いったい何? が、池内恵の頭では、「シファ病院の地下に司令部がある」が「シファ病院にハマス軍隊の部隊が駐屯している」に聞こえている。これ幻聴。池内恵は間違いなく、精神分裂病を病んでいる。

 なお、今般のイスラエル現地部隊の失態は、広大な病院の敷地内のどこでもいいのだが、地表から40~80㍍にある地下司令部への入り口(エレベータへの入り口)を発見できなかったこと。エレベータもしくはそれに類する施設を発見できなかった今般のケースでは、動画など決して流すべきでない。国防大臣が一言、「今後、シファ病院の建物すべてを解体し、敷地全体を地下40㍍まで掘ります。きっと司令部は発見できるでしょう」と記者会見し、これで終わりにすべきであった。

 それにしても、池内恵の罵詈雑言の汚さには、目を覆う。先述の元陸将に対し投げつけた次の言葉は、人格攻撃の中傷誹謗。

「小川清史・元陸将は、現役時代は米国から答えだけもらってきていたから、経験が少ない中東については特に情報分析能力がない(11月18日twitter)

 池内恵は、「俺様はパレスチナ問題の経験があるから、俺様の情報分析力は超一流だぞ」と、ナルシスト特有の妄想に耽っている。三歳の幼児以下の、超お馬鹿まる出しの誇大妄想。だったら池内よ、ハマスの司令部=参謀本部はどこにあるか、言ってみろ。池内よ、ハマスのロケット弾製造工場がどこにあるか言ってみろ。国連UNRWAは毎年、数百億円をハマスに渡しているが、どういうトンネル方法でそれをしているか、池内よ、言ってみろ。情報分析能力がないのは池内恵、お前だ!

 IQ限りなく低く、その上に分裂病の池内恵に、情報分析力など万が一にも存在しない。だが池内は調子に乗って、「小川清史・元陸将は、現役時代、米国から情報をもらう、いわゆるカンニングばかりで、自分で情報分析を一度もしたことがない。この習性で、情報分析力がからきし存在しない」と、高飛車な暴言を吐く。池内恵の人格は、テロリストのハマス同様、まさに“凶悪”暴力団。

学術性なき“非専門書”しか書けない六流東大教授・池内は、研究を一切せずtwitterごっこの毎日

 私の書庫に2008年に買った、池内恵『イスラーム世界の論じ方』が眠っていた。劣等生しか書けない、この非・学問的な中東“漫談エセー(雑文)集”が、翌年Suntory学芸賞を受賞したことを今般、知った。むろん、同賞の八割は共産党員に渡されるから、共産党に推薦されての受賞。

 私の中東研究は、1979年1月のパーレビ国王“追放”で、図らずしも始まった。が、それはロシアの三正面“同時侵略”戦略に対する、自由世界側の「対ロ三正面“同時rolling‐back”戦略」の研究だから、学問ジャンルとしてはロシア研究or国防戦略論。中東政治には括れないかも知れない。

 具体的には、1979年のロシアは、西ドイツへの電撃侵略(「ヨーロッパ正面」)とイラン&アフガン占領とホルムズ海峡“制圧”(「中東正面」)と北海道侵略略占領(「極東正面」)の三正面への同時侵略を準備していた。私がウィーンIAEAの会議場で、前例のない長時間の演説で、NPT条約(平和に)無効論を展開する中で、パキスタンの核武装を支持し米パ軍事同盟の締結を推奨した理論は、この「対ロ三正面“同時rolling‐back”戦略」の一部を構成する、日本の石油の生命線たるホルムズ海峡“死守”から演繹した。

 中東研究とは、「中東の秩序と自由と平和を目指す」か「日本の国家安全保障からの視点」か、であるべき。なのに池内恵には、中東の紛争や出来事を一般人に解説する、TVニュースの解説者のそれと同じ、エセー以上の作品がない。学者の本業は“学問”だが、学問の方法が未だにわからない“先天的な非・学者”池内恵は、TV解説者を気取って、お茶を濁している。

【補遺】 イスラエル国籍のパレスチナ人を「パレスチナ難民」から排除するUNRWAの“二重基準”

 イスラエル在住のイスラエル国籍を持つパレスチナ人の多くは、1948年時点でパレスチナに居住していたパレスチナ人の孫や曾孫たちである。ならば、UNRWAの定義に従えば、「パレスチナ難民」のはず。だが、国連のUNRWAは、このイスラエル国籍を持つパレスチナ人に限って差別し、「パレスチナ難民」の特権を与えず、それを剥奪。関連する基礎的数字を挙げておこう。

1、西岸の「パレスチナ難民」は108万人。その全人口は325万人。

2、ガザ地区の「パレスチナ難民」は164万人。その全人口は222万人。

3、イスラエル国籍のパレスチナ人は176万人(2015年)で、うち「パレスチナ難民」は、ガザと同じだとすれば130万人と推定される。が、この130万人については、UNRWAはイスラエル国家を認めているという理由で、「難民」とは認定しない。「パレスチナ難民」とは、実態的には、イスラエルを国家として承認しないパレスチナ人、と定義されている。一般通念上の“難民”とはほど遠い、トンデモ定義。この定義は、国連がナチ・ヒトラーを継承して、ユダヤ人国家イスラエルを地球から抹殺することに爆走しているからだ。国連UNRWAを、ハマス同様に粉砕抹殺しない限り、二国家によるパレスチナ平和は、万が一にも到来しない。

平和は《計画政治》で構築できると狂信し、中東・アフリカ《共産化》に暴走中の赤一色・篠田英朗

 10・7のハマス虐殺は、テロ団体ハマスを支援する極左人士を炙り出した。例えば、TVに出てきたお蔭で、多くの日本人がゾッと怖がった、暴力革命家・錦田愛子の存在が知られた。が、彼女以上に怖いのがいる。篠田英朗。

 篠田の顔からは血を噴き出しているのか、2022年2月、その顔写真をネットで見た時、私は全身がブルっと震えた。ギロチンをフル稼働させてフランス人2700万人全員を殺戮する予定だったロベスピエールの同志サン=ジュストの顔が、篠田英朗の顔に重なったからだ。

 実際にも篠田英朗は、イスラエル数百万人の殺戮を信条とするハマスを熱烈支持して、「俺様も超・残虐な殺人鬼だゾ」と自ら広言する。「I LOVE GAZA(ハマス)」の写真を、自分のtwitterにピン留めしているからだ。

 篠田のこの異常な写真“誇示”は、音楽フェスティバルに集まった若者360人以上を襲ってレイプし殺しまくった、バイクとパラグライダーの10・7ハマス戦闘員“礼讃”メッセージであり、それへの共感の旗幟である。このように、人質以外に360人という陰惨な殺人に歓喜する篠田英朗とは、医学的には京アニ殺人鬼と同じ殺人快楽症。怖いの何のって、ぞっと寒気が止まらない。

 ところで篠田英朗は、2022・2・24のロシアのウクライナ侵略では、ロシア側につかず、さも中道の常識人であるかのように、被害国ウクライナ側に立ったtweetをしまくっていた。これは、共産党員の通常の偽装演技。だが、そう正しく喝破した日本人は、私以外、果たして何人いただろう。ロシアのウクライナ侵略で、共産党は党員を三分した(表1)。そして、中村逸郎と同一の親ロ一辺倒の篠田英朗に対し、嘘っこウクライナ支持を演技する役割が命じられた(注1)。池内恵も一緒に。

表1;露烏戦争では、共産党員学者を三班に分けた日本共産党

ウクライナ側かに嘘演技する班

共産党員の本性を剥き出す班

潜伏して自己温存する班

篠田英朗、池内恵、廣瀬陽子K 、鈴木一人K、小泉悠K。

中村逸郎K、馬淵睦夫K、孫崎亨。(備考)

岩下明裕K、袴田茂樹K、佐瀬昌盛K。

(備考1)Kは、KGBロスケのこと。日本共産党員の全員がKGBロスケではないことに注意。

(備考2)最過激なKGBロスケ鈴木宗男(北朝鮮人)/佐藤優(北朝鮮人)/東郷和彦(秀吉時代の移住コリアンの子孫)/原口一博(部落)/橋下徹(部落)は、日本共産党員ではない。

(注1)例えば、「文春オンライン」2022年3月20日付で、篠田英朗は「ウクライナの対ロ降伏は、ジェノサイドされる危険性を孕んでいる」と、KGBロスケ橋下徹を念頭に、ウクライナの自衛権行使を擁護した。

 ウクライナ支持は、論理的にイスラエル支持となる。ロシアの侵略やロシアの残虐な一般ウクライナ人殺戮に怒る、法的正義感情&道徳感情は、ハマスの「10・7イスラエル人ジェノサイド」に対する法的正義感情&道徳的怒りと同一だからだ。即ち、侵略国ロシアも侵略テロ団体ハマスも、ともに、人類の自由と平和に対する“存在を許容してはならない無法な国家・団体”で、同じ穴の狢と考える。

 ということは、篠田英朗や池内恵の奇々怪々な「ウクライナ支持、ハマス支持」は、片方が嘘演技ということ。イスラエル民間人を無差別に殺害したハマスのテロの手法は、ウクライナ一般人や、水道電気の民間施設を標的にミサイル攻撃をし続けるロシアの侵略方法と瓜二つ。仮にも、テロ団体ハマスを支持するなら、当然に、内心では、ハマスの親玉であるテロ国家ロシアを支持している。

 つまり、篠田や池内のロシア侵略“非難”は、内心とは真逆の演技だということ。また、「ロシア→イラン/北朝鮮→ハマス」の命令ルートを考えても、ハマスはロシアと一心同体。ロシアとハマスを同一視しない思考など存在できるわけない。

 さて、もう一つ。日本では「中東専門家」は、ひと括り。が、中東を論じている者は、アラビア語系とペルシャ語系に分かれおり、この区別はした方がいい。

表2;虐殺快楽テロ団体ハマスを応援する、日本の極左“三流~六流”中東専門家

ペルシャ語系

アラビア語系

その他

高橋和夫、田中浩一郎(専門はアフガン? が、業績ゼロで学者以前)

池内恵、鈴木啓之、立山良司、錦田愛子(サイード崇拝)

篠田英朗(中東・アフリカ共産員“育成”に邁進の共産党員)

 この区別をすると、ペルシャ語系でもアラビア語系でもない篠田英朗が、なぜ「ハマス礼讃、イスラエル撲滅」を声高に叫び続けるか、その異様な行動の原点が明らかになる。篠田英朗とは、広島平和構築人材育成センター(共産主義者養成専門学校)の代表であるように、中東アフリカの共産主義者を育成する、現地人の“教宣・洗脳”を担当する、日本共産党中堅幹部の一人。

常軌を逸する篠田英朗のハマス側での“対イスラエル中傷誹謗”は、血塗られた篠田の正体の発露

 篠田英朗のtwitterは、篠田の残虐な血塗られた暴言集でもある。例えば、2023年10月31日のそれは、「ガザを天井のない監獄(open‐air prison)と呼ぶのは全くの誤り。その実態は強制収容所(concentration camp)」。だったら、篠田よ、“強制収容所で、どうしてハマスはロケット弾生産工場を持ち、パラグライダー戦闘員やバイク戦闘員の訓練ができたのか、を説明せよ。また篠田よ、海岸にずらりと並んでいるハマス幹部用の十億円豪邸を、どうして強制収容所に建てられるのか、説明しろよ。

 篠田英朗は、ハマスはイスラエル人を無限に殺していいが、イスラエルはハマスやハマスに全面協力するパレスチナ人を一人も殺していけないという、悪魔の共産党員らしく、人間の命を二重基準で差別している。また、国連憲章の自衛権を全面否定する。常識人・小谷哲男氏がtweetした“イスラエル軍の自衛権行使擁護”を詰って、「イスラエルのハマス=ガザ攻撃こそ快楽殺人だ、世界の圧倒的大多数はそう見做している」と、絶叫しているからだ(twitter2023年11月13日)

 世界の大多数は良心と人間性を有する正常な人間だから、国連憲章の自衛権を尊重し、ハマスの10・7の無差別ジェノサイドに怒りをもって否定する。そして、ハマス10・7ジェノサイドを、残虐な快楽殺人だと正しく認識する。

 が、大量殺人をカルト宗教教義と信仰し実践する、最も残虐な狂人にほかならない共産党員は、ジョージ・オーウェルが喝破したように、何事でも正常を180度逆に転倒した超・不正常な思考しかできない。共産党員は、人間を生かすのではなく、人間を殺し尽くすこと以外の思考ができない。顔から血が噴き出す、大量殺人“準備”に邁進する篠田英朗は、このことを端的に証明していよう。

篠田英朗の戦争讃歌と殺戮快楽性を暴く、彼の主著『平和構築と法の支配』はジェノサイド礼讃本

 今般、書庫から、小学校一、二年生八人を殺し十五名に負傷を負わせた池田小学校殺人事件(2001年)の犯人・宅間守を思い起こさせる、“宅間守のクローン”篠田英朗の主著『平和構築と法の支配』(2003年)を取り出して、改めて読み直した。それをパラパラめくった2003年、「このトンデモ主張では、世界は戦争や虐殺の狂乱状態になる。こんな毒書を出版する共産党員は、怖いな!」との印象は、やはり間違っていなかった。

 なぜなら、篠田のこの狂本のタイトルにもなった用語「平和構築」は、アフリカその他をジェノサイドの“血の海”にした。あの“狂人”国連事務総長ガリの大妄想『平和アジェンダ』にあるガリ語。が、篠田は逆さに、この悪魔の四文字「平和構築」こそ平和をもたらす“万能の神”だと吹聴する。これ、カルト宗教の宣教師のやり方。すなわち、篠田英朗とは、国際関係の学者とは異次元・異質な、教祖ガリに拝跪する、カルト「平和構築教」の狂信徒である。

 さて、ガリについては、次節で簡単に解説している。このガリが事務総長だった1994年、アフリカのルワンダで80万人“大虐殺”が起きた。このことは今でも多くの人々に記憶されていよう。つまり、ガリの「平和創造」「平和維持」「平和構築」は、1994年に破綻した。そして、墓場に葬られた。確かに、それらは、ペテン師が流す世迷言以上の、平和を破壊し自由を圧搾する危険な妄想である。

 が、教祖ガリが創唱の“狂気のカルト宗教”「平和構築教」の宣教師・篠田英朗は、反省などしない。気狂いは医学的に反省できないが、おそらくこれか。だから、再びカルト宗教語「平和構築」を冠した、嘘偽りが満載の『平和構築入門』を懲りもせず2013年に出版した。なお現在、まやかし語「平和構築」が鉄面皮にも闊歩しているのは、(1994年に破綻・排斥されたはずなのに十年を経て復活した)2005年以降の国連と、日本共産党が支配者の日本における1992年以降の学界の二つのみ。

平和は創造も構築もできない。戦争を除去した時のみ到来する“非・戦争状態”が平和だからだ

「平和」に関する学術的な定義は、近代以降、変わっておらず一貫して同じ。それは「戦争が起きていない状態」と定義される。ために、「戦争」の対置概念から独立した「平和」定義は、不可能である。また、世界のトップ知識人や政治エリートは、ここ二百年近く、「平和」を、戦争と戦争の狭間に発生する息継ぎと定義し、この息継ぎをいかに永くするかが人類の悲願だと思案し続けてきた。「平和」とは、「戦争」を抑止した時や、「戦争」を除去した時のみに到来する状態のことで、それ以外ではない。

 だから一般的には、「平和」は、北半球では、平和愛好国が適切な軍事バランスをもって好戦国への抑止を怠らないこと、及び侵略戦争や国内擾乱の淵源たるロシア/中共の非公然・公然工作を排除すること、の二つの基本政策の堅持で達成される。即ち、チャーチルやレーガンの平和維持の外交・軍事政策以外の、いかなる策も、平和には貢献しない。パックス・アングロ・アメリカーナ以外で、いかなる世界平和も到来しない。

 一方、南半球にある、国家による安定と自由が未成熟な、特段に後進地帯アフリカに関しては、その自由擁護は、旧宗主国と米国が適宜介入して上げる、平和への軍事介入が絶対に欠かせない。このためにも、旧宗主国の救済行動を排除してアフリカの人々をジェノサイドの酸鼻な地獄に突き落とすことを狙った“悪魔の思想”「反転・植民地主義 post‐colonialism」は、排撃しておく必要がある。パックス・アメリカーナを否定し、旧植民地の宗主国の軍事介入を阻む者こそは、国連事務総長ガリがその典型的な一人だったように、戦争狂徒/ジェノサイド狂徒であり、“平和の敵”だ。

大量殺人“快楽”病を病む、血に飢えたガリ国連事務総長が執筆の、反・国際法の『平和アジェンダ』

 エジプト人ブトロス・ガリが国連事務総長に就任したのは、1992年1月1日。この直前、CIAはブッシュ(父)大統領に、拒否権を発動して、ガリを拒否するよう勧めている。私は、その理由を、洩れ聞いておらず、知らない。ガリは、反ロ/親イスラエルのサダト大統領の外務大臣代行だったから、ナセルのような“スターリン崇拝の共産主義者”ではなさそうだと、1992年の私は、自分を納得させた。

 が、彼が、国連事務総長時代、徹底した反米であったことと、アフリカ内戦ジェノサイド拡大を“快楽”する、尋常ではない異常行動には目を剝いた。ガリとは、妄想癖の重度の精神異常者だったのかと、この時やっと気付いた。そして、事務総長になった直後1992年1月31日に公表した、彼の異様な狂気が噴き出している『平和アジェンダ』を思い出し、ゾッと戦慄した。

 ガリ『平和アジェンダ』は、四キーワード「予防外交」「平和創造」「平和維持」「平和構築」を織り込んだ妄想に類する代物で、世界を見渡しても通常の国際法教授なら決して発想しない。スターリンの五ヶ年計画の「計画経済」と同種で、共産主義者特有のイデオロギーを土台にしている。スターリン崇拝の共産主義者カール・マンハイムの「計画政治」(備考)によく似た思惟をしている。

(備考)カール・マンハイム『自由・権力・民主的計画』は、「計画政治」を提唱した反・政治の経典。

 すなわち、ガリの『平和アジェンダ An Agenda For Peace』は、150万人以上のエチオピア農民“婦女子”を餓死処刑した“エチオピアのポルポト”メンギスツ(超・重度のレーニン主義狂)を髣髴とさせる狂気のドグマで、レーニンの大量殺人狂ドグマ(『共産主義黒書 ソ連篇』を参照のこと)に立脚している。CIAは1991年、ブッシュ大統領に「ガリに対し拒否権を発動されるよう、米国国連大使に指示されたい」と上申したが、ガリによってアフリカが血の海になるのを防止したかったからか?

 現実にも、アフリカでは、ガリ事務総長の下で、1994年のルワンダ大虐殺が発生した。また、残虐を伴う血まみれソマリア内戦も1992年に起きた。この二例だけでも、1970年以降の人類史上のジェノサイド事件の系譜を、「ポル=ポト→メンギスツ→ブロスト・ガリ」としても、間違いとはいえない。

狂気の転倒嘘「反“法の支配”こそ“法の支配”」だと、逆立ちで嘘を吐く“凶暴共産党員”篠田英朗

 篠田英朗の主張は、主権国家の主権性を弱めて国連をその上位権力機構にする、国連“絶対神”主義のカルト宗教で、通常の学問の領域のものではない。なぜなら、それは、“国連が「無謬の神」となり、国連を世界の人民が崇め拝跪する状態になった時、世界平和が初めて到来する”との、精神異常者の狂妄だからだ。それを、さも学問かに見せる衣を着せた非学問が、篠田英朗の狂気「平和構築」の正体なのだ。

 こう言い直してもよい。私が小学生だった1950年代、赤い日教組の先生が教唆した世界連邦主義を焼き鈍して、赤いスローガン「平和構築」のプラカードを林立させた国連“神格化”運動が、非・学問「平和構築」の実態なのだ。実際にも、篠田英朗の二つの著書『平和構築と法の支配』『平和構築入門』は、マルクス『共産党宣言』に従い、地球から国家・国境を消す“国家・国境なき世界連邦”を空想し、世界人類を一つの国にしようとの狂気=スーパー妄想を爆発させている。

 だから、カルト宗教本『平和構築と法の支配』『平和構築入門』は、学術的用語を次から次に改竄する学的犯罪に終始する。篠田英朗の特殊語「法の支配」は、『平和構築と法の支配』第二章で論述しているように、学的に正しい“法の支配”を排撃し、“法の支配”が存在しないスターリン型“命令が絶対の司法制度”のことだと、180度逆に、反・“法の支配”にすり替えている。

 共産党員の言語は、語彙「平和」が“戦争”を意味しているとオーウェルが喝破したように、転倒語法。“法の支配”を正しく知りたければ、“法の支配”の“法 the Laws”と立法された法律(legislation)とを峻別している、ハイエクの『法と立法と自由』(邦訳三巻、春秋社)を読まれたい。

 “法の支配”という政治原理を大成したのは、天才エドワード・コーク卿。コークの『英国法提要』とコーク『判例集』全十三巻を読まずして、法の支配を知ることはできない。が、IQが殊の外低く、共産革命運動に専念している運動家に過ぎない篠田英朗は、コーク卿の名前も知らないようだし、むろんコークの著作に触ったこともない。篠田英朗の全ての出版物をチェックしたが、コークからの引用も孫引きもない。日本で“法の支配”を理解しているのは、明治維新以来百五十年の歳月がありながら、私(中川八洋)一人だけ。

 例えば、中川八洋『正当の憲法 バークの哲学』第二章第二節「法の支配とコモン・ロー」を読んでいない日本人に、“法の支配”など火星人語でチンプンカンプン。実際にも、篠田英朗『平和構築と法の支配』第二章は、何を書いているかわからない“ゴミ箱のゴミ”のゴミ捨て場。上品な表現に言い直すと、凶悪共産党員らしく篠田英朗は、彼の著『平和構築と法の支配』第二章で、あらん限り嘘八百を捏造して“超デタラメ”「法の支配」を展開している、となろう。

 そもそも「計画政治」の一つ「平和構築」自体、“法の支配”に違背し、“法の支配”とは真逆のドグマではないか。篠田英朗の言葉「平和構築における法の支配確立」(同書58頁)など、自家撞着はなはだしい、決して存在しえない狂気の大妄想。

 なお、法の支配を正確かつ正統に継承する、その系譜を、図にしておく。コーク著作の次に読むべきは、何といってもブラックストーン『イギリス法釈義』だが、篠田英朗は、これすら見たことすらないだろう。私の書庫にあるから、読むなら貸してあげよう。

図;“法の支配”を大成した天才コーク卿を継承する、世界の正しい思想家

 序に。「神の見えない手」に表徴される、マンドヴィル発見の“市場経済の原理”は、“法の支配”の近縁思想である。“法の支配”を重視する者は必ず市場経済の重視派で、計画経済や統制経済を排するのは、双方の基本原理が同一の淵源から生まれているからである。“法の支配”の“法”のことを、ハイエクは「数百年以上、人智に拠らない意識せざる人間行為が堆積して自然的に発生・発展した一般規則」とも定義しているが、これは市場原理「需要と供給の情報を交換する市場の働きは、人智で代替できない、神の見えない手によるとしか考えられない」に通底していよう。

(2023年11月18日記)

【附記】 次稿「ハマスの血塗られたテロリスト錦田愛子──サイード反転植民地主義は殺戮の教理」

 次回は、襲いかかってくる直前の狂犬を思い起こす錦田愛子氏の『ディアスポラのパレスチナ人──故郷とナショナル・アイデンティティ』を解剖する。この本を事前に読んでおく必要はない。が、サイードの『文化と帝国主義』『遠い場所の記憶』『故国喪失についての省察』等を用いるので、『故国喪失についての省察』一冊だけ、事前パラパラ捲りを薦めておきたい。

 バーバ『文化の場所』も、錦田愛子氏の頭を蝕んだ悪書の一つだが、邦訳がひどい。推薦するのは躊躇う。

 

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