筑波大学名誉教授 中 川 八 洋
日本の新聞/テレビは、北朝鮮のスカッドER/ノドン/ムスダン/火星12号/北極星2号の打ち上げ実験に一喜一憂する報道をするばかりである。北朝鮮がこれ等を用いる実際の対日弾道ミサイル戦争についても、これらを先制的にどう破壊するかの日本の国防策についても、一言もない。異常な反国防主義の首相・安倍晋三だから当然だが、自民党政府も全く同じ。
そして、安倍やその政府だけでなく、日本全体が、国家を失った夢遊病者に化している。日本人は劣化を越え、人格が腐食の極にあって人間ではなくなって、今では家畜的思考しかできなくなった。
※2017年6月9日に中川八洋掲示板のために執筆された記事を、再掲載したものです。
Ⅰ 安倍晋三の常習絶叫「世界で制裁!」は、無効&有害で日本国破滅
特に安倍晋三は、北朝鮮の弾道ミサイル対日攻撃から、国家・国土を防衛する気が全くない。日本国民の生命がより大量殺戮されるのを積極的に選択していると言ってよい。
第一に、無効で馬鹿げた「制裁!」を叫び続け、制裁でさも北のミサイルが消滅できるかの妄想を国民に懐かせている。国民に油断を蔓延させ国防忘却の麻薬を吸引させているに同じで、最凶に有害。制裁演技の中国と制裁反対のロシアの動向を隠してあげる情報操作までしている(附記1)。
第二に、Jアラートで、逆立ちした逆・避難の訓練を促し、防毒マスクや核シェルターなしでも生存できるかの錯覚を醸成する。安倍晋三には、日本人全体に対する底なしの殺意がある(附記2)。
“安倍晋三の異常な無為と逆立ちJアラートは、核弾頭/VX・サリン弾頭/炭疽菌弾頭で日本人三千万人を殺戮する北朝鮮の大規模奇襲攻撃に、内閣官房の通謀を示す証左” の続きを読む