秋篠宮殿下の“壮麗な立太子パレード”が挙行されなければ、悠仁親王殿下の即位は99%あり得ず、天皇制度の廃絶が確定する  ──「次期天皇は、日本最後の天皇」の事態到来に無気力な日本人

筑波大学名誉教授    中 川 八 洋

 光格天皇は、唯一、それまでの一千年続いた絶対先例、“紫宸殿で譲位・受禅儀式の同時挙行”をなさらなかった。そればかりか、両者を、仙洞御所と清涼殿と紫宸殿と、三ヶ所の儀場で執り行わられた。この先例無視の不可解な御決断に関する学術的研究は、当然に、これまで一つも無い。明治皇室典範が“譲位不可”を定めたため、譲位など決してないと考えられてきたからである。

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今上陛下・皇太子“殺し”を信条とする山本信一郎(宮内庁長官)を懲戒罷免しない安倍晋三の“犯罪”

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

 2001年4月、宮内庁は天皇制廃止のレーニン型共産革命官庁へと変貌した。“札付きの共産党員”羽毛田信吾が宮内庁次長になったからである。羽毛田は、2012年6月1日に退官するまで、天皇制廃止の策謀を法的制度化するのに、前例のない悪知恵を絞った。大きく二つある。

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天皇制廃止に爆走する安倍晋三の“反・皇位継承”委員会 ──「【譲位】禁止の退位」「【皇太弟】剥奪の皇嗣殿下」は氷山の一角

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

 安倍晋三は、教養や学識が最低限の政治家水準にいかないから、天皇制廃止に執念の牙を剥く共産党員・菅義偉に丸投げしているのだろうか。否である。80%共産主義者の安倍晋三も、新天皇以後の天皇制廃止に同意していると考えられる。秋篠宮殿下ならびに悠仁親王殿下のご即位は無くていいと考えている。少なくとも「俺の知った事か」と考えている。安倍晋三は、菅義偉が強度な天皇制廃止論者である事実を重々知っている。この事実も、「安倍晋三は、ポスト新天皇の天皇制廃止に同意している」を裏付ける。

 2018年「8月1日、安倍政権は「皇位継承式典事務局」を立ち上げた。10月に発足する安倍晋三・首相を委員長とする「式典委員会」の事務局。局長には、山崎重孝・前総務省自治行政局長が任命された。共産党員・菅義偉の人事だから、共産主義者である可能性は高い。なお、局長以下26名の事務局員の名簿は、どの官庁からの出向者か明らかにすべく、前職が公開されるべきだ。

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