筑波大学名誉教授 中 川 八 洋
「われわれの革命精神を覚ますには、ガザの女性/子供/老人の血が必要です」と、ハマスの最高指導者ハニヤは、イスラエル軍のガザ空爆を大歓迎して、こうTV演説した(10月27日、MEMRI)。ハマスは、ガザのパレスチナ人を人間とは見ておらず、いつでも処分できる羊などの家畜と同じ“ハマスの所有物”に扱っている。このハニヤ演説には、悪魔のごとき殺戮快楽集団ハマスの本性があからさまに噴き出している。これを直視せずに、ハマスを語ってはならない。
【上記ハニヤ演説の補足】「われわれの革命精神を覚ます」は、「パレスチナ人の、対ユダヤ“復讐&憎悪”感情を濃縮し猛毒化し殺意のみにする」との意味。「ガザの女性/子供/老人の血」とは、「ハマスをイスラエル軍の攻撃から守るべく、ガザ地区のアラブ人女性/子供/老人を盾にする。彼らが大量にイスラエルに殺戮されることは大歓迎」との意味。
が、日本の新聞TV学界は、“本籍共産党”岸田・上川コンビを含めて、血に飢えた殺人快楽症のハマスに共感し、「被害者」イスラエルを一方的に叩き続ける。だから、このハマス・イスラエル戦争を平和裏に解決する入口であるはずの「ハマスよ、人質250人(備考)を直ちに全員、返還せよ!」の声が全くない。
日本の新聞TV学界および“岸田・上川コンビ”内閣は、ハマス同様、国際法が定義する「侵略」を、あろうことか逆さに讃歌し、“地球を殺戮の巷にしよう”の、血に飢えた殺人快楽症の非人間たちばかり。
(備考)11月24~30日、105名が解放された。あと140名(死者を含む)が拘禁中。4名は初期段階で解放。19歳の女性兵士1名が自力脱走に成功。
“テロ団体ハマスを殲滅する騎士イスラエルに、日本は支援と声援を送るべきだ──国際法を改竄する篠田英朗氏の粗大ゴミ雑文を放置してはいけない” の続きを読む