マクロン仏大統領にNATO東京事務所“開設”を同意させられない“超・無能”岸田文雄を急ぎ退陣させよう──フランスの武器を大量に購入し、ウに無償譲渡する知恵も道義も喪失した《暗愚以下の“死に体”日本》の外交不在

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 7月11~12日、リトアニアの首都で開催されたNATO首脳会議に、日本の岸田総理がオブザーバーで出席した。NATOが共同宣言に挿入する予定だった“NATO防衛域の極東拡大への第一歩”「NATOの東京事務所」開設について、岸田に演説「大歓迎!」させるのが招待の理由。

 NATO東京事務所“開設”は、ストルテンべルグ事務総長が発案し米国バイデン大統領が推進してきた策。が、フランスのマクロン大統領が猛然と異を唱え、当分の間、お蔵入りとなった。岸田は為す術もなく、NATO会議では部屋の隅っこで屈みこむ“野良犬”同然で過ごした。かくも、存在感がゼロ以下の岸田外交は、“日本の恥”そのもの。

 さらに、日本で評価を挙げること効果抜群の、ゼレンスキー大統領との日ウ首脳会談を、岸田文雄は全力をあげて開催にこぎつけようとした。が、ゼ大統領にケンモホロロに拒否された。今、ウは、ロシア侵略軍二十万人以上を国外に排撃できるか否かの瀬戸際。榴弾砲の砲弾など武器供与を裏で模索する尹・韓国大統領の方がアジアの同盟国として日本より価値ははるかに高い。ゼレンスキーは岸田をポイ捨てし、尹大統領との首脳会談を選んだ(7月15日、キーウ)

 喉から手が出るほど武器が欲しいand/or武器でなく民間用の日本の対人地雷除去機(日建/コマツ)が欲しくて堪らないウクライナ大統領(最高司令官)にとり、これらの手土産が何一つもない“赤い白痴”岸田と無駄話する時間など30分もないのは自明。が、岸田文雄は、その白痴ぶりを発揮し、キーウ訪問時のあの馬鹿げたシャモジと同じ、「ドローン検知システム」を提供すれば首脳会談ができると思い込んでいた。小学校二年生以下の“恥知らず反戦・反武器の極左”岸田文雄には、日本国総理の資格が無い! ドローン検知システムは、ウクライナの方が、日本のよりはるかに進歩している。

 この意味で、今般の岸田文雄のリトアニア訪問は、まさしく税金の無駄遣い。この結果、岸田文雄の日本における総理の立場も、“はよ、退陣せんかい”が流れになり、粗大ごみ扱いになってしまった。永田町界隈での“岸田引き降ろし”は、静かに&大きく蠢いている。

 ウクライナへの武器供与を可能とする自衛隊法116条三項すら改正しない、ウクライナを侮辱し続ける反戦平和主義者の“準・日本共産党員”岸田文雄を早期に退陣させなければ、日本外交は機能不全に陥る。それだけではなく、貧困な装備と公務員である自衛隊を常態にし、「軍人」「国防軍」に糺さない、一億日本国民の国防無視の狂気は、“極左「反日」国家”日本の国防力を確実に自壊・自爆へと誘導している。

“マクロン仏大統領にNATO東京事務所“開設”を同意させられない“超・無能”岸田文雄を急ぎ退陣させよう──フランスの武器を大量に購入し、ウに無償譲渡する知恵も道義も喪失した《暗愚以下の“死に体”日本》の外交不在” の続きを読む

バイデン米大統領のクラスタ―弾“ウ供与”決断こそ、反攻ウ兵五千名の命を守る“真正の人道主義”だ!──日本は急ぎ、日建・コマツの対人地雷除去機二百台と榴弾砲弾十万発をウに供与せよ。序に、オスロ条約を脱退しクラスター弾の大量備蓄を行え!

筑波大学名誉教授 中 川 八 洋

 謂われなき侵略を受けている被害国ウクライナに対し、バイデン米国大統領のクラスタ―弾供与の決断が報じられると(7月9日)、日本のテレビから「クラスター弾は非人道兵器だ!」「クラスター弾禁止のオスロ条約違反だ!」との反対キャンペーンが大洪水のように流された。

 後述するが、オスロ条約とは、純ロシア製の条約。もっと正確に言うと、プーチンが創った“ロシア原産のロシア侵略幇助”条約である。そして、このオスロ条約に署名した日本の総理は、退陣二ヶ月前の、漢字も読めない“お馬鹿”麻生太郎。2009年7月だった。二ヶ月後の2009年9月に誕生する鳩山由起夫に調印させていれば、今やオスロ条約を脱退すべき日本にとって、この脱退は、はるかにし易かっただろう。

 オスロ条約の核心は、プーチンが2000年からKGB第一総局の総力を投入して、世界を誑かして誕生した、ロシアの侵略に奉仕する戦争条約であること。このクラスター爆弾禁止条約(オスロ条約)に九十ヶ国以上の調印が確実になった2008年、プーチンはグルジア侵略を決行し、二か所のグルジア領土を捥ぎ取った。日本では2006年頃から、日本共産党が新聞テレビを総動員して、自民党と日本国民の頭に「オスロ条約は人道のための条約」だと、事実転倒の逆さを刷り込んだ。

 現在、オスロ条約を持ち出して米国バイデン大統領への批判に精を出す日本のテレビ新聞とは、犯罪的な偽情報宣伝を行っている。“日本の保守”人士は、オスロ条約に加盟しなかった賢明な米国に大拍手を送ろうではないか。また、ウクライナにクラスター弾を供与する米国に対し敬意をもって賞讃の声を上げるべきだ。

“バイデン米大統領のクラスタ―弾“ウ供与”決断こそ、反攻ウ兵五千名の命を守る“真正の人道主義”だ!──日本は急ぎ、日建・コマツの対人地雷除去機二百台と榴弾砲弾十万発をウに供与せよ。序に、オスロ条約を脱退しクラスター弾の大量備蓄を行え!” の続きを読む

今や日本国民は、“皇室の聖なる史書”『古事記』を仰ぎも奉戴もしない。祖先の神話と切断した日本国の廃滅は、ギボンの警告通りローマ帝国の滅亡を再現し、もはや不可避──日本国民が、中川『神武天皇実在論』を座右の書とすべき理由(ⅩⅡ) 

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 本稿は、前稿の続きである。前稿では、“古代天皇テロリスト”津田左右吉を直系継承する“共産党員の国文学者”土橋寛の狂気一色を、脳内解剖手術すべきに割愛してしまったからだ。

 その前に閑話休題。共産党員・共産主義者には、精神分裂病の罹患者が極めて多い。が、一部の共産党員・共産主義者には、医学的な正常者もいる。共産党員全員がルソーやレーニンのごとき精神分裂病というわけではない。表1に、数は少ないが、両者を例示しておいた。

 例えば、津田左右吉。彼の著作は、「ユダヤ人を殺したい/殺したい」と喚いている狂人ヒトラーの『我が闘争』そっくり。いや、それ以上。津田左右吉の作品はどれもこれも、地下鉄サリン事件を起こした後に麻原彰晃が公刊した、「俺は殺(や)っていない。俺は殺(や)っていない」を絶叫している小冊子『ヴァジラヤーナ・サッチャ』第九号(1995年刊)と、論理構造が瓜二つ。

 つまり津田左右吉のどの著作を読んでも、津田が、精神病院で鉄格子の中から喚く、ヒトラーと麻原彰晃をブレンドした超・気狂いなのは、即座に分かる。津田が超・気狂いなのを感知できない日本人とは、頭が極度に悪いアホ馬鹿すぎる。日本国民の資格を剥奪せねばなるまい。

“今や日本国民は、“皇室の聖なる史書”『古事記』を仰ぎも奉戴もしない。祖先の神話と切断した日本国の廃滅は、ギボンの警告通りローマ帝国の滅亡を再現し、もはや不可避──日本国民が、中川『神武天皇実在論』を座右の書とすべき理由(ⅩⅡ) ” の続きを読む

『古事記』は、日本民族が仰いで奉戴すべき“皇室の聖なる史書”。故に、共産党員・国語学者は、『古事記』の生命源の“歌”を破壊する。が、日本人は、この“歌《テロ》”を放置。──日本国民が、中川『神武天皇実在論』を座右の書とすべき理由(ⅩⅠ) 

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

 日本書紀も古事記も、共に皇統譜。共に史書。この基本的な同一性・共通性から、日本人の間では両書を同一視する傾向が一般的。しかし、日本書紀と古事記は、この基本を除けば、相当に相違する。この相違の一つが、日本書紀は“日本国の偉大な史書”で日本国民が保守して(備考1)永遠に護り続けるべき史書であるのに対して、古事記は“皇室の聖なる史書”で日本民族が仰いで奉戴すべき史書であること。古事記には、我が日本民族と皇室とをつなぐ精神の絆としての機能がある。

(備考1)日本書紀の三大“保守”問題。第一。神武天皇の即位が約660年遡り過ぎ。那珂通世が解決。第二。魏志倭人伝の「邪馬台国の女王」は、神功皇后でなく百襲姫。内藤湖南と笠井新也が解決。第三。神武天皇の生誕地/東征御出陣地は、宮崎県ではなく福岡県糸島市。中川八洋『神武天皇実在論』が解決。

 “日本国の偉大な史書”と“皇室の聖なる史書”という相違が、全国の大学を占拠する天皇制廃止カルト教団“共産党”の、両書を亡き者にせんとする“誹謗中傷のやり方”での相違となった。共産党員・共産主義者がこぞってなす、過激で常軌を逸した誹謗中傷は、日本書紀では次のCに集中し、古事記ではABC三分野で展開。これは、共産党員・共産主義者が古事記“抹殺”には、古代天皇テロルによる日本書紀“抹殺”以上の憎悪と殺意を煮えたぎらせている証左でもある。

 判り易くたとえるなら、共産党員・共産主義者の大学人は、日本書紀には原爆五ヶほどを投下するが、古事記には水爆十ヶほどを投下する。なぜ共産党員・共産主義者は、これほどまでに古事記を憎しみ、跡形もなく日本国から消し去りたいのか。

 日本書紀は歴史書性を重視して神話を軽視する(備考2)。一方、古事記は皇室が信仰する神話を重視する。また、古事記は、賢所や皇霊殿において御神楽で奉納すべく、歌を多用した“神事の長編祝詞”的な音楽性を付加した、特殊な史書でもある。

“『古事記』は、日本民族が仰いで奉戴すべき“皇室の聖なる史書”。故に、共産党員・国語学者は、『古事記』の生命源の“歌”を破壊する。が、日本人は、この“歌《テロ》”を放置。──日本国民が、中川『神武天皇実在論』を座右の書とすべき理由(ⅩⅠ) ” の続きを読む

“岸田降ろし”&“公明党との連立解消”をせずば、自民党の《共産党の下部機関》化は止まらない──小選挙区制(1993年)と男女共同参画社会基本法(1999年)に賛成した時、消滅した“保守”自民党

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 2023年6月16日、共産党が策定して“隠れ共産党員”稲田朋美(北朝鮮人3世、備考)に渡した、“伝統と慣習に培われてきた日本国の醇風美俗を徹底破壊する劇薬”LGBT理解増進法が、北朝鮮人と赤い支那人をこよなく愛する“生粋コミュニスト”岸田文雄の大暴走で成立した。岸田文雄とは赤い煙を吐く暴走機関車。正常な人間の域には生きていない。

 岸田文雄は、共産党の反核運動家である事実からもわかるように、紛うことなき共産主義者。共産主義者だから当然だが、岸田は、自国民ジェノサイドを宗教信条にしている。LGBT理解増進法により、これからは性犯罪のレイプ魔は性自認で「女性」と公言すれば、女子トイレにも浴場の女湯にも女性シャワー室にも女性更衣室にも自由に出入りができるから、日本人女性はレイプされ殺され放題になる。

 現に、今般のLGBT理解増進法で海外からも一気に性犯罪者の群れが日本に大量移民してこよう。相当数の日本人女性が、これら内外の自称「女性」からトイレでレイプされ殺人される。このような日本女性がされ放題になる悲惨な情況こそ、殺人鬼性を人格の根底に秘めた“血塗られた狂人”岸田文雄にとって、甘美で恍惚で快楽な光景なのだ。そして、日本の検察官は今ではその六割が共産党員。これら「性自認」の外国人犯罪者を起訴せず、必ず無罪放免にする。

(備考)稲田朋美の親父は、京大時代から朝鮮総連の活動家で、日本共産党とも懇ろな関係を持つ偽装“日本人右翼”。稲田朋美は、日本人騙しが得意なコリアンの父から“日本人騙しの手法”を手ほどきされ、さも民族系日本人であるかを装ってきた。 「靖国神社参拝=良き日本人」だと短絡する(日本会議など)IQゼロお馬鹿民族系を誑かす演技に、靖国神社参拝は手っ取り早く効果も抜群。狡猾な稲田朋美はこれをフル活用。

 殺人鬼性を人格の根底に秘めた岸田文雄の“血塗られた狂人”性は、ウクライナへの武器供与を頑なに拒む姿勢にも顕著。武器が無ければ、ウクライナ国民は侵略ロシア軍に殺され放題になる。だから、ヒューマニズムに立脚する欧米は国際法による国際秩序や法的正義観からだけでなく、ウクライナ国民への人道からも、全力で武器を供与し続けている。

 が、人間性をいささかも有しない“悪魔の殺人鬼”岸田文雄は、数日で済む“自衛隊法第116条の武器供与禁止という、たった十文字”を削除する国会手続きを、既に一年以上の時間があったのに決してしない。また岸田は、ウに武器を供与できるよう、防衛装備移転原則を改正する閣議決定もしない。また、武器ではない日建や日立の地雷除去機すら、ウに供与しようともしない。

 露烏戦争において徹底した反・人道主義を貫く岸田文雄の異常な非人間性と、今般の(日本人女性をレイプと殺人の無法地帯に放り出す)LGBT理解増進法をめくら滅法にごり押し成立させた反・日本女性の岸田文雄の非人間性とは完全に同一。聞く耳を持たない“ご都合な聾”岸田文雄の柔らかい物腰に騙されてはいけない。政治家の評価は全て、その行動で判断すべきもの。岸田文雄の本性は、“闇夜の赤マムシ”。突然とびかかって、日本人をその猛毒で殺しまくる。

““岸田降ろし”&“公明党との連立解消”をせずば、自民党の《共産党の下部機関》化は止まらない──小選挙区制(1993年)と男女共同参画社会基本法(1999年)に賛成した時、消滅した“保守”自民党” の続きを読む

「倭国の王→倭の国王」「日本国の王→日本の国王」など、津田左右吉らが徒党を組んだ「支那人漢語の“嘘読み”」は、紙上テロルの「王おほきみ殺し⇒天皇殺し」──日本国民が、中川『神武天皇実在論』を必携し座右の書とすべき理由(Ⅹ)  

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 中川『神武天皇実在論』は、校正の時、25頁ほどばっさりカットした。ために、重要な事柄がかなり未収録になった。例えば、『後漢書』倭伝にある「倭国王」の間違った訓みの問題も、この一つ。支那人のこの種の文は、必ず「国名+官名」。間違うことは万が一にも不可能。訓みの間違いは、訓みの意図的な捏造から生まれている。

 具体的には、『後漢書』倭伝にある西暦107年の記事「倭国王帥升」の、「倭国の王」を「倭の国王」と訓読みしている。「王」は官名。「倭国」は国名。なので、「倭国」と「王」の間に「の」を入れる。

 支那人の漢語では、「倭やまと」は、「倭国」という国名で用いなければ、“日本(やまと)地方”とか“日本(やまと)民族”とかの意味として用いる。「倭」の古音は「ヤ」で、「やまと」の最初の一音を表記。故に、「倭国王帥升」は、表1の右欄のようにしか訓めない。

表1;古代史学界はなぜ、「倭の国王」とか「帥升」とか、わざわざ嘘訓みするのか

 原文

意図的な嘘訓み

正しい訓み

倭国王帥升等献生口百六十人

倭の国王 帥升(すいしょう)らが、生口百六十人を献じ

(岩波文庫版89頁)

倭国(やまとのくに)(おほきみ=天皇)(一字脱字)の升らが、生口百六十人を献じ

(備考)上記の□すなわち一字脱字は、「遣わす」の「遣」だろう。

 すなわち、岩波文庫『魏志倭人伝・後漢書倭伝・宋書倭国伝・隋書倭国伝』89頁のように訓むのは、嘘訓み。編訳者の石原道博が、嘘つき常習の津田左右吉と同種の、意図的な嘘訓みをしたか否かはわからない。漢語にない「国王」を“漢語である”と先入観で思い込んでいたかも知れない。

 が、石原道博は、この一文の直前にある「倭奴国」の方は(89頁)、「倭(やまと)の奴国」と、「奴国」を一漢句として正しく訓んでいる。とすれば、石原道博は、意図的な嘘訓みをしたのか?

 国名の表記は原則として「国」をつける。「倭国王」の三文字も同じで、「倭国+王」と訓むのが絶対ルール。「倭奴国」と見れば、「倭(やまと)+奴国(なのくに)」と訓む以外の訓みはあり得ないのと同じ。つまり石原道博は、「倭国王」では、絶対ルールを無視し天皇制廃止に狂奔している。

 志賀島発見の金印「漢委奴国王」のうち二文字「奴国なのくに」は、絶対に切り離してはいけない二文字。支那漢語の原理原則だからだ。が、今、学校教科書を見ると全て、「奴」と「国」と切り離している。つまり、表2の真中欄にあるトンデモ誤訓みを強制している。

“「倭国の王→倭の国王」「日本国の王→日本の国王」など、津田左右吉らが徒党を組んだ「支那人漢語の“嘘読み”」は、紙上テロルの「王おほきみ殺し⇒天皇殺し」──日本国民が、中川『神武天皇実在論』を必携し座右の書とすべき理由(Ⅹ)  ” の続きを読む

“日本唯一人の天才史家”笠井新也を抹殺した津田左右吉ら「共産党支配の古代史学界」の学的犯罪を糾弾しない、非国民ばかりの一億日本人──日本国民が、中川『神武天皇実在論』を必携し座右の書とすべき理由(Ⅸ) 

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 一年に亙る侵略ロシア軍の砲撃で廃墟となったウクライナのバフムートの惨状は、原爆を投下された時の広島よりはるかにひどい。この廃墟の写真や動画を見るウクライナ全国民は、「なぜこんな惨い仕打ちをロシアから受けねばならないのか」と、悲嘆に暮れている。

 それでもウクライナ国民は、自分の祖国の領土全てをいずれ奪還し復興再生せんと歯を食いしばっている。実際にも、ウクライナ国土の20%は、地域ごとに多少の相違はあるが、ロシアの侵略と残虐による廃墟と化しており、バフムートと五十歩百歩の陰惨な様相を呈している。

 これに対し、ウクライナ国民の怒りは怒髪天を衝いているだろうが、ウクライナには前に進むしか、国民が生きて自由を回復する方法はない。このような、地獄の現実に見舞われたウクライナ人のじっと耐えるその辛抱の精神や、奪還そして再生への信念と希望を捨てない不撓不屈には、私は拝む気持ちで、本当に頭が下がる。

 翻って日本の古代史も、“凶悪”共産党員で大嘘つき津田左右吉/井上光貞/直木孝次郎/上田正昭らの“捏造、捏造、捏造”で真実すべてが破壊尽くされ“嘘、嘘、嘘”しかない廃墟と化してしまった。ウクライナ人が“再びの自由と栄光”を目指し、祖国ウクライナの主権と領土を奪還すべく血を流している辛酸の労苦を思えば、私もまた、暗黒の闇に包まれた日本古代史に真実の光を取り戻すべく、“正しい歴史”を奪還するための学的方法を、次代の日本国民に伝えていく労苦を厭っている暇はない。

““日本唯一人の天才史家”笠井新也を抹殺した津田左右吉ら「共産党支配の古代史学界」の学的犯罪を糾弾しない、非国民ばかりの一億日本人──日本国民が、中川『神武天皇実在論』を必携し座右の書とすべき理由(Ⅸ) ” の続きを読む

岸田文雄の“非戦闘車たった百台&三桁まちがい三万食”供与は“英雄”ウ国への侮辱の極み──「10式戦車百輌/多連装ロケット全て/日本版ゲパルト五十基/歩兵戦闘車六十輌」を供与し、日本は“義勇に反する反道徳”から脱却しよう

筑波大学名誉教授 中 川 八 洋

「侵略者(ロシア)が敗北するまでは、(ウクライナ人の)誰も、そしてどこでも安心することはできない。世界にとっても、《ロシアの敗北》以外の目標はあり得ない。この目標以外のことは《人命の損失》であり、《権利の損失》であり、《平和の損失》である」(ゼレンスキー大統領、2023年4月26日)

(本稿は、「岸田の広島G7サミット」批判の第二弾。まぐまぐに投稿した第一弾(2023年5月26日配信)と共に読まれたい)

 5月21日夕方のゼレンスキーとの会談で、岸田首相は、陸自の車輛百台をウクライナに供与する旨を伝えた。翌22日の朝、この百台が「ジープ(1/2トン・トラック)/大型ジープ(高機動車)/キャタピラ式小型ダンプカー(資材運搬車)」だと聞いて、「ふざけるな、岸田!」の悪態が思わず口に出た。

 これら車輛は、陸軍の通常の武器ではない。いわゆる軍民共用の一般車輌。今、ウクライナが欲しているのは、戦車や多連装ロケット機やミサイル&ドローン迎撃の防空兵器や歩兵戦闘車など。この真面な武器の方は、岸田文雄は一輌すらウクライナに渡そうとはしない。岸田文雄には同情する感情も道徳がない。岸田はやはり正常な人間ではない。

 つまり、道徳と知を喪失している岸田文雄は、日本の戦車や多連装ロケット機やミサイル&ドローン迎撃の防空兵器や歩兵戦闘車などが、これからのウクライナの反転攻勢に不可欠なのが、全く理解できない。これ等の武器が不足しては、反転攻勢するウクライナ側の人的損害は、一気に五万人どころではなく、十万人のラインを超える可能性も高い。岸田文雄の反軍思想に汚染された非・武器(軍民共用車輛)提供主義は、侵略被害国のウクライナに、“もっと死ね!”と罵声を浴びせているのと同じではないか。ウクライナ人の生命を軽んじる岸田文雄とは、ほとんど悪魔に近い。

 これから始まるウクライナ反転攻勢は、1939年9月1日開戦のドイツの対ポーランド電撃侵攻とは真逆になる。類似の戦史を訪ねれば、第一次世界大戦において、仏軍の方がドイツの電撃侵攻軍をマルヌ川河畔(パリの東部)で食い止めたため、パリ占領を阻止されたドイツ軍の電撃侵攻作戦失敗に似た様相を示すかも知れない。

 1914年9月のマルヌ会戦でのドイツの電撃侵攻失敗が、その後の第一次世界大戦を永く続く陰惨な戦争にした。ウクライナ総司令官ザルジニーが、失敗しなかっただろうシュリーフェン(元帥、伯爵)であって欲しい。失敗した小モルトケに万が一にもならないよう、祈るばかりである。

 私の試算だが、ウクライナ陸軍の兵器・弾薬の量は、ノンストップ進撃で展開する通常の反転攻勢に必要な量の三分の一程度しかない。ザポリージャ州のメリトポリあたりで、退却はしないが進撃が阻止され“睨みあい膠着”に陥る事態が懸念される。このケースに陥れば、戦況は一気に、ロ烏戦争は、何年も勝利が来ない最悪のドロヌマ塹壕戦へと変貌する。

“岸田文雄の“非戦闘車たった百台&三桁まちがい三万食”供与は“英雄”ウ国への侮辱の極み──「10式戦車百輌/多連装ロケット全て/日本版ゲパルト五十基/歩兵戦闘車六十輌」を供与し、日本は“義勇に反する反道徳”から脱却しよう” の続きを読む

皇室の悠久を息吹く“生命の泉”『古事記』を、われわれ日本人に残して頂いた元明天皇の有難いご聖慮に心から感謝を捧げよう──日本国民が、中川『神武天皇実在論』を必携し座右 の書とすべき理由(Ⅷ) 

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 三浦佑之の“噴飯本”『古事記のひみつ』(吉川弘文館)につき、前稿で書き忘れたので、以下追加。

 三浦佑之は、太安万侶『古事記』上表文(序、712年)は、その玄孫(やしゃご)の多(太)人長が偽作したと、証拠ゼロのトンデモ捏造歴史を法螺吹いて騒ぐ、本物の狂人(139頁)。多人長は、嵯峨天皇の勅命で、『日本書紀』編纂から約百年たった812~13年、高位高官も出席する朝廷の公的な「日本書紀“講筵(講義)”」の唯一人の教授に抜擢された。

 『日本書紀』に関する“朝廷随一の学者”多人長は、平安朝廷の高位高官も列席する、インテリ平安貴族たちに『日本書紀』を講義した事実において、(『日本書紀』ではない)『古事記』など、多人長にとっても受講する高位高官の朝廷官吏にとっても、全く関係しない。だが、頭が幼稚園児より劣悪な“脳内空洞”の上に、錯乱の精神病を重く病む“気狂い”三浦佑之は、次のように述べる。

「太安万侶に仮託した《序》を偽造したのは、多人長・・・と考えられる。多(太)氏に・・・所蔵されていた古事記の権威化のために、序が必要になったからだ」(139~40頁)

「人長の偽文《序》を古事記に付け加えた理由を、私は古事記の権威化だったと考える」(134頁)

「人長の偽文《序》は、ほとんど無名の古事記を権威化することになった」(135頁)

 多人長が『古事記』講筵の勅任講師なら、『古事記』をかっこよく見せるため、「それまで上表文が無かった『古事記』に、ニセ上表文を捏造した」との三浦佑之のデッチアゲも、多少は騙せる屁理屈にはなる。が、平安時代の四百年を通じて朝廷官吏で『古事記』に関心を持った者は一人もいない。嵯峨天皇は、多人長に「日本書紀を講義せよ」と命じたのである。『古事記』を講義せよとは命じていない。また、多人長は日本書紀の専門家だったが故に、一人しか選ばれない教授に抜擢された。

 このような状況下で、①どうして唐突に、この講筵に無関係な史書『古事記』が出てくるのか。さらに、②どうして誰も関心がない/講義テーマでもない『古事記』に序をつける必要があるのか。また、③『古事記』には序がなかったという証拠など皆無。加えて、「ある」という珍説奇論の与太話を裏付ける証拠もない。ないないヅクシの「序」についての架空話、どうやって思いついたのだろう。④古事記は、政府=朝廷ではなく、天皇が直接管理する内廷奥深くに保管されている「秘仏」的なもの。それが、どうして一朝廷官吏の多人長の家に所蔵されていたのか。⑤・・・。

“皇室の悠久を息吹く“生命の泉”『古事記』を、われわれ日本人に残して頂いた元明天皇の有難いご聖慮に心から感謝を捧げよう──日本国民が、中川『神武天皇実在論』を必携し座右 の書とすべき理由(Ⅷ) ” の続きを読む

「古事記は偽書!」「その序は偽書!」と大騒ぐ“お遊戯会の幼稚園児”古代史学者を一人残らず解雇し絶滅させねば、日本国は歴史を完全に喪失する──日本国民が、中川『神武天皇実在論』を必携し座右の書とすべき理由(Ⅶ)  

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 千葉大学とは、2007年、100%盗作の著作を出版した廉で、教授・三浦佑之(当時61歳)を懲戒免職すべきにそうしなかった。まさに、犯罪を奨励するトンデモ国立大学。文科省は、千葉大学の文系学部全てを廃校に処分すべきである。赤字財政で日本経済の爆発的破綻が近づく今、税金節約は日本国の至上命題。有害文系学部の軒なみ廃校は急務。千葉大学を率先的にその第一号にしよう。

 この100%盗作の著作とは、三浦佑之の『古事記のひみつ』のこと。今や共産党員の賛助出版社に成り下がった吉川弘文館の出版。三浦佑之は、大学とは言えず直ちに全学を廃校すべき“アホ馬鹿教員と超アホ馬鹿学生の遊園地”成城大学卒の、不謹慎にも古事記を飯の種にする、劣悪なノン・フィクション作家。当然、学問など一㍉もできない。が、千葉大学は共産党からの指示で、学者以前のトンデモ三浦佑之を教授に採用した。通常なら助手にもなれない小学生レベル。

 もう一度言う。三浦佑之の『古事記のひみつ』には、独自研究した箇所は一ヶ所もない。古事記「序」を「偽書だ」と連発するだけで、1971年に出版された鳥越憲三郎の『古事記は偽書か』をそのまま100%盗作した著作以前。三浦佑之の悪質な犯罪者性を、言語道断で済ましてはいけない。

“「古事記は偽書!」「その序は偽書!」と大騒ぐ“お遊戯会の幼稚園児”古代史学者を一人残らず解雇し絶滅させねば、日本国は歴史を完全に喪失する──日本国民が、中川『神武天皇実在論』を必携し座右の書とすべき理由(Ⅶ)  ” の続きを読む