筑波大学名誉教授 中 川 八 洋
①宣命の儀②剣璽等承継の儀③御笏・御袍奉持の儀の三儀式からなる、正しくは5月1日の一日に限って挙行されるべき宮殿正殿における譲位・受禅の儀式は、午前中のたった一時間以内(10時からであれば、11時前に終わる)で終了する。それなのに、天皇・皇室を憎悪する“凶悪共産党員”菅義偉は、2017年の秋以降、“前日に今上陛下を「退位」させ、翌日に受禅ではなく皇太子を「即位」させる”形で、「今上陛下には決して譲位をさせないぞ、皇太子殿下には決して受禅させないぞ」という天皇制廃止の策謀を、やりたい放題にやっている。この天皇制廃止に至らしめる重大な先例づくりの最終仕上げが、今月の十月、安倍晋三内閣の「式典大綱」として決定する。
だが、国民は、「退位」特例法の「退位」は、“譲位”を不適切語で表現しただけで、実態は“譲位”だと思い込んでいる。また、北朝鮮人たちが編集する(朝日新聞もびっくりの)“天皇制廃止の急先鋒”産経新聞は、「退位」は「譲位」と同義であるかに、2017年冒頭から真赤な嘘宣伝し続けている(注1)。産経新聞を購読する“知的下層民たち”は、西尾幹二(ヒトラー系廃墟主義アナーキスト)や加地伸之(毛沢東系マルキスト、日本一の“偽善男”)を見れば一目瞭然に、産経「正論」メンバーのほぼ全員が天皇制廃止の極左である事実すら気付こうとはしない。また、産経新聞がロシアKGB丸抱えの「対日」偽情報洗脳宣伝機関の一つである事実すら知らない。
“菅義偉の“革命”「退位」式で、天皇制度の廃止は確定する ──4・30退位礼は、徳仁《新天皇》に対する“廃帝”人民裁判リハーサル” の続きを読む