ロシアに日本領土を貢ぐ“空前絶後の売国奴”安倍晋三 ──愛国心ゼロの正体バレた“シンゾウ寄生虫”小川栄太郎/百田尚樹

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筑波大学名誉教授    中 川 八 洋

第一節 法的正義なき“無道徳”安倍晋三は、ソ連の満洲侵攻を誘導した「松岡洋右」

 安倍晋三は、自分のイメージについての偽情報撒布では、歴代首相の中で際立つ才を発揮する。スターリン/ベリヤ直結のソ連NKGB工作員で河上肇の愛弟子だった“反日の巨魁”近衛文麿に匹敵するだろう。近衛文麿と安倍晋三に共通するのは、何と言っても、国民の人気が抜群に高い事と、自己を偽りイメージに形成する(虚像づくりの)偽情報操作に長けている事であろうか。

 例を挙げれば、いかがわしい生業の“大嘘付き”小川榮太郎やその媒体雑誌『月刊Hanada』(天皇制廃止狂・花田紀凱が編集長、2016年6月号以降、それ以前は『WiLL』)、“超ゴマスリ屋”阿比留瑠比に代表される産経新聞やその雑誌『正論』などは、論壇誌であることを止め、一気に低俗な安倍晋三ファン雑誌に変貌した。相当な金額を安倍晋三が間接方法で渡しているとは聞くが、具体的な額の情報は入手できていない。

 安倍晋三ファン雑誌が、三つor五つもあることで(廃刊になった『新潮45』は安倍フィーバーとは距離をおき、この例外だった)、真赤な嘘の「安倍晋三」虚像は広く拡散し、決定的に固定化した。この動きは、1937年~1941年の近衛文麿が自分の虚像を定着させた過程の二番煎じだし、1933年以降1939年までのヒトラーのそれとも似ている。

 すなわち、日本国民は、新聞・雑誌・テレビ等のすべてのマスメディア媒体が流す安倍晋三の虚像から、目晦ましで盲目になった自らの目を清浄にして、安倍の首相としての政治行動一つ一つから、客観的な安倍の実像を把握すべきであろう。そうしなければ、戦前の首相より絶大な権力を持つ現代の首相を偽りの虚像で判断し、我が日本国が、近衛文麿の大東亜戦争後の敗戦日本やヒトラーの第二次世界(欧州)大戦後のドイツと同じく、地獄へと導かれるのを、ただ無為に放置することになる。つまり、国家にために尽くすべき国民の義務を剥奪され、国家と国民を永遠に毀損する犯罪に手を貸す事になる。

安倍晋三は、“国民騙しのフェイク国政”しかしない。つまり安倍とは、過激「フェイク首相」の典型

 いくつか例をあげよう。

1、拉致被害者奪還など、安倍晋三はやる気など始めからない。やっているふりの演技に徹しているだけ。横田早紀江さんら家族会に、さも救出の努力をやっているかに演技し騙す目的あらわに、2018年7月のシンガポール米朝会談で(国際場裏の常識でも)“無力な第三者”に過ぎないトランプ大統領に代りにさせるなど、安倍のフェイク力は超一流。

 自分の人気取りの手段として、可哀そうな被害者家族をコケにするとは、安倍の人格は冷酷残忍。安倍流フェイク拉致被害者奪還など、真人間ならとてもできるものではない。

2、「デフレ脱却」(アベノミクス)とは、その実、2%インフレのこと。つまり、経済成長ゼロをもって、経済成長しているかに国民を騙すフェイク経済政策

3、従軍慰安婦問題で歴史の真実は曲げないと公約しておいて、実際には、「日本軍が関与した」との嘘歴史を日韓合意とした。日本軍は関与していない。無料で朝鮮の公娼置屋を戦場に運んであげただけだ。陸軍は個々の朝鮮人公娼とは全く接触していない。安倍は、フェイク歴史真実で、日本国民を騙し、歴史を捏造した。

4、尖閣諸島の領海には、今では、中共の潜水艦や駆逐艦まで公然と侵犯のし放題。安倍は、2012年秋から始まった中共の尖閣奇襲占領の態勢に無為無策。これが安倍晋三のフェイク領土防衛。「日本国の領土など、俺が政界を引退した後なら、ロシアや朝鮮や支那に全部くれてやれ」が、冷酷残忍な異常人格者・安倍晋三の恐ろしい本心。

5、憲法第九条は、“国防軍の設置”の明記無くしては改憲にはならない。「建軍の大義」と「“自己犠牲の精神”溢れる軍人」なくして、国防は成り立たない。だが、安倍は、日本の国防を今より一層悪化させるべく、“憲法改悪の極致”「国防軍不要!」を憲法条文にしようとアッピールしている。安倍のフェイク改憲より、(有事に第九条が即時死文化する)現九条の方が、数百万倍以上も日本の国防に寄与する。

6、フェイク反・脱原発

7、あと数ケース書くべきだが、省略。

安倍晋三の脳裏には子孫と祖先が不在。祖先からの賜物「領土」はゼロで良しが安倍晋三の思想

 さて、本論「安倍晋三の外交」に入るとしよう。

 安倍晋三は、“国家の領土とは、祖先よりお預かりしているもので、子孫に(できるだけ増やして)相続させていくもの”、よって“ある世代が領土を減らしてはならない”“領土を守るに、その時の世代は命を捨てよ”という、全世界が共通して享有する(国際法上の)領土の定義すら解らない、トンデモ“ならず者”である。それどころか、安倍は、“領土は総理の私物”だと考えている。

 安倍晋三が、ここ六年間の総理在任中、何も悪いことをしていない子孫に課す借金を平然と300兆円も増やした。われらの子孫は二~三十年後から、一千数百兆円の借金で阿鼻叫喚の日々となるが、安倍がこの事態を気にしたこともない。これは、安倍の脳裏に「子孫」が存在しないからである。子孫が存在しないということは,日本領土がゼロになっても構わないとも考えているからである。

 また、領土は、祖先の営々たる血がにじむような汗の結晶で人間が住める生活が可能になった。国後・択捉島にしてもしかりである。それは、江戸時代から祖先の血と汗の結晶であるが、安倍晋三とって、“日本人の祖先”など鼻でせせら笑う対象でしかない。

 安倍晋三は、①なぜ「祖先」「子孫」が脳裏に浮かぶことが一切ないのか、②国家・民族の領土をなぜ総理の私物と考えるのか。答えは、明瞭。①については、父親・晋太郎から、徹底的に共産主義思想を注入されたからである。共産主義者に祖先と子孫がないのは、ルソー、マルクス、レーニンを読めば明らかなこと。

 ②も同じく、日本の共産主義者は、「日本国の国土も産業もロシアに献上すべきである」「日本は、ロシアの属国だし、ロシアは日本の宗主国である」と考えるが、狂信的な共産主義者だった父親・晋太郎が(備考)、晋三をそう洗脳したからである。

(備考) 安倍晋太郎は1984年、反革命勢力を匿ったチグレ/ウォロ州の農民数百万人を一人残らず餓死処刑する狂信的共産主義者メンギスツのエチヲピアに外務大臣の仕事をおっぽり出して何度も出向き、すでに150万人以上の農民婦女子が餓死しているのに、メンギスツに「もっと殺せ、もっと殺せ」と応援した。

 安倍晋太郎は、メンギスツ共産軍の毛布100万枚以上を無料で贈与した。驚くべきは、この両州の働ける男性農民はエチヲピア南西の砂漠の収容所に閉じ込められていたが、安倍晋太郎は、「収容所から解放せよ」と要求するのではなく、逆に、この収容所の井戸を日本のODAで掘る協力を申し入れている。当時の朝日新聞にも報道されているので、是非閲覧されたい。

「松岡洋右50%、田中角栄40%、佐藤栄作10%」でブレンドすれば、売国奴「安倍晋三」が誕生

 これを、別の側面から分析してみよう。歴史に悪名を遺した、日本国を毀損した親ロ系政治家をピックアップし、安倍晋三の対ロ売国外交を考察するのである。

表1;重大な国家毀損行為をなした三名の政治家の犯罪的愚行を継承した安倍晋三

1、田中角栄は、領土が返還されないのに、1973年、モスクワに出向き、ブレジネフにシベリア開発四大プロジェクトの経済協力を約し実施した。自分に巨大な利権キックバックが濡れ手に粟で手に入るからである。この悪事を、安倍晋三は摸倣し、踏襲的に繰り返している。

 安倍晋三は、領土が返還されていないのに、日本人の税金3000億円を極東シベリア経済開発に貢いで、北海道侵攻用の陸空百万人部隊の有事展開を可能にした。ロシア人は、安倍のこのような行動を、「自分の首を絞める縄を編んで持ってくる“役に立つ白痴”」と、歓迎するが、同時に蔑視する。プーチンは今、安倍晋三のことを“役に立つ白痴”と侮蔑している。ロシア人は、ロシアに妥協したり媚を売る外国人につき、いずれ用済みになったら処刑しようと考える。自国を裏切る叛逆者を断固として(叛逆させておきながら)許さないのである。

 ロッキード・スキャンダルでの田中角栄の政界放逐は、ロシアKGB第一総局の命令で三木武夫(米国共産党員、KGB工作員)が実行した。この事実は、多くの関係者や研究者がつとに言及している。しかし、シベリア経済協力へのロシアの対日工作全容を田中角栄がしゃべれないよう口封じした事実の方は、なぜか、マスコミ等から聞こえてこなかった。安倍晋三もいずれ、田中角栄の二の舞を演じるだろう。

2、佐藤栄作は、無難な経済(高度経済成長)の舵取りから、八年間という長期政権をものした。が、後世に名を残したいとの私的な政治的野心から「国益なんぞ糞喰らえ」と、沖縄返還に取り組んだ。

 1965~7年の頃、東大本郷に居た私は、多くの旧軍関係者や国会議員たちから「沖縄返還は、北方領土返還の」でなくてはならないと教えられた。彼らは、「沖縄に米軍の核兵器がある限り、ロシアは北方領土を返す」とも言った。が、しばらくすると、「沖縄返還後一年以内に、ロシアは北方領土を返すと決めたらしい」との流言がまことしやかに政界で流れた。田中角栄が、1972年の沖縄返還後から、一年後の1973年にモスクワに乗り込んだのは、この流言を信じたからである。

 1967年から五年後1972年の私は、このトンデモ流言、沖縄返還をさせる誘導の偽情報だと余りに馬鹿馬鹿しく、歯牙にもかけなかった。田中角栄周辺の取り巻きを除き、国会議員のほとんどもそう言っていた。また1972年に実際に、非核三原則が沖縄に適用され、沖縄から北海道防衛用の(榴弾砲の)核砲弾がすべて撤去された。私は、ひたすら怒りに震える自分を抑えるのが精一杯だった。

 また、「沖縄に米軍の核兵器がある限り、ロシアは北方領土を返す」までダメになり、さらに日本国の核武装もダメになり、私は佐藤栄作に対する怒りの拳がおさまらなかった。案の定、1973年の田中角栄は、手ぶらでモスクワから帰ってき、1974年からの不幸のドミノに遭遇する、嵐の前の静けさを迎えた。

 沖縄返還と非核三原則は全く別の問題。後者を前者に絡めて米国の譲歩を二倍にする必要などない。が、佐藤栄作は、米国の抵抗に挑戦し、執拗に非核三原則を1967年頃から口にするようになった。その理由は、ずっとわからなかった。1974年にノーベル平和賞を受賞した時、これが目的だったかと初めて納得した。 

 ノーベル平和賞の選考委員会の動きは、すべてロシアKGB第一総局に筒抜け。それよりもロシアKGB第一総局が半ば受賞者を決定していることは、常識だろう。後年、“ロシア対日工作員のボス”末次一郎から沖縄返還時の話を聞いている時、非核三原則を佐藤栄作に吹き込んだのは俺だと言い、その説得に切り札を使ったと言った。

 切り札が「見返りにノーベル平和賞を受賞させてやる」とのKGBの約束だとすれば、辻褄が合う。自民党内に人脈を張り巡らしている末次はプリマコフらKGB要人と打ち合わせに、頻繁にモスクワに通っていた。KGBメッセージを佐藤の耳に入れるに、末次一郎ほど最適な男はいない。なお、田久保忠衛は、ロシア工作員として末次一郎の愛弟子である。

 ともあれ、佐藤栄作は、かくも純個人の我欲でしかないノーベル平和賞欲しさに、非核三原則という“反国防の極致”を政府方針とした。非核三原則の真の害毒は、日本が核武装できない問題などより、それによって日本人が国防精神を喪失し、また「通常兵器の国防力も要らない」と思い込ませる“反国防の麻薬“”になることにある。

 安倍晋三は、個人的な我欲の“自分の名声”だけのため、北海道へのロシア侵略を100%確実にする日露平和条約を締結せんとしている。大叔父・佐藤栄作の売国奴DNA(染色体)を、“日本亡国の悪魔”安倍晋三は血統正しく忠実に継承している。

「安倍晋三は憲法前文の狂信者」――“稀代の対ロ売国奴”安倍晋三の対ロ平和条約を潰そう! 

3、松岡洋右がスターリンに直接交渉し一瞬で締結したのが、1941年4月の日ソ中立条約である。こんな歴史の初歩、小学5年生でも知っている。問題は、スターリンが満州と樺太・北海道に侵攻するために、「日本を油断に誘う」秘めた目的を松岡が知って締結したか、単に首相・近衛文麿に命じられたから結んだのか、であろう。松岡は、これについて沈黙したまま、東京裁判も免除されて東大病院で死んだ。

 総理の近衛文麿は、日本がドイツと組んで対ソ侵攻することを阻止し、陸軍の主力を対英米戦争に振り向けるべく、日ソ中立条約の締結を、外務大臣・松岡洋右に命じた。近衛とスターリンの、当該条約締結の意図も目的も完全一致。

 安倍晋三が、“スターリンの再来”プーチンと、日ソ中立条約と同種の日露平和条約を締結すれば、それはロシア側からすれば、ロシアに北海道侵攻OKのサインを安倍晋三から貰ったとしか考えない。日ソ中立条約が日本側からの満洲侵略OKのサインだったのと同じだからだ。が、安倍晋三が、近衛文麿や鈴木宗男のようなロシア工作員とは思えない。

 しかし、「反米」狂の松岡が、米国に一泡吹かせたいと日ソ中立条約を締結したとしよう。この場合、安倍晋三は、松岡と瓜二つだ。なぜなら、知能指数が低く、また「外交は、おねだり」と思い込んでいるほど幼児性が強い安倍が、大嫌いな軍事国防の代りに、一片の条約でそれが代替できるとして、日露平和条約に固執しているからだ。

 松岡も安倍も、①ロシア側の条約締結意図(=対日侵略)を考えていない、自分勝手に非現実を妄想しての対ロ条約締結。第二に、②当該条約によって、日本側の対ロ国防力を減じる負の働きが大きく、よりロシアの対日侵略を招く深刻な事態になるが、松岡も安倍も、この現実が見えない。

 両者は、精神医学的に分裂症系の誇大妄想症である。この事が、上記の①と②を齎していることは、間違いないだろう。しかも、安倍晋三に関しては、GHQ製憲法の信奉者で、憲法前文の「平和を愛する諸国民(ロシア)の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存を保持しようと決意した」を拳々服膺している。日ロ平和条約を締結すれば、北海道防衛の軍事力をゼロにできると思い込んでいる。安倍晋三には、プーチンがほんの四年前の2014年3月にウクライナを侵略し、クリミヤ半島を自国領に編入した凶悪の侵略すら記憶にない。

 以上の歴史から、安倍晋三が「松岡洋右50%、田中角栄40%、佐藤栄作10%」でできているのが直ぐわかる。

 さて、誇大妄想癖の安倍晋三「対ロ平和条約」狂を治す薬はない。しかし、日本を守るに日ロ平和条約は絶対に潰さなければならない。安倍晋三を殺害するのが最も効果確実だが、刑法上、それはお勧めできない。では、どうするか。次稿に続く。

第二節 “売国奴”安倍晋三に阿諛する“寄生虫”は、日本国土の対ロ割譲に大拍手

阿諛追従もここまでするか、“ホラ吹き&大嘘つき作家”小川榮太郎の「日本人に領土は要らない」 

 小川榮太郎がベストセラー『安倍晋三試論――約束の日』を出したのは、民主党の自壊状況から総選挙があれば自民党の復権が確実されていた2012年8月であった。安倍晋三が総裁になったのが2012年9月。この本は、安倍晋三の自民党総裁への党内選挙用の宣伝本として、実に見事な効果を発揮した。

 安倍晋三の幸運は7億円宝くじに10回連続で当たったケースより、はるかに幸運。何とその三ヶ月後に衆院解散・総選挙となった。棚から牡丹餅に、安倍は総理の座に返り咲いた。小川の『安倍晋三試論――約束の日』は、この総選挙でも活躍し、超ベストセラーになった。

 余りのベストセラーぶりに私も購読しパラパラ捲り、心底驚いた。“国民騙し”が得意技の安倍晋三にとり、「戦後レジームの脱却」など選挙用の“嘘八百の言葉遊び”にすぎず、そんな政治信条は安倍には微塵も存在しない。父親・晋太郎から徹底した共産主義教育を受け、80%コミュニストになった安倍晋三は、憲法の前文「平和を愛する諸国民(ロシア)の公正と信義に信頼して、我らの安全と生存を保持しようと決意した」の狂信的信奉者。安倍晋三の本当の本心は、当然、共産党の志位和夫と同じく、「戦後レジームの絶対堅持」。自明にすぎよう。

 だが、権力者に阿諛追従して金を手にするばかりか実際にもイカガワシイ生業の小川榮太郎は、日本国という“国家”が脳裏にない二枚舌・三枚舌の“国家欠落”安倍晋三を、それとは真逆に自分の信条に忠実にそれを爆発させ行動する言行一致で“国家再建の制度復権主義”の三島由紀夫に喩える。こんな小川の詭弁に従えば、「強盗殺人常習者は、有徳の聖人君子と同類である」の公式が成り立ってしまう。

「安倍が、首相として挑戦した《戦後レジーム》の《濁流>は、かつて三島由紀夫が自衛隊のバルコニーでの演説中に強烈な無力感をもって対峙していた《ヤジ》の背後の、有無を言わせぬ圧倒的な力と同質のものだと思われる」(注1、198頁)。

 日本を国家たらしめるべく、三島は、憲法第九条の第二項を削り「国防軍」を明記し、“建軍の大義”の憲法条文化と“自衛官の軍人昇格”を実現すべく、市ヶ谷台で割腹自殺した。一方、安倍晋三は、「自衛隊を軍隊にはしない/兵器を保有する特別警察官という自衛官のままに据え置く」フェイク改憲でお茶を濁そうとアッピールしている。これは、九条改悪ではないか。「戦後レジームの絶対堅持」ではないか。

 憲法と国防軍問題に関する限り、倫理道徳の規範遵守に生きた三島由紀夫は、言動で嘘を吐いたことがない。一方、“先天的な大嘘つき”安倍晋三は、国民や有権者など騙せばいいとしか考えない(備考)。つまり、植木等の歌「ゴマスリ無責任男」の数百倍もゴマスリで生きるクズ人間・小川榮太郎は、“無道徳で反・愛国の対ロ売国奴”安倍晋三に、「三島由紀夫の再来」という偽装表示の真赤な嘘ラベルを貼った。これはもう、犯罪のレベル。

(備考)国民騙しの大嘘付き手腕において、安倍晋三が天才的才能を発揮するのは、狂信的な共産主義者だった父親・安倍晋太郎が反共反ソの岳父・岸信介を騙し、また自分の思想信条を岸信介に見破られず完璧に隠すことに成功した手練手管を子供の頃から長期にわたって観察してきた(自己教育してきた)成果である。

 もう一つ、小川の阿諛追従・嘘話を引用しよう。

「三島由紀夫の切腹は、安倍首相の《戦後レジームからの脱却》によって、文学者の狂熱から救われ、穏当で希望に満ちた政治言語化された」(注1、201頁)。

 安倍晋三は、三島由紀夫の悲願である“国防軍の設置”を全否定した。「戦後レジームの申し子」自衛隊をそのまま残し、「戦後レジームの脱却」など馬鹿げたことと、唾を吐きつけ足蹴にした。三島由紀夫はまた、“建軍の大義”とともに“軍人の榮譽”を重視し、連隊旗の天皇下賜に拘った(注2)。

 この三島の思想は、当然なことだが、国防軍の名目上の統帥は天皇にあるべきを前提にしている。この主張は、1960年代までの日本では、三島だけに限らず、自民党国会議員の多数意見でもあった。1991年版の「中川憲法改正草案」第七条と第九条第四項は、1960年代までの日本の常識をまとめたもので、私のオリジナルとは言えない。2004年版の『国民の憲法改正』も、これを踏襲した。

 1994年に喉頭がん手術直後に死んだ村松剛は(直接の死因は手術ミスによる出血死。共産党員医者の意図的手術ミス?)、この死亡する二、三年前から、「眠れない時に、中川君の憲法草案の第1条から第9条を読むため、何時も枕の下においている。読むと、三島由紀夫が現れてくる」と、何度も私に語った。憲法の天皇条項と国防軍条項の改正につき、「中川君のは、三島由紀夫に瓜二つ」は、村松の1980年からの持論。そんな事よりも、「三島が現れる」とは「冥界の三島と会話している」ことだから、「村松は、あの世の三島に会いたがっているな」と感じ、自殺する気か、とかなり心配した。

 村松剛が“三島由紀夫の亡霊”を見た中川憲法草案。

第七条;「天皇は、国防軍を統帥する

第九条第四項;「国防軍の最高指揮権は、天皇により、内閣総理大臣に授権される」(注3)。

 話を“シンゾウ寄生虫”小川榮太郎に戻す。安倍晋三のフェイク憲法改正のどこに、三島由紀夫が切腹までして訴えた「国防軍設置」「天皇は(名目的であれ)国防軍を統帥する」「天皇は、軍人に対する栄誉大権を持つ」の改正条項があるというのだ。大嘘付きの大ペテン師・小川榮太郎の出鱈目ぶりは、フェイク「脱デフレ」に始まり、何でもかんでも嘘ばかりの“腐敗と無道徳人格”安倍晋三とそっくり。両名の本性は無法のならず者。馬が合うはずだ。

“日本国土ロシア献上”の安倍・売国暴走を支持する、“売国・非国民”の四匹の“シンゾウ寄生虫”

 シンゾウ寄生虫は、小川榮太郎だけではない。無数に繁殖して、日本の国政を嘘と腐敗を注ぎ込んでいる。全員を言及できないので、あと三人を追加するとすれば、百田尚樹と阿比留瑠比と“レイプ魔”山口敬之になろうか。

 百田尚樹には、2013年に出した安倍晋三との対談集『日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ』がある。現実を全否定し現実遊離の狂気で妄想しては意気投合し合う“二匹のバカ殿さま蛙の楽園放談”。アホ馬鹿対談もここまでやるかと一瞬は絶句したが、痴呆学生と暗愚教員しかいない同志社大学中退と成蹊大卒の漫談だと思い出して納得。

 日本はすでに滅亡寸前のローマ帝国を再現し、その未来は閉塞・破綻・破滅が大きな口を開けて待っている。この日本の絶望への対処は、虚構の繁栄に現を抜かす退嬰の現況からまず脱出すること。そのためには個々の日本人から勤勉の倫理と国防の精神を回復させねばならないが、蛙の知能指数しかない百田・安倍には、危機時の亡国を阻止する対策など一欠けらも発想もできない。

表1;“日本国土ロシア献上”の安倍・売国暴走を支持する、四匹の“シンゾウ寄生虫”

(備考)上記四名の血統は調査未了なので、「不明」に扱っている。

 北方領土も奪還できず逆にプーチンに貢ぐ。拉致被害者一人も奪還できない、尖閣諸島への中共の侵攻情況を六年間すでに放置し中共の侵攻占領をさせる予定、竹島の奪還もしない、・・・・・。これがどうして、戦略家なのか。

 “物貰い乞食”阿比留瑠比のゴマスリの凄さには、一世を風靡した植木等のあの歌も形無し。加えて、対談相手が稀代のレイプ魔とくる。稀代のゴマスリ屋と稀代のレイプ魔の“稀代のチークダンス対談”しかできない男、それが阿比留瑠比である。

僅かでも日本国を愛するならば、皇后陛下殺し(未遂)のテロリスト編集の雑誌に断じて寄稿しない

 しかも、これら安倍晋三の応援団――シンゾウ寄生虫たち――は、皇后殺し(未遂)テロリスト・花田紀凱とベッタリ。花田紀凱との昵懇度において、小川榮太郎/百田尚樹/阿比留瑠比は、天皇制廃止の“非・国民”であることを自白的に証明している。小川榮太郎/百田尚樹/阿比留瑠比の「愛国」言説は、まさに演技で、金目当てビジネス。

 金目当ての卑しい男たちが口にする「愛国」は、偽善の嘘ラッパでなくて何であろう。そうでないというなら、小川榮太郎/百田尚樹/阿比留瑠比よ、まず、皇后殺し(未遂)のテロリスト・花田紀凱に絶縁状を送りつけ、それをインターネットで公開せよ。

1、小川榮太郎『約束の日 安倍晋三試論』、幻冬舎。

2、「菊(皇室)と刀(国防軍、軍人)の栄誉が最終的に帰一する根源が天皇なのであるから、軍事上の栄誉もまた、文化概念としての天皇から与えられなければならない。現行憲法下 法理的に可能な方法だと思われるが、天皇に栄誉大権の実質を回復し、軍の儀仗を受けられることはもちろん、連隊旗も直接下賜されなければならない」。三島由紀夫『文化防衛論』、新潮社、59頁。

3、中川八洋『新・日本国憲法草案』、山手書房新社。

4、上掲『約束の日 安倍晋三試論』、201頁。

5、百田尚樹/安倍晋三『日本よ、世界の真ん中で咲き誇れ』、ワック・マガジンズ、2013年。2017年の新書版では改題。

6、阿比留瑠比/山口敬之「稀代の戦略家 安倍晋三」『月刊Hanada』、2017年2月号。

(2018年11月20日記)

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