中川八洋教授「特別ゼミ」開催のお知らせ テーマ;「朝日新聞の“猛毒ドグマ”《多様》《共生》《SDGs》を日本から一掃せねば、日本の“国家死滅”は不可避」

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 上記テーマの三時間ノン・ストップゼミを、下記要領にて都内ホテルにて開催することになりましたので、お知らせします。当該ゼミがいかに緊急に重要なものかは、中川八洋教授作成のレジュメをお読み頂ければ、一目瞭然です。ただ一言。

 ロシアが“独裁”共産党を追放し東欧が解放されたのに(1991年末)、日本のみ世界の潮流に逆走し、1992年から“世界の奇観”日本社会の共産化、及び次代の日本人に対し生体手術的に(超アパシーな夢遊病者型人間への)残酷・残忍な人格改造をする、二つの革命を過激に推進しています。“レーニンの亡霊”が支配する悪魔の地獄で笑い転げる「“赤い狂人”になった日本人」と言えます。

 しかし、良識ある保守日本人が、仮にいても、これに気付くことはありません。日本人の知的劣化と人格的粗暴化は、世界史的にも空前絶後で、そのような知性も学力も倫理も、もはや存在しないからです。しかも、“赤黒(アナ&ボル)”産経新聞や“共産党の対民族系無能化洗脳部隊”日本会議が、朝日新聞・共産党が促進している過激共産革命に、わずかに残る最後の保守的日本人が気付くことの無いよう、徹底的に盲・聾にする情報遮断(盲目化)の洗脳を行っているからです。

 今般の特別ゼミが解剖するのは、朝日新聞・共産党の“極左ドグマ”「共生」「多様」という“日本を国ごと全面破壊するスーパー劇薬”。及び、共産党語「共生」「多様」を援護する、国連コミュニスト軍団作成の“悪魔の先進国窒息剤”「SDGs」(2015年9月採択)。中川教授は高度に学術的な分析をなさると思います。そして、中川教授が持参される教育現場の多くの資料に、ゼミ参加者全員、卒倒して気絶されることは間違いないでしょう。

 

      記

1、日時;9月23日(月、休日) 午前11時半から午後2時半。

2、場所;都内ホテル

3、ホテル製昼食は各自ゼミ中。中川先生は、昼食抜き。

4、持参すべきもの;次の“高濃縮エボラ・ウィルス”三書

  a マルクス『共産党宣言』、岩波文庫。(事前リーディングをお願いします)

  b ルソー『人間不平等起源論』、岩波文庫。

  c フーコー『性の歴史Ⅰ』、新潮社。

5、ハンス・ケルゼンの価値相対主義も講義予定ですが、事前リーディングや持参はありません。

6、2015・9・25国連採択「SDGs2030アジェンダ」は、インターネットでパラパラ眺めておいて下さい。

7、中川八洋『民主党大不況』第一章はゼミで活用します。持っている方は持参して下さい。

8、afterゼミは、2時45分~4時半。テーマは「安倍晋三《反・国防主義》の代償は、もはや修復不能」。費用は中川先生が負担。

 

      「入ゼミ」手続き

1、入ゼミ希望者は、氏名、住所、固定電話、生年月日、卒業大学・学部名、職業(現所属企業名など)を、次のnakagawamagazine@gmail.comにメールして下さい。期限は、9月12日午後5時。当ゼミでは名簿はなく、またゼミでの本名使用は禁止です。

2、メール受信後、入ゼミ手続き関連の資料を直ちに郵送します。

令和元年9月4日

中川教授「特別ゼミ」事務局長   吉田寿太郎

中川八洋教授のレジュメ

Ⅰ、『朝日新聞』1992年元旦社説の号砲で大進撃を開始した、日本共産化大革命

(1)国家解体の「地方分権」。and「男女共同参画社会」(=天皇制廃止を筆頭目的とする、日本民族の伝統・慣習の一掃)で、フェミニズムを教育界・司法界・地方自治体に国家権力で強制できる制度化。

*自民党国会議員で、共産党製「地方分権」に最も狂喜乱舞したコミュニストが安倍晋三。

*男女共同参画局の共産党員官僚とベタベタの関係で「何でもOKの言いなり総理」が安倍晋三。安倍の十八番スローガン「輝く女性」とは、東大をはじめ国立大の教授に共産党員女性をクォーター制で任用しろ/霞が関官僚の課長・局長ポストに共産党員女性を優先的に配置せよ/高裁判事に(地方に飛ばしていた無能欠陥)共産党女性判事を任用しろ」と、国家公務員の人事に「共産党員を絶対優先せよ」と “日本共産化のやりたい放題”の免罪符スローガン。安倍晋三は、実態的には“共産党の総理”。一般通念の“自民党の総理”ではない。

(備考)「共同参画」を縮めると「共参」で「共産」と発音が同じ。つまり、「共産」から「共同参画」は造語。

(2)中選挙区制の廃止は、自民党国会議員の「共産党化」「国防/イデオロギー問題の一掃」が目的

*小選挙区制になれば、日本の場合、与野党とも、ユスリ・タカリの有権者の聲「社会保障!(バラマキ福祉、教育費の“放漫”税金肩代わり、親子切断/浮浪児化を齎す《子育ての国家への丸投げ》、その他)」に迎合し、この迎合競争になる。他のイッシューが入る余地はゼロになる。

 例えば、現在の選挙制度では、中共の「南シナ海」侵略占領を放置する安倍晋三問題/対ロ「北海道」防衛力増強を逆行的に弱体化する安倍晋三の反・国防問題/(子育て支援が家族解体と次代の日本人の人格的・知的大劣化を引き起こす)次代への無責任問題/北方領土をプーチンに献上する安倍晋三「敵国人外交」問題/放漫財政による次代への借金地獄という安倍晋三の子孫大虐待問題、等はぶっ飛んでしまう。要するに、共産主義者三人組──細川護熙、河野洋平、小沢一郎──は、1994年春、この公理「小選挙区制は国を滅ぼす」を知って、小選挙区制を導入した“反日の権化”たちだった。

 日本で唯一例外的に小選挙区制に反対した拙著『政治改革の常識、非常識』に協力を申し出た俵孝太郎は、祖父・俵孫一(立憲民政党幹事長)から「日本での小選挙区制は、悪政の温床になる」と教わったからと、“世界最高の選挙制度”中選挙区制の意義を知っていた。なお、具体的な選挙区制度の改悪にあたり、共産党と組んだ朝日新聞・産経新聞・読売新聞の三紙は、抽象語「政治改革」を、数年にわたり毎日が鳴りたての報道をなした。産経新聞は1992年、共産党系の新聞である正体を剥きだした。

(3)日本民族の絶滅・・・フェミニズム『産まない選択』とフーコー『性の歴史』(LGBT革命運動)の結合。

*『共産党宣言』に基づく家族解体の「夫婦別姓」民法改悪運動は、この一つ。フランス人と相違し、「法的夫婦関係なしでは子どもを産まない」民族文化が日本では根強い。夫婦別姓は出生率を大幅に下げる。なお、自民党国会議員中、夫婦別姓の旗振りはコミュニスト野田聖子。その陰の応援者が“コミュニストの同志”安倍晋三。

*「日本女性よ、子どもを産むな!」を煽動洗脳する“赤いカルト狂本”

●福島瑞穂『産まない選択―子供を持たない楽しさ』、1992年。●栗原美和子『産まない女』、2009年。●シンシア・スミス『女は結婚すべきではない』、2000年。●葉石かおり『産まない理由』、2006年。●楠木ぽとす『産んではいけない』、2004年。●高野瀬順子『出産ストライキ』、1991年。●森永卓郎『非婚のすすめ』、1997年。●山田昌弘『パラサイト・シングルの時代』、1999年。●下重暁子『家族という病』、2015年。●上野千鶴子『お一人様の老後』、2011年。他20~30冊。日本国の消滅的亡国が近づく今、これ等への対処ゼロ/危機意識ゼロの日本とは、【日本人全員が亡国をコンセンサスしているからか。

(4)日本民族の大劣化・・・日本民族から学力を奪い劣等民族に劣化させ、勤勉性も剥奪する。

*「ゆとり教育(学力低下教育、1992年~2013年)・・・・・中心は、北朝鮮人で中核派の寺脇研が、同じ中核派の小野元之・文部次官と組んで実行。朝日新聞が大応援し法制化。二十年後廃止になったが、共産党が主導し、2007年の安倍晋三はこの共産党に協力した。

世界平均の三~四倍という国民休日の異常な多さは、学力低下と勤勉の崩壊を促進するのが目的。が、これを問題視する声は日本中ゼロ。この異常な休日数は自民党が推進した。

*安倍晋三の「働き方改革」は、次代の若い日本人に対し、狂気「勤勉は悪」との反・倫理/反・道徳を注入するのに成功した。日本の経済大崩壊は、そう遠くはない。

Ⅱ、日本国を消滅させる猛毒劇薬「多様」の解剖

(1)杉田水脈論稿への驚きと軽蔑

 杉田水脈氏の『新潮45』2018年8月号論稿は、LGBT共産革命運動と学術的に全面対決をしている私にとり、多少の驚きであった。LGBTは擁護すべき存在では決して無いが、非難されるべき存在でもないからだ。人類の0.1%を占めるLGBTは神様の創造だから、99・9%の人類は彼らをそっとしておく気配りと自らは遠ざかる健全な感情とを大切にするのが慣習であり智慧である。

 だが、LGBT運動は、LGBTとは天と地ほどに相違する。LGBT運動とは、LGBTを利用して、人類の祖先が数千年から数百年かけて営々と築き上げた“共存の慣習”を破壊尽さんとする(脱構築する)ヴァンダリズム。人類の法的正義や倫理性からも断固排撃されるべきものである。

 なお、杉田水脈氏へのアドヴァイスが二つ。第一。LGBT運動を叩くなら、フーコーの『性の歴史・Ⅲ』『狂気の歴史』を完全に理解することが絶対入口。第二。杉田氏の「保守」の見識は基本的には間違ってはないが、交際する周辺がヤクザ・ゴロツキばかりは如何なものか。『新潮45』を廃刊に至らしめた小川榮太郎の稼業は、朝鮮人ペテン師。倉山満は、犯罪者性が漂う“悪の北朝鮮人”。これら得体の知れない民族系の輩と交際すれば、知が向上とは逆方向に滑り落ち腐食はなはだしく消失し、極左マスメディアとの闘いなど不可能になるのは自明だろう。

(2)「多様」は、「インクルーシブ教育/LGBT運動/(産めるのに)産まない欠陥人間煽動」等を包括的に正当化し神格化する魔力抜群の、共産党製“水戸黄門の印籠”

①フェミニズムとLGBT運動の相違

 マルクス主義を淵源とするフェミニズムは、現在すでにある家族制度・慣習を破壊する革命ドグマ。フーコーを教祖とするLGBT運動は、LGBTが最初から家族崩壊の「家族が無い」を体現しているから、これを神格化し崇拝させる革命。この崇拝を生殖能力ある次代の若者に強制的に擦り込めば、「家族の無い社会」は、おのずから現実に出現してくる/『共産党宣言』は体現される。

 なお、LGBTが家族を持つことは、現実にはほとんどありえず限りなくゼロ。東小雪と増原裕子の「離婚」は、その好例。

② 共産革命語「多様」はどう作られたか。

 フーコーの『性の歴史』にハンス・ケルゼンの価値相対主義をブレンドして料理すると、「善悪がない/正義が無い/道徳が無い/家族が無い/法的正義が無い/民族国家がない」“野蛮な非社会”に、文明の社会を解体して改造する猛毒剤「多様」が出来上がる。これはゼミで徹底解説する。

③ 「共生」とSDGsについてもゼミで詳説するので、ここでは割愛。なお、SDGsのスローガン「誰一人置き去りにしない」は、1945年の日本の「一億玉砕=全員一緒に殺戮されようよ」に通じ、ゾッと戦慄します。ゼミ参加者は、じっくり考えてみて下さい。

(3)LGBT運動について。掉尾の参考に掲示した2016年3月の特別ゼミ報告書を、事前に読んでおいて下さい。

Ⅲ、「多様」「共生」は、大東亜戦争(=日本人皆殺し&日本領土のスターリン献上)再現が目標

○ 亡国に至らしめる革命は、非軍事的にやろうと、軍事的にやろうと、結果が同じなら、同一。

○ 大東亜戦争が、本土決戦すれば「一億玉砕」は不可避。具体的には、四千万人を越える日本人女性・子供・老人が阿鼻叫喚の中で、戦災死と餓死したはず。ポツダム宣言と昭和天皇のご聖断により、タッチの差で米国の日本救出戦争が勝利し、この四千万人を越える日本人の命が救われた。つまり、「多様」「共生」は、大東戦争の未完「本土決戦」「一億玉砕」を、非軍事的に再現し、日本人皆殺しと日本国の廃滅の実行。現に、1992年から“猛毒の亡国剤”「多様」「共生」を日本人に注入し続ければ五~六十年間後に死に至るが、今や、それが見えてきた。

(1)大東亜戦争の戦争目的と国民騙しのスローガン

表1;太平洋戦争とは、「日本救出の神風」“善の米国”と、自国破壊の“狂の日本”間の戦争

表2;大東亜戦争の“国民騙しスローガン”

(2)本土決戦と一億玉砕の大東亜戦争を再現する非軍事的方策が、“万能猛毒剤”「共生」「多様」

表3;1992年以降の、悪魔すらたじろぐ“恐ろしい国民騙しスローガン”──大東亜戦争の繰り返し

(2019年9月1日記)

 

 

(参考)   

第2期・第4回「特別ゼミ」報告書

 2016年3月19日に都内の某ホテルにて、次の二テーマにて、第4回特別ゼミが開催されました。

1、「学校教育制度破壊(=次代の日本人を不登校児並みに学力ゼロ化)を齎すフリー・スクールの公的制度化を推進する“安倍晋三の過激共産革命”をどう排撃・阻止するか」

2、「日本国の生命源“民族の伝統・慣習の温室「家族」”を解体し出生率ゼロを齎すLGBT神格化の狂気に走る“安倍晋三の過激共産革命”をどう排撃・阻止するか」

 日本唯一の“保守主義の哲人”中川八洋先生が、またしても“日本最後の愛国者”の情熱を迸らせて、(極左革命勢力を除き)日本人全体が知を失い無学無教養を恥じることもなく惰眠を貪る“堕落一路の21世紀日本人”に警鐘乱打する学的啓蒙の二時間半でした。以下、概略を報告します。

平成28年3月

事務局長 吉田寿太郎

 

Ⅰ 学校教育制度解体の“共産党前衛部隊”「フリー・スクール」

 まず、ゼミ生一同が驚愕したのが、安倍晋三が共産党直営のフリー・スクール「東京シューレ」を訪問している証拠写真を回覧で見たときでした。党籍のある共産党員で過激な共産主義革命家の奥地圭子氏を、なんと安倍総理が訪問しているではないか(2014年9月10日)。同氏の著『フリー・スクールが教育を変える(=教育を赤化する/破壊する』18/22頁に、安倍晋三がニコニコしながら、奥地氏と同じ写真に並んで収まっている。どう見ても安倍晋三は、共産党員である。

 さほどに安倍晋三とは、志位和夫氏と全く遜色のない“志位和夫のクローン”で、フリー・スクールに義務教育と同等の資格を与えようとした超過激な共産主義者である。この事実には、ゼミ生一同、戦慄したようでした。

備考;安倍晋三が肝いりで作った女性活躍法も、マルクス『資本論』の労働価値説に従った真赤なマルクス経済学。安倍晋三は岸信介の遺言の部分を除くと、安倍寛/安倍晋太郎と同じく河上肇や野坂参三を継承しており、完全な共産党員。保守とは180度に対極する極左を本性に持つ。

 現在、文科大臣は共産党系朝鮮人の馳浩。安倍晋三が、(民主党議員とは名ばかりの)実質共産党員だった小宮山洋子(NHKの共産党主導報道を正当化する放送法の歪曲詭弁を展開し、東大の学生運動を共産党の民青主導に持っていった“隠れ共産党員”加藤一郎・東大総長の娘)とは実に昵懇だった馳浩を、安倍晋三が文科大臣にしたのもこれで納得しよう。

 さて、「反日」の極みである教育破壊を目指すフリー・スクール法案は、超党派の議員立法だが、数名の良識的な自民党議員によって、自民党極左の丹羽秀樹の原案にあった過激な学校教育制度の破壊の牙はいったん抜かれることになった。丹羽原案では、次代の日本の子供たちに不登校化を奨励するものになっていた。日本の義務教育制度をフリー・スクール化していく「反日」仕掛けが組み込まれていた。

1、日本の「フリー・スクール」共産革命の目的

(1) 「学校からドロップした子供たちへの愛情」は表看板。あくまでも、不登校の児童・生徒を集めて、その子供たちと保護者を過激な共産主義者/共産党員に洗脳・改造するのが第一の目的。日本の原初的フリー・スクール「ともえ学園」で育ったコミュニスト黒柳徹子を見れば明らか。

(2) 義務教育の学校制度を「フリー・スクール」化して、学校制度の完全解体が第二の目的。具体的には、日本人の学力劣化・低下を来して“資本主義の日本国”を自壊的に転覆させること。

(3) 共産党の活動拠点として、教育で擬装するためが第三の目的。オウム真理教の信者集めのヨガ道場と同じ。集団的自衛権の憲法解釈変更反対で、静岡県で最も激しい金切り声を挙げたのはフリースクール(=共産党の活動拠点の一つ)だった。

2、なぜ共産党は、学校教育制度の破壊解体を目指すのか──理論からの考察

(1) これについてまず、中川先生は、イリッチ『脱学校の社会』、アリエス『子供の誕生』、山本哲士『学校の幻想 教育の幻想』、フーコー『監獄の誕生』などを用いて、日本のフリー・スクール共産革命運動の理論背景を概説された。例えば、「教育の学校化を“脱学校化”する。学校された社会を“脱学校化”する」と訴える煽動家イリッチは、自由社会国家の知的・学的水準の低下劣化をもたらして経済力の衰退と軍事力の弱体化を誘導するマルクス・レーニン主義のドグマであることの分析など。一方、アリエス/フーコーは、“学校制度憎悪狂/破壊狂”一本槍であることなど。

(2) このイリッチの革命手法が、ソ連邦崩壊後の今、なぜ日本でバイブル化しているのか。

① 在日朝鮮人たちが、日本人を劣化させて日本国を衰退から亡国に導くための「反日」革命に活用できるからである。

② 共産党にとっては、学校教育によって規律や道徳を学べば、そのぶん革命に参加するゴロツキ・ならず者・変質者が減るので、共産革命のためには小中学校の学校制度が破壊的になった方がいいからである。日本人全体が知的劣化する方が革命への洗脳がし易くなる。

(3)末端のフリー・スクール運動の現場は、旧師範学校系で学歴が低い者が主体。ために奥地圭子氏などは、マルクス・レーニン主義のニイル/シュタイナーなどが教祖。例えば、英国ニイルのフリー・スクールでは、学校内でのセックス自由、行儀・言葉遣い教育の否定による動物化改造が実践された。ニイルのトンデモ著『恐るべき学校』『人間育成の基礎』『ニイルのお馬鹿さん』などは、共産党員のみが今なお熱く読んでいる。

Ⅱ 「社会解体→共産社会化」の劇薬LGBT革命

1、反・結婚主義を秘めた新しいフェミニズム革命「同性婚」は、LGBT運動の中核

① 法的制度破壊は、同性カップルへの「結婚の平等」権利運動で、2015年に表に顔を出した。

 この分野では今、法的制度から、医学的・生物学的真理の「男女」という区別語を抹殺することに全力疾走している。

② イデオロギー洗脳はかなり早い。詭弁と狂気がいっぱいのバタンテールの数冊の翻訳出版や「日本人を両性具有のカタツムリに改造しよう」キャンペーンもこの一つ。共産党員の赤い小母さんたちが東京女性財団に集結して、日本の「男性から男性性を、女性から女性性を剥奪する」という(ヒトラーもたじろぐ)悪魔の人格改造のために、似非英語「ジェンダー・フリー」を造語したのもこれ。

 日本を共産社会にするとの宣言書に他ならない男女共同参画社会基本法の制定(1999年)によって、これら日本の善男善女の人格改造という狂気は、日本で爆走している。夫婦間の私的領域の役割分担であるから社会や国家権力が介入してはならない「イクメン」を、安倍晋三が応援するのも、日本人男性から男性性を剥奪する“人格改造の共産革命”に安倍晋三が共振するからである。安倍晋三は、共産党に入党した方がいい。自民党総裁兼共産党員が安倍晋三の真像である。

 さらに、科学を石器時代の遺物とするフーコーの“科学”破壊は、ルソー/マルクスに次ぐ悪影響を日本に与えた。このため、「科学なんか糞喰らえ」は、霞が関官僚の過半数になる勢い。

 フーコーの狂気の学説が猖獗することによって、男女という医学的・生物学的な区別・分類の尊重は、日本の学校では今は否定論が公然と横行するに至った。

2、LGBT運動はなぜ、共産党独裁政権の樹立に直結するか

LGBT革命の各階段

第1段階;可視化──2012年、共産党員・東小雪の「レズ結婚」など、カミングアウト戦術の共産革命運動が本格的に開始された。

第2段階;個人の私的領域に属すべきレズ結婚を、あろうことか社会問題化

第3段階;marriage equalityの要求→2015年3月31日に条例が議会を通過した渋谷区役所のパートナーシップ証明書交付など。これは、東京/大阪で拡散中。

(備考)新語marriage equalityは、以前の、同情を買うsame sex marriage同性婚とは異なって、権利要求の社会運動の慣性力を持っている。

第4段階;国家レベルでのLGBT結婚の合法化→民法の改悪→民法家族法と家族の空中分解。

民法(家族法)とは何か

 唯一の真理で人類・民族にとっての正常とは、「男女の結婚→夫婦の誕生→父母と子供の家族の誕生→文明社会の形成/民族の永世存続」である。だからもし、LGBTの結婚やその同棲生活を「夫婦」「家族」とすれば、この逆噴射が惹起する。民法が自爆せざるを得なくなる。

 なぜなら、LGBTは、「男女」の区別がない。生殖・育児が不可能で不在。つまり、「夫婦」も「親子」もないため、「夫婦」と「親子」からなる“家族”は存在せず、民法は自壊。この状況は民法を全面的に廃止したレーニンのそれと同じであり、マルクス『共産党宣言』を絶対教義とするカルト宗教の共産主義社会革命を絵に描いたように推進しているだけの話ではないか。

3、“夫婦・親子が基幹の家族”の要件に乖離する“生活パートナーシップ論”の詭弁

 現在、日本では中年/老年の姉妹家族は、少なくない。これは、死んだ親との「家族」を継承するが次代がない、終焉を迎える「家族」。もしLGBTの結婚を“ケアし合う生活共同のパートナーシップ=ケア”を理由に認めるならば、この老姉妹もまた「結婚關係のレズ夫婦」と扱わなければなるまい。

 「養子縁組すればいい」の詭弁と共に、家族の定義を“生殖子育て”から“ケア”に変更する狡猾詭弁も、踏みつぶす粉砕をしないとすれば、日本は危うい。そもそも、日本のレズ・ゲイカップルの全員が養子縁組するのか。東小雪氏はしていないではないか。

4、少数者への差別禁止→少数者の神格化→文明社会の崩壊→独裁党権力掌握

 「1000対1」の例外的少数者「1」に対する差別禁止は、絶対多数の「1000」を絶対少数の「1」と同列に扱うことで済まない。必ず反転し暴走して、「1000」を「1」に従属させる方向へと走り出す。

5、日本は、いかなる「同性婚」公的制度化をも完全に粉砕・叩き潰さねばならない

(1) 事例研究;「性同一性障碍者の性別の取り扱いの特例に関する法律」(2003年)

 この法律は、戸籍法と民法(家族法)を前提として、その枠組み内での特例という形であったために、一見、問題がなかったかに錯覚されている。が、いずれ「平等でない」を理由に、戸籍法制度そのもの、家族制度そのものへの自爆テロとなる。

 この特例法には、再改正させる屁理屈が二つ潜んでいる。正常な男女には課せられない①家裁での性別変更審判と②非婚(=離婚要件は、「不平等!」との難癖をつけることができる。特に、“男女の結婚”を結婚とする現行の法体系において、性別変更すれば、既婚者の場合は離婚は自明。だがこれは、平等違反/人権違反として問題化できる危険性を孕んでいる。

(2) “婚姻の自由”の権利と“男女の区別”の科学とは、両立しない。このことを衝いて、前者が憲法の半・規定だから、後者をもって準・憲法違反かに詭弁するロジックや洗脳運動が、いずれ展開されるだろう。特に要注意は、共産主義者とは、男女という医学的・生物学的な科学真理を憲法が改変できるという「俺たちは絶対神だ」とする傲慢な狂気の麻薬を吸引している狂人であることだ。

 科学は“法”である。故に、憲法は“法の支配”下にあって科学に従属すべき下位法に過ぎない。つまり、男女の区別は、憲法のいかなる規定より上位にある。現行の家族法や戸籍法の方が、科学に則っている。憲法解釈は、未来永劫に亘って、“科学に適う”現行の家族法や戸籍法に従ったものでなくてはならない。

(参考) 科学は、共産主義者によっていかようにも改変できるとしたのは、レーニンやスターリン。日本では手塚治虫が嚆矢。『やけっぱちのマリア』『人間ども集まれ』。この手塚治虫を継いだのが、バタンテールの『男は女 女は男』『XY男とは何か』など。

 科学は、“精神分裂症の狂人の教説”でもっていかようにも改変できる、正常者は“精神分裂症の狂人の教説”に従うべきとしたのが、フーコー『知の考古学』と『狂気の歴史』。『狂気の歴史』は、霞ヶ関官僚のなかで、マルクスの『資本論』以上に読まれている。

(3) LGBT革命は、“婚姻の平等”という平等追及を騙し用の表看板にした、一に“子孫に連続する正しい健全な家族の消滅”を企図した究極の反日革命。二に、「共産党の言説こそは、科学を凌駕する絶対真理」とする、“科学は、共産党の僕”なるレーニンのテーゼを日本で実践するのを狙う。

 すなわち、LGBTつぶしは、健全な感情hetero-normativityに基づく“虫唾が走るのが正常な”LGBTの糜爛から日本国の美しきを守る事だけを目的とするものであってはならない。あくまでも、永遠の未来に連続して相続されていくべき“栄光と高貴に包まれる日本国”の永続のための正しき家族制度を堅持することであり、また法秩序や自由の、国家の文明性に欠くことのできない科学的真理を擁護する闘いである。前者はバーク保守主義であり、後者は“ガリレオの闘い”が指針となる。

(4) LGBT革命集団は、“婚姻の平等”に加え、平然と「家族の重視における平等」までを、同性婚による社会解体・家族解体革命のロジックにしてきている。家族の重視は、1980年のReagan米国大統領の選挙公約であったし実践されたように、保守主義の代名詞でもある。共産主義者は、敵を潰すに敵の武器を奪って敵を攻撃するのを常套とするが、これこそはまさにこれ。

 「婚姻の平等」は日本国憲法の直接的規範ではないが、「家族の重視」は日本国憲法の規範とも解釈されうる。当然、同性婚カップルの共同生活もまた「家族」とするならば、「家族の重視」から一気」に民法の破壊的改悪と戸籍法の全面破壊が可能となる。“生殖子育てを欠く同性婚カップルは、家族ではない“との科学と真理の論理をしっかり固めないとすれば、日本国の“家族”は、空中分解的な解体に至る。

 家族とは、子孫への連続を有する前提において定義されているものであって、その可能性がない者を排除するのは、家族の原義に照らして“家族”ではない以上、この排除は正当justである。

 ともあれ、共産主義革命勢力が炎上させようと狙う、本丸“家族の重視における平等”は、彼らが今埋め立てを始めた“婚姻の平等”という外堀が埋められると、防護することは、法理論的にも、世論の洗脳され易さからも、決して容易ではない。だから、同性カップルに対する“婚姻の平等”をまず徹底排除・粉砕しておくことが先決で、これこそに日本国民は全力投球する他ない。

 科学と道徳と法的正義は“正しき差別”の産物であり、この“正しき差別”なしには如何なる自由も生息することはできない。科学と道徳と法的正義という“正しき差別”なしには、日本という美しき国家・社会は、暗黒の全体主義体制に反転せざるを得ないか、滅ぶか、のいずれかである。  

以上

                           

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