“侵略の皇帝”プーチンに狂った安倍総理の日本領土献上 ──“法的正義”を蹂躙すると世界に発信する安倍晋三のソチ日露会談

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 「安倍晋三・首相の行動が、この所やけにおかしい」は、新聞その他のジャーナリスト達のもっぱらの噂。確かに、今年に入って甘利大臣が斡旋収賄事件で閣僚を辞任し(1月28日)、“経済音痴・財政音痴”黒田・日銀総裁が“劇薬”マイナス金利を投与した頃から(1月29日)、安倍晋三の顔には、遠目にも自信喪失感が漂う憔悴と歪みがにじみ出るようになった。

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北方領土奪還に、魔語「国境画定」の排斥が緊急不可欠 ──“正語”「領土」を抹殺するロシア対日工作員を可罰する立法を!

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋  

 安倍晋三首相が、5月6日、ロシアのプーチン大統領に会いに、プーチンの保養宮殿があるソチに行く。おかしいではないか。この5月、伊勢志摩サミットG7があり、日本は議長国である。

 G7は全員一致で、プーチンのロシアが二年前の3月、ウクライナのクリミア半島を侵略した廉において、制裁としてプーチンのロシアをG7から追放したのである。そのG7の議長国が、そのサミットの直前、処罰されている国際的犯罪者(侵略者)プーチンに会うこと自体、G7のルールに反しよう。

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プチャーチンに惚れた“対ロ大敗北”川路聖謨の下田交渉 ──“《侵略の皇帝》プーチンの犬”安倍晋三の制裁こそ正義(Ⅲ)

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋  

 前稿「“《侵略の皇帝》プーチンの犬”安倍晋三の制裁こそ正義(Ⅱ)」の末尾で、「北方領土の日」が2月7日に定まった経緯を簡単に触れた。

 ブログを読み返して、手短かな個人的回想メモでしかないと深く反省した。1980年暮れ、私や自民党の「保守」国会議員(備考)が、宮澤喜一官房長官(首相は鈴木善幸)と激闘して敗れた「事件」は、完全に純粋な学術論争であった。いささかも「永田町政治」は加味されていなかった。記録としてここに残すのは、この「北方領土の日」学術論争が、今も/これからも、日ロ関係史・対ロ外交史に裨益すると同時に、日本国民が祖先から相続した(今もロシアに侵略され続けている)「北方領土」を無条件奪還するに不可欠な基本知見が凝集しているからである。  

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G7に叛旗する安倍晋三の売笑婦型“対ロ嬌態” ──“《侵略の皇帝》プーチンの犬”安倍晋三の制裁こそ正義(Ⅱ)

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋  

 本稿は、前稿の「G6は、伊勢志摩サミットをボイコットせよ!」の補足である。安倍晋三が日本の戦後政治史上に特筆さるべき“対ロ売国奴”であることについて、「その通りだ」と心底から賛成する、私と同一意見の朝日新聞・NHKなどは、にんまりと笑って沈黙する。ために、朝日新聞やNHKに汚染されている無意識左翼人である国民の大多数は、この重大な事実「安倍晋三=稀代の対ロ売国奴は、何かユニークな一見解に過ぎないと怪訝に思うだけで馬耳東風に聞き流すだろう。

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G6は、伊勢志摩サミットをボイコットせよ! ──“《侵略の皇帝》プーチンの犬”安倍晋三の制裁こそ正義

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

 安倍晋三の《侵略の皇帝》プーチン狂が止まらない。「安倍寛―安倍晋太郎―安倍晋三」と続く“対ロ売国奴三代目”としての血は濃く、今や、“第二の河野一郎”になった安倍晋三は主権国家が譲れない祖先の魂が宿る祖先からの領土をプーチンに騙されるままにロシアに貢ごうとしている。  

 安倍晋三は、1月22日、「政府代表日ロ担当大使」なるポストを新設し、駐露大使の原田親仁を任命した。モスクワ駐箚大使からの横滑りポストだが、原田親仁は「プーチンに頭をやられて(売春宿に売られるとも知らず大悪人に恋する乙女のごとくに)正気ではなくなっている」安倍晋三の言いなりに、我が国の固有の領土をプーチンのロシアに無償割譲することに暗躍するだろう。

 また、原田大使のこの新ポストは、1955年に鳩山一郎がドムニツキーに騙されて対ソ交渉をロンドンで開始したとき、日本側の全権に選ばれた松本俊一の先例に倣ったもの。松本俊一は衆議院議員(鳩山系の民主党、吉田茂の自由党との保守合同は1955年10月)になったばかりの、1952~5年の英国大使であった。

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プーチンに北方領土を貢ぐ安倍晋三の「反日」狂気──“売国奴”安倍晋太郎/森喜朗/谷内正太郎と異様な絆で結ばれた“準ロシア人”安倍晋三

筑波大学名誉教授 中川八洋

 今から五十五年前の1960年、集団的自衛権と憲法第九条改正による国防軍設置の二つの政治問題は、日本国の一大争点だった。民族系の首相・安倍晋三は、五十五年前の日本では国民の六割が要望的な支持をしていた、前者の集団的自衛権問題の方だけだが見事に片付けた(2015年9月19日未明)。が、その直後、新ロシアの“侵略皇帝”に拝謁を賜わる「臣下」のごとく、ヒトラー手法の領土再膨張に狂奔する“バトゥの再来”プーチン露国大統領に走り寄って、抱きついた幼児そのものに喜色満面で叩頭した(ニューヨーク国連本部、日本時間9月29日未明、40分間)

 つまり、多重人格者である安倍晋三は、2015年9月19日までの三ヶ月間ほどは集団的自衛権問題で生粋の“20%岸信介の安倍晋三”だった。が、9月29日には“80%安倍晋太郎の安倍晋三”にがらりと瞬間移動した。安倍晋三の顔が、2015年の9月、このように、仮面を取り換えたかのように、岸信介から安倍晋太郎にめまぐるしく変化(へんげ)したのは、多重人格にしかできない瞬間移動の鬼技による。

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日本の武力奪還態勢が、ロシアに返還を決断させる ──安倍晋三の軍事力なき対ロ交渉が、プーチンの対日侮蔑を増長

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 ロシアが国後・択捉・クリル諸島(千島列島)で、さる八月十二日、軍事演習を開始した。無人機も参加し、空挺部隊の降着陸訓練を含め一千名以上というかなりの規模。秋に予定している、西北太平洋上での大型の軍事演習「ボストーク(東)2014」への準備演習でもある。

 ロシアは、北方領土での軍事演習は、一九七八年五~七月の国後・択捉島への再侵攻以降は控えていた。再開したのは、約三十年を経た二〇一〇年七月、国防意識ゼロ/領土意識ゼロの民主党政権になったのを好機としてのもの。

 確かに、この軍事演習に対して北朝鮮系コミュニスト・菅直人首相(備考)は何ら反応しなかった。だから、「反日首相」菅直人をはじめ、コリアンばかりの民主党政府の動きを見て、メドベージェフ大統領(当時)は、同年十一月、怖れることなく国後島への不法上陸を決行した。中共が尖閣諸島の領有へと動き始めたのは、民主党政権がロシアに対して属国的な態度で接しているのを見ての連鎖行動である。

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“譲位”簒弑「4・30」と山本信一郎(宮内庁長官)“歴史大捏造”

筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

序節 犯罪“凶悪な歴史大改竄”を実行した宮内庁は、共産党員の巣窟

 菅義偉/山本信一郎/園部逸男の三名が集まり、「今上陛下の《ご譲位ご意向》は最高の好機だ!」、これを悪用しない手はない、「皇位継承を禁止に持ち込めば、天皇制度に最後の止めを刺させる(=天皇制廃止革命の法的基盤を完全なものにできる)」、と歓喜の祝杯を挙げたのは2016年1月だったようだ。この三名に、内閣法制局長官・横畠祐介が加わっていたか否かは、定かでない。

 園部逸男(54年卒)/羽毛田信吾(65年卒)/山本信一郎(73年卒)は、京大「民青」の先輩後輩。「コミンテルン32年テーゼ(天皇制打倒の1932年スターリンの対日命令)」を奉戴する河上肇以来の悲願達成を成就することに人生を賭け、2019年「4・30」への道筋をつけた“教条的な共産主義者”の京大三人組である。羽毛田信吾の化身(代理)として宮内庁長官になった山本信一郎は、俺が必ず天皇制廃止を決定づけてやると、陰に日向に漏らしてきた“スターリン狂の権化”である。

 2016年初頭以来、菅義偉/山本信一郎/園部逸男の三名は、頻繁に密会・謀議し、皇位継承の禁止(=譲位・受禅の禁止)の法律化も実際上の実行も可能だ、との結論に達した。この方法として、①言葉「譲位」を日本から完全に消す“言葉「譲位」殺し”を徹底し、②「譲位・受禅の皇位継承」の儀式を絶対にさせない“儀式「譲位」殺し”をする。“言葉「譲位」殺し”は山本信一郎が、“儀式「譲位」殺し”は菅義偉が主に担当し、2018年2月に至る丸二年間、この赤い二つの車輪が安倍晋三の首相官邸で爆走していたのである。

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譲位・受禅儀式(皇位継承法)を(「憲法蹂躙」どこが悪いと)破壊尽す安倍晋三の赤い狂気

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

 1607年、エドワード・コーク卿が国王ジェームスⅠ世に諫奏するに、ブラクトンの法諺を持ちだしたエピソードは名高い。この法諺とは、裁判官ヘンリー・ブラクトン著『イングランドの法と慣習』(1235~60年の間で正確な完成年は不明、上司の裁判官Raleighの作業を引き継いだ)にある、「Quod Rex non debet esse sub homine, sed sub Deo et sub Lege」である。訳せば、「国王であるが故に何人にも服してならないが、神の下と“法”の下にあるべきである」(注1)

 ブラクトンのこの法諺は、特に1990年頃から恣意的立法に暴走する日本の国会が、もう一度自らの立法を自ら規制すべく自戒をもって厳守すべき絶対鉄則。皇室の弥栄が国家存続の基盤条件である日本国の生命源を救済するため、ブラクトンが日本国に遺した“生きている法諺”である。

 「国王は立法と裁判の大権をもつ」からと、国王の恣意への阿諛が横行する王権神授説の幕開け時代に抗して、裁判は国王が裁くのではなく“法”が裁くのであり、勅令による立法もまた“法”に規制・制限されると、コーク卿は国王に直接「国王の大権は法の支配の下にある Laws rule the King」と諫奏した。このコーク諫奏はこのまま、立法の全能大権を持つと錯覚し“国会の立法大権は無限”主義に胡坐をかく日本の衆議院・参議院国会議員への警告「国会は“法の支配”に従え!」となる。

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「4・30」を天皇陛下は臨御拒否(ボイコット)なされますよう奏上奉ります──「4・30退位式典」は憲法蹂躙の重大な憲法違反

筑波大学名誉教授   中 川 八 洋

 安倍晋三の政治とは、何から何まで“国民騙しのフェイク”だらけ。この意味で、安倍晋三を“フェイク屋”首相と呼ぶのが適切。自民党支持層の大方にも、この視点が急速に増えている。

 しかも、安倍晋三によるフェイク政治の代償は、バラマキ福祉/バラマキ公共事業のツケ一つを思い起こせば十分だが、天文学的な負の遺産が後代に圧し掛かる。この負の遺産は、外交や国防の分野ではさらに深刻だし、それ以外の領域でもそう。安倍政治による日本国の近づく未来は、何もかも窒息・閉塞情況となり、“破綻”一直線はもはや明白。つまり、すでに丸六年を越えてフェイク政治に大暴走している“国家私物化首相”安倍晋三に対する歴史の判定は、必ずや「空前絶後の“亡国の悪魔”だった」と断罪するだろう。これは、すでに確定済みである。

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