ロシアのケルチ海峡大橋“爆破”自作自演を、嘘情報「ウクライナのテロ攻撃」に塗り替えた、侵略国ロシア直営の“極悪KGB”朝日新聞を廃刊にする立法を急ごう──刑法外患罪“相当”の新聞テレビ報道は犯罪であり、“言論の自由”で擁護されない

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筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 10月14日、急ぎ次のtweetをしたのは、朝日新聞が前日の13日付けでロシアFSB(KGB第二総局)発表の真赤な嘘を拡声器よろしくそのまま嘘宣伝報道しているのに驚き、これをこのまま放置してはならないと考えての中川対抗情報戦の一つ。

「10月8日早朝ケルチ海峡大橋“爆破”は、プーチンの自作自演。ロシアからクリミアに向かうトラックの爆弾積載はロシアFSBのみ可能。爆発地点と鉄橋上の貨車との距離は70㍍あり、貨車炎上は引火ではなくロシア側の放火。10~11日のウ全土ミサイル攻撃は10月3日に準備完了。報復攻撃説は真赤な嘘」。

 朝日新聞の嘘八百デタラメ記事「橋爆発 ロシア人ら八人拘束 ロシア《ウクライナが首謀》」については、後で解剖する。ケルチ海峡(クリミア)大橋“爆発”がプーチンの自作自演だと、なぜ断定できるかを、まず明らかにするとしよう。

10月8日早朝の爆発を、プロパガンダ戦術「Half‐truth、Half‐lie」で報じたロシア

 “騙しの民族”ロシアは騙し方として、全て嘘だらけ(All‐lie)でやる場合と、「半分嘘、半分本当」戦術の、半分ほどは事実を入れる場合とがある。10月8日早朝、ケルチ海峡大橋“爆破”を迅速にロシアは発表した。この時、米国などの衛星写真では撮れない、爆発するトラックの後方からの画像や、鉄橋に取りつけているFSB監視カメラ映像の写真を流した。これらは、この「半分本当」の本物の部分に当る。

 すなわち、ロシアとしては、この爆発後、世界の人工衛星が撮影してのその写真分析から自作自演説が流されるのを妨害すべく、先制的に、トラックが爆発した事実を世界に流した。つまり、爆弾積載のトラックが爆発したことだけは事実なのだ。裏返せば、他のロシア発表は全て嘘ということ。

(A) ケルチ海峡大橋“爆破”が走行トラックの爆発なのは事実。理由は工学的に明々白々。

 ケルチ海峡大橋“爆破”が、走行トラックの爆発以外でないのは、明らかに過ぎて議論以前。理由第一。経空のミサイル攻撃でないことは、そのようなものが視認でも人工衛星でも全く認められていないからだ。実際にも、ミサイル説は世界に皆無。

 理由第二。海中からの攻撃でないことも自明。これは、様々な写真を集めて、崩落した橋桁の裏側を見ると、全てがピカピカの無傷だからだ。

 理由第三。崩落した橋桁三つのうち、真ん中のが、真ん中でぽっきり折れている。この折れ方は工学的にこの橋桁の上、かつ真ん中で大爆発があった時の折れ方。つまり、道路橋を走行する車の大爆発だとする、ロシア発表の写真は、事故後の衛星写真分析とも工学的に完全一致。故に、ロシア発表のこれらの写真のみ真実。つまり、これ以外のロシア発表は全て嘘、嘘、嘘。

 蛇足。工学的なイロハ知見。この真っ二つに折れた橋桁の両脇の橋桁も崩落し、東側の橋桁は片側を海に突っ込んでいる。この理由は簡単。工業高校一年生なら一瞬でわかる。橋桁は全て橋脚上でジョイントで繋がれており、真中桁が落ちた時に引っ張られたためである。そして、この両脇の橋桁は全くの無傷。クレーンで引き揚げれば、このまま使用できる。ロシアは、新しい橋桁を一本だけ製造すればいい。日米の産業力なら12月1日までには完全復旧する。プーチンが、「2023年7月1日までには復旧する」と宣言した理由の方が不可解。なぜ七か月も余分に改修時間をぶっかけたのだろう。被害を誇大にデッチアゲる大嘘宣伝なのか。それとも他の狙いか。

(B) Aに関連する荒唐無稽な作り話──水中ドローン説

 今般のクリミア大橋「橋桁」崩落“爆破”事件に関して、爆弾搭載トラックの爆破なのは明々白々なのに、奇天烈な嘘情報が大氾濫。少し窘めておく。例えば、水中ドローン説などがまことしやかに流されている。余りに馬鹿馬鹿しい、お粗末な作り話。

 折れた橋桁の海面側にも両脇の橋脚にも、いささかの爆発の痕跡は皆無。爆発が橋の上で起きたのは議論の余地が無い。また、水中ドローンの航続距離は10㎞以下。仮にそれを用いるなら、ケルチ海峡大橋の10㎞以内まで、ドローン発進の船舶は近づかなければならない。が、そんなこと全く不可能。セバストポリを母港とするロシア黒海艦隊が黒海もアゾフ海も制海(sea‐command)している域一帯に、どうやって侵入するというのだ。しかも、ケルチ海峡の海面下には、キロ級潜水艦が二十四時間体制で遊弋中。近づいたウクライナ船舶は確度八百%で撃沈される。

 さらに、水中ドローンは、水上艦艇破壊能力はあるが、橋脚破壊能力はなく、ケルチ海峡大橋“破壊”には全く役に立たない。米国は、渡しても使い道が無いから、そもそもウクライナに水中ドローンを供与していない。持ってもいないウクライナが、どうやって水中ドローンを使う???

(C) タンク車じゅず繋ぎ貨物列車の、タンク車の中は空っぽ。ガソリン/燈油など全く積んでいない。

 ①ロシア発表の道路からの爆発動画の左側上部を見よ。爆発前に貨物列車が停止している。爆発トラックの炎がさも引火したかに演技するに、貨物列車タンク車が可能な限り近くにいなくてはならないから、貨物列車を事前に停め、その傍にトラックが来た時、トラック(から後ろ二台目の)後尾追跡のFSB車に乗るFSB工作員が爆発スウィッチを押したのがよくわかる。このFSB車が、トラックの爆発の世界に発信した動画を撮った。FSBは、鉄橋に取り付けた対道路用の監視カメラ写真も一枚公表。なお、以下では、このトラックに積載していた爆弾を五百㎏爆弾八ヶと仮定。

 ②爆発から数時間が経っているが、米国の民間会社から、貨物列車を映した衛星写真が配信された。その分析が以下。(クリミア半島側の)機関車からロシア側の西方向に向かって、タンク車に番号を付ける。燃えたのは、5番~9番と12番の六輌のみ。タンク車は全長14㍍、容積64㎥と推定。

 7番タンク車の側面がよく燃えている。このタンク車は爆発トラックから「三次元直線で約100㍍、高低差30㍍」の距離。炎上するトラックの炎では引火させることはできない。

 ③タンク車の燃え方、特に、その炎がタンクの側面をこぼれ落ちるように落ちる燃焼形状から、燃えているのは固形物。要するに、液体のガソリンや燈油ではない。また、ガソリンや燈油ならば、タンク車そのものが爆発するが、爆発したタンク車は一つもない。タンク車六輌の側面が焼けただけ。

 ④すなわち、これらタンク車は全て空っぽ。タンク車5~12番の八輌に限り、そのタンク車の外部&上部に硝酸アンモニウムの粉末を一㌧塗り込むように撒いたと仮推定。硝酸アンモニウムは、温度300℃前後で発火する固形物。つまり、鉄道橋に停車しているタンク車八輌に取り付けられている過熱(発火)装置のスウィッチを、道路橋のトラックが爆発した瞬間に合わせて、貨物列車内のFSB工作員が押したと考えられる。但し、10番・11番タンク車の発火装置は不具合で作動せず。

 ⑤硝酸アンモニウム爆発と言えば、2020年8月のベイルート港の倉庫に放置されていた2750㌧の硝酸アンモニウム爆発事故が有名。これは日本人もまだ記憶していよう。量が量だけに爆風や衝撃波を生んだ爆発力は、ヒロシマ原爆の十分の一に達した。死者218人、負傷者7千人。今般のケルチ鉄道橋“やらせ炎上”は、燃焼した硝酸アンモニウムを6㌧と仮定。ベイルートの0.2%に当たる。この量だと爆風や衝撃波は、万が一にも発生しない。

 ⑥「レールの損傷無し、鉄橋の損傷無し」なのに、鉄道使用不能だと演技するプーチンの意図は?

 鉄道破壊には、三つある。第一が橋脚破壊。第二が鉄橋桁破壊。第三がレール破壊。今般の貨物列車タンク車六輌炎上が、ガソリンならば、第三番目の破壊である、レールを高熱で損傷させただろうが、僅かな量の硝酸アンモニウムの“零れ炎”では、このレール損傷は起きない。もちろん鉄道桁の損傷も発生しない。すなわち、ケルチ鉄橋鉄道は、何らの損傷を受けてはいない。実際にも、鉄道橋は、この10月8日その日に再開した。17時10分、クリミア半島側のターミナル「シンフェロポリ」を旅客列車が通常通り出発した。(出典)『SPUTNIK』10月9日、午前8時52分。

 ここに我々は、奇妙奇天烈な不可解な情況に遭遇する。ヘルソン州の戦況はロシア不利に展開しているから、ロシアとしては、この鉄橋鉄道による兵器・兵站の補給に全力を挙げるべきに、プーチンは何を考えたのか、「鉄道は損傷により当分使用できない」と、ヘルソン援軍にこの鉄道活用を殆どさせない。

 一つ考えられるのは、米国政府の翌10月9日発言への過剰反応か。国務省高官は「ウクライナのケルチ大橋“破壊”は主権行為。ウにそれができないのは、兵器を持たないからだ」と述べた。この米政府の発言は、米国はATACMs(射程300Km、地対地ミサイル)供与を考えているとの間接表現とも読み取れる。つまり、プーチンが、わざわざ橋が無かった時代のフェリーを復活させたりの演技をしているのは、米国がウクライナに既に供与しているハイマースで撃てるATACMsを米国に供与させないために、真赤な嘘「既に鉄橋は損壊を受けて使用不能です。これから改めて鉄橋破壊をする必要などありません」の嘘メッセージを喧伝するためのものか。

 それは、プーチンが、「ウのヘルソン州奪還は已むを得ないが、決してクリミヤ半島とケルチ海峡大橋は維持するぞ」の方針からの、対英米騙しの偽情報宣伝と解していいのか、という問題。米国の対ウATACMs供与阻止を絶対優先して、使えるケルチ海峡鉄道を軍事輸送に使わない偽計戦略とも言い換えられる、この方針に固執しているのか。

 現在、ヘルソン州のインテリはことごとくロシア側に強制連行されており、金融機関は全てロシアやクリミア半島に移動させられている。つまり、ヘルソン州の西側半分の文明社会機能を剥奪して廃墟同然にする形で、ロシアはウの奪還に報復するということか。確かに、クリミア半島死守に欠かせないケルチ海峡大橋“護持”の方が、ヘルソン州死守よりも何万倍も戦略的価値が高いのは事実。

(D) 破壊工作の基本は「鉄橋≫道路橋」「橋脚≫橋桁」。特殊部隊は道路橋桁“破壊”などしない

 素人は知ったかぶりのハチャメチャ奇論を吹聴しては酔っぱらう。10月8日のプーチン自作自演明らかなケルチ海峡大橋爆破事件をウクライナの功績かに大騒ぐのも、この好例。特に、ウクライナの特殊部隊は、8月9日のロシア戦闘機など八機“破壊”に成功。これに続く武器庫爆発にも成功(8月16日)。この延長上で、クリミア大橋爆破も、ウクライナ特殊部隊か情報機関がなしたと短絡的に早合点する。

 しかし、8月の二つの破壊工作は、ウクライナ特殊部隊の成果なのは事実だが、10月のケルチ海峡大橋“破壊”は、射程300㎞以上のミサイルを保有しないウクライナにはその能力が全くなく、百%不可能。ウクライナはいささかも関わってはいない。これは次節で論じる。

 ここで、橋“破壊”のイロハ。橋“破壊”には、優先順位がある。工作員は、この優先順位を叩き込まれており、この順位を間違わない。

A;鉄橋と道路橋があれば、必ず鉄橋“破壊”を先にする。兵器兵站輸送能力が三十~百倍、前者が高いからだ。

B;鉄橋破壊の優先順位は、「一に橋脚、二に鉄道桁、三にレール」。修復時間が長い方を選択するのは、破壊工作のイロハ。ちなみにケルチ鉄橋の場合、「橋脚一本の作り直しには九ヶ月、鉄道桁一スパンづくりには一ヶ月、レールの一スパンぶんなら三日」が修復の目安。

C;道路橋破壊の優先順位は、「一に橋脚“破壊”、二に橋桁」。ちなみにケルチ道路橋の場合、その修復には「橋脚の一本には半年、橋桁の一スパンには三週間」が目安。

朝日新聞の真赤な嘘報道記事(10月13日)は、記者は死刑に相当する情報“大犯罪”

 さて、『朝日新聞』2022年10月13日付け嘘報道記事の解剖を始めるとしよう。朝日新聞の悪辣さは、自分たちが書いている記事が嘘八百なのを承知で、平然とそれをなす確信犯性。日本人を騙しに騙して、日本人がゼロになるまで止めない、朝日新聞の凶悪な犯罪者性に比すれば、いかなる重度の精神異常者でも正常に見える。朝日新聞は、こう書いた。

 ウクライナ国防省情報総局は、爆発物23トンを「オデーサ港→海路でブルガリア→海路でグルジア(バトゥーミ港)→陸路でアルメニア→陸路でグルジアに戻ってそこを通過→ロシア南部のクラスノダール(旧名エカテリノダール)」のルートで二ヶ月かけて運んだ。つまり、この爆発物は、8月上旬にオデーサ港を出発した、という。KGB第二総局のロシア人らしい、バレバレのスーパー嘘八百。

①一般の荷物だと騙されて爆弾を積載してケルチ道路橋を走った大型トラックは15㌧クラス。どうして、23㌧も運べるのか。また、船舶なら23㌧も10㌧も同じだが、陸路でグルジアからアルメニアそして反転してグルジア、ロシアと移動するに、23㌧だと、大型トラック二台ぶんになる。相当に目立つ。そんなトラック二台がどうやってカフカース地方をウロウロできる???

②ロシアFSB発表の、道路橋で爆発したX線写真ではトラックの前輪は一つ。が、実際の爆発トラックの前輪は二つ。つまり、このX線写真は真赤な紛い物。しかも、そこには小型爆弾の影が二十ヶ以上(総重量は十㌧を越えない)写っている。これで道路橋のロシア側検問所が通すことなど万が一にもない。なのに、FSB公表の動画では、FSBが所管する検問所の係官は、事実上検問しなかった。検問所のX線検査で「爆弾多数積載」が発見されているのに、この後の検査官の実際の行動は、後ろのドアを開けさせただけで、一秒以内に、運転手に「問題ない。行ってよし」と指示している。要は、この係官には、検問検査をするなが事前命令されている。

 このFSBの奇天烈すぎる不審な検問所行動は、検問所のトップ=FSB将校が、このトラックが爆弾積載車であることを熟知し、またこの運転手が無実の犠牲者(無意識の自爆テロリスト)に選ばれていることを知っていたことを示している。

③そもそも、グルジアやアルメニアの領内では二台で走っていたはずのトラックが、ケルチ海峡大橋の麓に来たら、一台になっている。どうして? 23㌧の積み荷が10㌧以下になっている。どうして? ロシア人は頭が悪く、その創り話の大嘘は、このように必ずハチャメチャ。すなわち、ロシア人の嘘に騙されるのは、よほど白痴だからである。安倍晋三とは、成蹊大卒のスーパーお馬鹿だったように、まさにこの白痴の好例。

④上記FSB製の大嘘「海路ルート」には、ロシアのキロ級潜水艦が張り付いている。まず、オデーサ港からルーマニアの領海辺りに一隻。次に、ボスポラス海峡から黒海の辺りに一隻。さらに、グルジア・バトゥーミ港からロシアのノボロシスク付近に一隻。すなわち、朝日新聞の記事は、このウクライナ船舶もしくはブルガリア籍の船舶は、三隻のロシア潜水艦の哨戒を掻い潜ったとでっちあげている。大嘘吐き朝日新聞の嘘は白髪三千丈。築地の朝日新聞社とは、大嘘吐きの凶悪犯罪者三千人が屯する“塀が無い豪華絢爛な刑務所”なのだ。

 なお、潜水艦は、その真上付近を通る海上運行船舶の敵味方を瞬時に識別する。この爆弾輸送のウクライナ船舶は、仮にオデーサ港を出港していれば、この出港直後に撃沈されている。それがどうして、グルジアの港まで無事に航海してそこで荷揚げされるのか。アホらし。

バイデン大統領よ、ATACMs六基、ウクライナに供与し、ケルチ大橋を落とそうよ!

 今般のプーチン自作自演「ケルチ大橋“爆破”」は、10~11日のウクライナ全土に対する民間インフラ破壊を正当化する“報復”を捏造するためであった。が、プーチンがこの橋を爆破したことは、これからは、ウクライナが本当にこの橋を爆破しても、ウクライナが対ロ反撃作戦でルビコン川を渡ったことにはならない。

 つまり、米国は、これまでハイマースを提供しながら、そのロケットを射程80㎞に限定して、侵略されている四州内でしか使えないようにしていた。米国は、これまでウクライナのクリミア半島奪還やケルチ海峡大橋“爆破”には消極的で、非協力が方針だった。が、もう、(ロシアを過度に刺激しないようにとの)米国の懸念は払拭された。

 これまでウクライナに拒否してきた(射程300㎞の地対地ミサイル)ATACMsを、米国は公然と供与すべき時が来た。この供与で米国は、ゼレンスキー大統領から一筆誓約書を取ればいい。「決してケルチ海峡大橋破壊以外には使わない」、と。さらに六基しか供与しなければいい。二基を道路橋の橋脚一本の破壊に、四基を鉄道橋の橋脚二本の破壊に使わせることにすれば、ウクライナは、この作戦に何とか成功するのではないか。

 

附記1;「かつては常識人、今やロシアFSBのマウスピース」に成り下がった“痴呆老人”木村太郎

 フジテレビがやっているFNNプライムon-line10月17日付け、木村太郎の「fake news」は、悪質ではないが、超お粗末な嘘記事「ロシアの少数民族抵抗派が関与?」を掲載。木村太郎は、いつの間にかKGB第二総局の協力者に成り下がり、鈴木宗男や橋下徹や中村逸郎の仲間入り。

 FSBの生贄になった、この可哀そうな運転手(51歳)は、積み荷を運送してはなんぼを稼ぐ、真面目なロシア人。数代昔の祖先にアラブ系の血が混じっているのを発見して、“中村逸郎のクローン”に堕ちた木村太郎は、スーパー短絡というより超コジツケで「イランやシリアの自爆テロリストと同じ人物」と燥ぐ。多元妄言の迷惑な痴呆老人そのものに木村太郎はなってしまった。

 五百㎏爆弾八ヶなど、軍の輸送部隊しか運ばないし、そのようなものがロシア国内に運び込まれるほどロシアのKGB第二総局独裁体制は杜撰ではない。が、この程度の常識すら木村太郎は失った。“狂人”穢多非人・橋下徹を法螺吹き芸人に抱えて金を稼ぐフジテレビは、痴呆老人まで使って視聴者騙しを行っている。民間テレビ局としてもはや悪臭を放つ粗大ゴミ。さっさと消え失せろ。

附記2;『朝日新聞』10月13日付け記事は、FSBが「ケルチ大橋爆破関係者八名の中、一人を取り押さえたぞ!」と、役者動員の捏造動画を公開した10月12日の翌日

 私は、「かみぱぱtwitter」をチェックしている。「かみぱぱ」氏は、大手メディアには流れていない公開動画を拾い集めてくれる情報収集のプロ。その12日付けに、FSBが流した「クリミア大橋爆破関連の犯人逮捕シーン」がある。誰が見ても、六流へぼ役者が演じる逮捕劇。私は思わず、小さな苦笑いをした。そもそも、爆弾所持の現行犯逮捕をするに、爆発物処理班を伴わずに十名近いKGB第二総局の下士官グループが襲うわけない。

 しかも、その一人が、このドローン仕様のミニ爆弾を包装紙からナイフと素手で開けている。さらにそれは、空のお茶缶と同じ重量。片手で握って振回していることから、それが爆弾でなく空き缶なのがすぐわかる。FSB公開のX線写真に写るトラック積載の爆弾の十分一の大きさ。つまり、ケルチ大橋爆発の爆弾とは全く関係が無い。鄙びた田舎温泉街の場末劇場の三文劇なのは言わずもがな。

 すなわち朝日新聞は、ロシアFSBがケルチ海峡大橋の爆破関係者八名逮捕が嘘八百なのを了知して、その13日付け大嘘記事を垂れ流した。朝日新聞を読む購読者から罰金三十万円を徴収する法律を立法しよう。

附記3;ウクライナ大統領府顧問ポドリャクは、ロシアの潜入工作員か?

 ポドリャクは、このケルチ大橋爆破の直後、自分のtwitterに、「これは始まりだ」「“違法な物”(ケルチ海峡大橋のウ側呼称)は全て破壊する必要がある」と、さもウクライナの破壊工作だと世界に発信した。数時間後に、「ロシアFSBの自作自演」と糺したが、時すでに遅し。

 世界のマスメディアの過半は、ウクライナの破壊工作の一つと見た。日本ではロシア大使ガルージンらの偽情報工作もあり、これで真赤なつくり話“プーチンが激怒した”との嘘報道に溢れた。「激怒したプーチンは核兵器のボタンに手をかける→ウクライナは核戦争の引き金を引いた責任を取れ」と言わんばかりの対ウ攻撃報道に溢れた。プーチンは、自分の指示通りの(軽微な損傷で直ぐほとんど復旧した)ケルチ海峡大橋爆破”劇場“に大満足。だが、これを逆さに報道した日本の新聞テレビの嘘報道に、ポドリャクtwitterは大きな働きをなした。私は、この点から、ポドリャクはロシアの潜入工作員だと看做している。

(2022年10月17日記)

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