岸田文雄の“非戦闘車たった百台&三桁まちがい三万食”供与は“英雄”ウ国への侮辱の極み──「10式戦車百輌/多連装ロケット全て/日本版ゲパルト五十基/歩兵戦闘車六十輌」を供与し、日本は“義勇に反する反道徳”から脱却しよう

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筑波大学名誉教授 中 川 八 洋

「侵略者(ロシア)が敗北するまでは、(ウクライナ人の)誰も、そしてどこでも安心することはできない。世界にとっても、《ロシアの敗北》以外の目標はあり得ない。この目標以外のことは《人命の損失》であり、《権利の損失》であり、《平和の損失》である」(ゼレンスキー大統領、2023年4月26日)

(本稿は、「岸田の広島G7サミット」批判の第二弾。まぐまぐに投稿した第一弾(2023年5月26日配信)と共に読まれたい)

 5月21日夕方のゼレンスキーとの会談で、岸田首相は、陸自の車輛百台をウクライナに供与する旨を伝えた。翌22日の朝、この百台が「ジープ(1/2トン・トラック)/大型ジープ(高機動車)/キャタピラ式小型ダンプカー(資材運搬車)」だと聞いて、「ふざけるな、岸田!」の悪態が思わず口に出た。

 これら車輛は、陸軍の通常の武器ではない。いわゆる軍民共用の一般車輌。今、ウクライナが欲しているのは、戦車や多連装ロケット機やミサイル&ドローン迎撃の防空兵器や歩兵戦闘車など。この真面な武器の方は、岸田文雄は一輌すらウクライナに渡そうとはしない。岸田文雄には同情する感情も道徳がない。岸田はやはり正常な人間ではない。

 つまり、道徳と知を喪失している岸田文雄は、日本の戦車や多連装ロケット機やミサイル&ドローン迎撃の防空兵器や歩兵戦闘車などが、これからのウクライナの反転攻勢に不可欠なのが、全く理解できない。これ等の武器が不足しては、反転攻勢するウクライナ側の人的損害は、一気に五万人どころではなく、十万人のラインを超える可能性も高い。岸田文雄の反軍思想に汚染された非・武器(軍民共用車輛)提供主義は、侵略被害国のウクライナに、“もっと死ね!”と罵声を浴びせているのと同じではないか。ウクライナ人の生命を軽んじる岸田文雄とは、ほとんど悪魔に近い。

 これから始まるウクライナ反転攻勢は、1939年9月1日開戦のドイツの対ポーランド電撃侵攻とは真逆になる。類似の戦史を訪ねれば、第一次世界大戦において、仏軍の方がドイツの電撃侵攻軍をマルヌ川河畔(パリの東部)で食い止めたため、パリ占領を阻止されたドイツ軍の電撃侵攻作戦失敗に似た様相を示すかも知れない。

 1914年9月のマルヌ会戦でのドイツの電撃侵攻失敗が、その後の第一次世界大戦を永く続く陰惨な戦争にした。ウクライナ総司令官ザルジニーが、失敗しなかっただろうシュリーフェン(元帥、伯爵)であって欲しい。失敗した小モルトケに万が一にもならないよう、祈るばかりである。

 私の試算だが、ウクライナ陸軍の兵器・弾薬の量は、ノンストップ進撃で展開する通常の反転攻勢に必要な量の三分の一程度しかない。ザポリージャ州のメリトポリあたりで、退却はしないが進撃が阻止され“睨みあい膠着”に陥る事態が懸念される。このケースに陥れば、戦況は一気に、ロ烏戦争は、何年も勝利が来ない最悪のドロヌマ塹壕戦へと変貌する。

 このような事態を憂慮しているからだろうが、私は、ウクライナのザルジニー総司令官が、反転攻勢を近々開始すると聞いた時(5月27日)、身震いした。そして、神棚に駆け込んで、必勝祈願の祈りを捧げた。私の目には、これからの戦況が「相当厳しい。敗北はしないが勝利せず、泥沼の膠着戦で今年の真冬を再び迎えるだろう。何らかの奇跡か、ロシア側がよほどのポカミスをしない限り、来年春まで決着が全く見通せない」情況と光景が映ってならない。

 バフムート防衛戦を見ても、ウクライナ軍は、ロシア軍に市街化市内から叩き出され、防衛に敗北した。その最大の原因は、武器・弾薬が余りに少ないからだ。ウクライナは(射撃の命中精度など)練度と士気の高さで、武器・弾薬の不足を補っている。このような軍備力不足状態で反転攻勢すれば、ウクライナには不敗しか到来しない。領土を奪還しロシアを叩き出す勝利には程遠い。

“赤い白痴”岸田文雄は、共産党・朝日新聞と同じ、被侵略の弱者側を見捨てる殺傷兵器“拒否症”

 ゼレンスキーが、今年の年頭から、必死になって「戦車、戦車」と騒ぎ続けたが、欧米からレオパルト級の戦車が三百輌程度集まったに過ぎない。それらが七百輌ほどないと、反転攻勢は至難を極める。例えばザポリージャ州“奪還”作戦を想像すれば、苦戦を強いられ、スピードのある電撃侵攻などは、夢のまた夢。

 なぜなら、今般の反転攻勢の勝敗は、ウクライナがその主力兵力をザポリージャ州全域を制圧してアゾフ海に到達させ得るか否かで定まる。ために対抗するロシアはこれを阻止するに、メリトポリ辺りで、あのスターリンのスターリングラード攻防戦を再現するだろう。そればかりか、ロシアは、ウ軍を分散させるために、バフムートからドニプロ州へと大規模な侵攻を展開する可能性もある。このケースが起きれば、ウクライナは防戦に相当な戦力を避けねばならず、反転攻勢それ自体がぶっ飛ぶ恐れすらありうる。反転攻勢は、日露戦争の乃木希典・将軍の二〇三高地“攻略”戦と同様、ウクライナ軍の犠牲者の方が山となるのを覚悟せねばならない。

 特に、ゼレンスキーが欧米からのF-16供与に必死に拘っているのを観察すると、ウクライナは、この反転攻勢がうまくいった場合でも、来年春までは続くと計算しているようだ。ウ空軍パイロットにF‐16実戦能力を持たせるには、その訓練にこれから少なくとも四ヶ月はかかる。ためにF‐16が、ロシア占領地上空に現れるのは早くとも十月以降。ザルジニーとゼレンスキーは、(へルソン州南半とドネツク州奪還に直結する)ザポリージャ州“奪還”成功を「よくて来年春」だと計算している。

「3万食が3千万食の間違い」だと気が付かない、小学二年生の算数ができない“超お馬鹿”岸田

 共産主義者・岸田文雄とは、善悪峻別や義勇の道徳がない上に、戦争の推移がさっぱりわからない、愚鈍を極める先天的な白痴。彼のドアホ長男・翔太郎(32歳)は、日本中に知れ渡った度外れの劣等生。翔太郎君がかくも極度な粗悪品なのは、岸田文雄の劣悪なIQ遺伝子を相続したのが原因。つまり、翔太郎君のお馬鹿チャラ男“顔”は、小学校二年生の算数すらできない父親・岸田文雄のドアホ性を継いだもの。父親が長男を生んだ事実において、長男の不祥事は父親の責任。

 岸田文雄がゼレンスキーに「非常用糧食3万食を供与」との報道に、多くの識者がエッと首を傾げたのは、三桁狂っているとは喝破できなかったとしても、「数字が一桁か、二桁はおかしい」と瞬時に気付いたからだ。今、ウクライナは、戦場に四十万人の陸軍兵力を展開している。その一日の食事は、「40万人×3回/日=120万食」。「3万食」など、どうやったら発想できるのだろう。この摩訶不思議な狂った数字は、算数ができない野蛮人しか考えつくことはできない。

 食糧を支援するのであれば、通常の首相なら常識に従い、例えば「一ヶ月分を日本が負担します」とゼレンスキーに言ったはず。それは、必然的に「40万人×3回/日×30日=3600万食」となる。すなわち、算数できない&“スーパー非常識”岸田文雄は、「3600万食を、3万食に勘違いした」のである。あるいは「3600万食を3万食に、つまり千分の一に値切った」のである。

 しかも、仮にも日本が3600万食を生産することは即、日本の食品メーカーが潤い、日本経済に大いに貢献する。が、息子・翔太郎君とIQの劣悪度(脳内空洞化度)を競争する、生まれつきの白痴・岸田文雄にはこれが分からない。スターリン型の計画経済“狂”を洗脳されている岸田文雄には、何事も反・経済の逆立ち思考しかできない。

“空前絶後の白痴”岸田は、戦争が明日にも終わり「戦後復興で日本経済は潤う」とニンマリ大妄想

 ゼレンスキー大統領が来日したからには、日本は何らかのお土産を渡すだろうと、5月20日、TVに映る広島空港のフランス政府機を観ながら、私は考えた。仮に武器でなければ、今、ウクライナがもっと欲しがっている地雷除去機が供与されるぞと想像。

 キーウ近郊でもハルキウ近郊でも、ロシア軍は撤退時に数十万ヶの地雷を敷設した。農地にもどっさり、地雷を埋め尽くした。その後のウクライナ側の対ロ反撃戦が困難になるように兵力や戦闘車輌の移動を阻害するのが目的なのは言うまでもないが、それに加え、ウクライナの農地を耕作できないようにし、ウクライナ国民「数百万人」を餓死させる作戦でもある。

 しかも、去る1月25日、ウクライナ非常事態庁(スイス内務省の国民防護局に相当)の役人が十名ほど、埼玉県の会社、日建の油圧ショベル型・対人地雷除去機を見学に来たから、岸田文雄はこの日建の油圧ショベル型・対人地雷除去機を百台、ウクライナに供与すると、私は想像した。が、岸田文雄は、ジープその他で誤魔化し、ウクライナが喉から手が出るほど欲しい非・武器の地雷除去機を供与しなかった。私は、自分の予測が外れたことにがっかりするとともに、岸田への失望が怒りに変わった。

 なお、国産の対人地雷除去機には、コマツのD85MS-15もある。日建との比較のための見学と研究を私はまだしていないが、ウクライナにとっていくらあっても足りないから、このコマツの対人地雷除去機D85MS-15も百台、日建のと一緒に供与すればよい。日本が二百台の地雷除去機を贈れば、ウクライナ国民から永遠に感謝される。地雷除去には、戦争終了後でも十年の歳月はかかる。これら日本製地雷除去機は、十年間、平和が戻ったウクライナの農地や山林を掘り続ける。

 しかし、岸田文雄は、残虐性がその人格の根幹をなす共産主義者である上に、金にはひたすら卑しくさもしい下劣なゲス人間。彼の頭の中は、ウクライナの戦後復興で、日本の建設業界・土木業界をはじめ、多くの私企業が金儲けし、日本経済が潤っている光景だけが渦巻く。それ以上に、キックバックされる1%のマージンで懐が満ち溢れ、岸田派閥が百名になっているのを妄想しては、ニヤリ/ニンマリに耽っている。

 しかし、露烏戦争は、いつ終わるかわからない。岸田の妄想“今年の秋から冬にかけて戦争は終わり、来年1月からは、金がザックザックと自分の懐に入ってくる”は、的外れになるだろう。仮にも露烏戦争を早く終了させたいのであれば、ウクライナに勝利させることだ。これ以外に戦争を終わらせることはできない。故に、仮にも露烏戦争の早期終結(=ウクライナの平和と世界の平和)を願うなら、日本は国あげて武器をふんだんにウクライナに供与することだ。これ以外の方策など一つもない。これはまた、日本が世界平和に貢献すべき唯一の義務なのだ。

10式戦車/多連装ロケット機/日本版ゲパルト/歩兵戦闘車を可能最大限数、ウクライナに送れ!

 オランダの首相ルッテが、日本人の正しい道を教示してくれた。5月29日、ルッテ首相はキーウにゼレンスキー大統領を訪ね、こう述べた。

「ウクライナの防衛戦争を支援することは、オランダの選択肢の一つではなく、オランダが果たすべき義務の履行である」。

 その通り。日本が武器をウクライナに供与するのは、日本が選択できる事柄ではない。日本が、ウクライナの防衛のためというより、人類の正義の“法”を擁護するため、日本が人類普遍の道徳規範に従い、日本自身に課せられた“道徳上の義務”を果たす行動である。“法”の遵守こそは美徳を履行することでもあるから、選択など入る余地など存在しない。

 すなわち、日本が、自衛隊法第116条の3第一項のうち、たった十文字「武器(弾薬を含む)を除く」を削除する法改正は、人類普遍の正義の“法”に自衛隊法が正しく適うよう、日本のこれまでの狂った武器供与(譲渡)を是正することではないか。この法改正は、誇りとすべきも、怯むべき要素は、何一つない。

 また、“史上空前の共産主義者”安倍晋三が、2014年4月1日に閣議決定した、共産党の反戦/反軍備の反日イデオロギーに阿った「防衛装備移転三原則」は、岸田内閣の閣議決定でいつでも変更できる。この三原則に、新しい一文「自由社会の価値を共有している開かれた国家が侵略されている場合で、かつ武器の供与を求めてきた場合、その防衛戦争の勝利(=侵略者の排除)のために必要な武器は積極的に供与しなければならない」を追加すればいいだけの話だ。

 安倍晋三のトンデモ「防衛装備移転三原則」は、日本のあるべき正しい外交の遂行を妨害する部分など元来削除しておかねばならないのに、それが残ってしまっている欠陥「原則」。ウクライナの防衛戦争が勃発したのは、この問題部分を全面的に是正・正常化するきっかけなのだから、まさに神の啓示ではないか。是正に躊躇う理屈など存在しない。

 上記カッコ内で例示した一文が、現「防衛装備移転三原則」に欠如しているのは、“スーパー反日の赤”安倍晋三が共産党・朝日新聞と共謀し、日本国に国連憲章“違反”の旗幟を掲げ続けさせ、日本がロシアと中共の侵略軍を招き入れ、日本国が死滅するよう仕向けたからだ。安倍晋三の祖国叛逆アジェンダ遂行の犯意がビルトインされた結果であろう。

 岸田文雄もまた、安倍晋三と同じく、健全な愛国心ある通常の日本国民ではなく、“中共の犬”であり“ロシアの犬”。だから岸田は、これほどの事態が生起しながら、中露の対日侵略を今なお熱烈歓迎し続けて、絶対改正すべき自衛隊法116条の3を改正しなかった。また閣議決定すれば一夜で可能な、「防衛装備移転三原則」の是正もしなかった。

 しかも、この“法律一本と内閣の政策一つの改正”案は、小野寺五典グループが立派に整理し素案を練り上げている。が、赤い岸田は、小野寺五典グループを排除し排斥し続けている。

 では、この“法律一本と内閣の政策一つの改正”を急ぎなした後、日本は、何をウクライナに供与すべきか。それは、次の四武器が最低限のものとなろう。

1;10式戦車を100輌。私のこれまでの提案「50輌」は少なすぎた。修正する。日本は直ちに10式戦車800輌を追加生産して、この100輌分を補填するとともに、陸自のこれまでの狂気“戦車おざなり状態”を改善せねばならない。また、三菱重工が潤えば、日本経済も潤う。

2;多連装ロケット機すべて。陸自の多連装ロケット機は耐用年数が近づいており、ここ数年以内には全て廃棄処分に付される。今、ウクライナに使ってもらうのが、平和に貢献でき、この多連装ロケット機も喜んでくれる。

3;日本版ゲパルト(87式自走高射機関砲)20輌→50輌→200輌。この兵器、ドローン迎撃に実に有効。陸自は、これを、これから最低1000輌生産・備蓄すること。なお、ウへの供与20輌は第一陣。直ぐ30輌を追加せよ。ウ供与は、最終で総計200輌にせよ。

4;歩兵戦闘車60輌。

岸田の首相補佐官で河野洋平を崇拝する“中共の犬”中谷元が、岸田に「武器供与するな」を洗脳

 岸田文雄が信頼を置いている自民党国会議員は、五名いる。茂木敏充/林芳正/稲田朋美/中谷元/松本剛明の極左五人衆が、それに当る。茂木/林/稲田は北朝鮮人。稲田と松本はLGBT推進狂で日本共産党員。松本剛明は、小西洋之を雇い、反LGBTの高市早苗の人気を急落させ没落させた。が、これ、“闇夜の赤マムシ”岸田文雄が松本剛明に命じて、実行させたもの。

 さて、河野洋平を崇拝する、河野太郎に優るとも劣らぬ中谷元は、狂信的な“中共の犬”。が、この事実、ネットでいっさい騒がれていない。何故なのか。「防大→陸自」の経歴だけで、この誤イメージが定着したとは思えない。相当な偽情報操作が行われている。ともあれ、土井たか子を超える“スーパー極左”中谷元の、その親中・親露の異常さは常軌を逸したレベル。

 そして中谷元こそ、岸田文雄に対し「自衛隊法116条の改正をするな!」「防衛装備移転三原則の改正をするな!」を徹底洗脳した側近。これら法律・政策の正常化を最も妨害している張本人こそ、中谷元なのだ。この意味で、ネット保守がこの事実に騒がないのは、奇天烈どころではない。現代日本の怪奇現象ではないか。

“中ロの対日侵略”と同義の共産党語「平和」を振りかざし対ウ武器供与の阻止に躍起な朝日新聞

 岸田に「自衛隊法116条の改正は、しない」「防衛装備移転三原則の改正は、しない」を狂信させた麻薬には、岸田の耳元でささやく中谷元の甘言だけでなく、朝日新聞の偽情報&洗脳宣伝「殺傷兵器の輸出・移転、絶対反対!」キャンペーンがある。この共産党・朝日新聞の“狂気の国民騙し”「殺傷兵器の輸出・移転、絶対反対!」キャンペーンに対し、一般日本人の態度は、余りに無関心すぎやしないか。

 例えば、『朝日新聞』4月30日付け社説「武器輸出緩和 殺傷兵器の容認はできぬ」の、余りの真赤な嘘に対し、一般日本人も通常の人間なのだから、当然に“怒る公憤”は発揮すべきだろう。しかも、国際政治学や一般通念における普通の語彙「武器」を、わざわざ共産党語「殺傷兵器」に置換する朝日新聞の、ウクライナへの武器供与にオドロオドロしい悪イメージを貼り付けるのは、残忍性も漂う悪意ある言語操作の極みではないか。朝日新聞のこのようなダーティな言語操作は、血塗られ過ぎた凶悪犯罪に同じ。

 そもそもドローンや低空飛行巡航ミサイルを迎撃する、日本版ゲパルトのどこが殺傷兵器なのか。人間に対する殺傷兵器がダメと言うのであれば、人間には全く使用できないパトリオットPAC3を供与せよ、と朝日新聞はなぜ言わない!!

 歩兵戦闘車も、これなしには今どきの戦場では歩兵は殺され放題になる。歩兵戦闘車は、今日では、歩兵の命を守る鎧でしかない。それなのに朝日新聞はなぜ、「兵士の生命を守るべく、歩兵戦闘車をウクライナに供与せよ」と主張しないのか。

 《ロシアの侵略、万歳!》と叫んで、“ロシアの侵略なんでも賛成”の朝日新聞が今、武器をみれば見境なく「殺傷兵器だ!」と誹謗中傷するのは、ウクライナへの武器供与を何としても阻止せんとする、その過激極めるロシア狂という悪性の病気が原因。現に、朝日新聞の築地本社は、ウクライナ兵を殺して殺し尽くす“殺人万歳の殺人鬼”数千人が屯する“巨大な精神病棟”になっている。

共産党・朝日新聞の騙し語「平和」とは、“中露の対日《侵略・占領・大虐殺》を熱烈歓迎”との意

 日本の馬鹿げた武器輸出禁止は、ブレジネフ・ソ連書記長がKGBロスケの首相・三木武夫への命令から本格化した。1976年だった。米国共産党員でもあるソ連人・三木武夫は、輸出禁止によって自衛隊の装備価格が鰻登りに高騰し、その装備量を三分の一以下に激減させることを狙った。

 ブレジネフは、アフガンをまず侵略し、次に北海道。三番目に西欧に侵略・占領する計画であった。この対日侵攻の準備の一つとして陸自の兵器を激減させるべく、その価格高騰を狙ったのが、三木武夫の武器輸出禁止三原則。

 なお1976~9年、日本国内には、ソ連の対日侵攻に協力する者/それを熱烈歓迎する者が大量に発生した。この頃、私の恩師ともいえるスターリン崇拝者・丸山眞男も、日本列島すべてがソ連領になるのを疑っていなかった。

 1979年夏、KGBロスケ森嶋通夫が『文藝春秋』誌で、“日本人は侵略ロシア軍に白旗を振れ”と煽動したのも、ロシアの対日侵攻をソ連側から伝えられていたからだ。KGBロスケ西尾幹二も、ソ連に依頼されて、情報“攪乱”本『ソ連知識人との対話』を1979年に出した。三木武夫は、北海道侵略の計画をソ連から最も早く知らされた日本人だったようだ。

 さて、話を戻す。安倍晋三は、三木武夫の「武器輸出禁止三原則」を全面改正し、これから日本のメーカーが武器を自由社会にじゃんじゃん売れるようにすると鉦や太鼓で大喧伝した。が、実際に発表された、安倍晋三の「防衛装備移転三原則」は、基本的には三木の「武器輸出禁止三原則」と何ら変わるところはなかった。“三木武夫のクローン”安倍晋三とは国民騙しの天才であった。“やっている演技”に長けた大道歌舞伎役者であった。現に、この2014年4月1日から六年間以上、安倍晋三が首相だった時代に輸出できた国産武器は全くのゼロではないか。

 安倍晋三が北方四島をロシアに貢ぎ、日本国民騙しの日ロ平和条約を締結せんとしたが、安倍のこの「平和」も、日本列島を中露の侵略軍に明け渡し神社仏閣をすべて焼き払い、また日本人をジェノサイド的に殺し尽くすことを意味した「平和」。日本人がゼロとなり、侵略する中露軍との戦いがなくなれば、日本列島は文字通りに「平和」になる。「平和」の学術的定義は“戦争でない状態”。一億日本人を一人残らず殺せば、確かに日本列島は「完全平和」。これが“赤い悪魔”安倍晋三のいう「平和」の正体である。

 凶悪コミュニスト安倍晋三の「平和」は、このように、共産党の機関紙『朝日新聞』4月30日社説の「平和」と寸分変わらない。全く同一。このような嘘偽りの「平和」に騙されないよう/正しい“平和”と区別できるよう、レイモン・アロンなど多くの国際政治学の碩学は、“自由ある平和”とか“生命、財産、自由が擁護される平和”などと、“平和”には必ず副詞句をつけた。副詞句のつかない「平和」は危険で欺瞞であると排除した。

 このような副詞句のない「平和」を口にする共産党・朝日新聞・安倍晋三とは、日本の敵性人士であり、必ず敵国と通謀している。彼らの「平和」は、実際にも、“中露の対日《侵略・占領・大虐殺》”によって日本国民がいなくなった日本列島のことを指している。

 少なくとも日本人は、《軍事小国の平和は、周辺の軍事大国が決定する。「平和は軍事小国が自らでは選択できない」こそは国際場裏の大原則》ぐらいは、知っておくべきだろう。

五万人超となるウクライナ将兵“大量戦死傷”を快楽する、“狂人”○○非人”橋下徹を死刑・・・・・

 このような残忍・凶悪な共産党・朝日新聞に優るとも劣らぬ、ウクライナ人をことごとく殺戮したい狂人がいる。KGBロスケ鈴木宗男や原口一博ですら足下に及ばぬ、スーパー凶悪ロスケ橋下徹が、それだ。橋下徹の尋常でない狂気度は、麻原彰晃が五百人ほど束になっても及ばない。橋下徹とは、史上空前の殺人快楽の狂人だからだ。

 橋下徹は、ウクライナのザルジニー総司令官の「近々、反転攻勢する」との発言(5月27日)に、“武器は足りるだろうか/戦死傷者五万人ほどは避けられないだろうがウクライナ人は本物の勇者だな”等、心配で心配で立っていられなくなった私とは真逆に、次のスーパー妄想の戯言を弄んだ(5月28日、フジTV)

 この橋下徹の戯言の一つが、「一般市民の犠牲というものは極力避けてもらいたい」との、スーパー狂人しか発しない、場違いコメント。ウ軍が侵攻する地域のウクライナ住民は事前に全員が避難している。このような犠牲など、初めからあり得ない。自明だろう。つまり、狡猾な詐欺師・橋下徹は、さも人道者ぶって、ありもしない非現実を、さもありうるかの詐話で、捏造したのだ。

 廃墟となったバフムートを例にすれば、そこには一人のウクライナ住民もいない。戦闘地域になる前、ウクライナ政府が住民避難/住民保護に万全を期してM避難させたからだ。そもそもウクライナが国民一丸となって対露防衛戦争で戦っているのは、負ければロシアの大虐殺で数百万人から一千万人ほどのウクライナ人が確実に殺されるのを知っているからである。だが、殺人鬼ロスケの極みたる橋下徹は、ロシアが戦争終結後or停戦後のウクライナ占領地で、ウクライナ人を見つけ次第殺しに殺すことを知っているので、このことに口を噤む。

 戦争が仮にも現時点で停戦となれば、ウクライナ国民が住む地域(国土の20%)はロシア領となる。この地のウクライナ人の生命は、必ず財産と一緒に剥奪される。つまり、そこは殺戮の巷、阿鼻叫喚の地獄となる。大量殺人を快楽する“世紀の大狂人”橋下徹は、これを期待して、ほくそ笑んでいる。ウクライナ人を殺せ! 殺せ! もっと殺せ! これが橋下徹の本心なのだ。だから、数百万人のウクライナ人が確実に殺される停戦は、麻原彰晃が五百人束になった狂人・橋下徹にとり、願って已まないユートピアなのだ。

 この橋下徹の血塗られた狂気は、橋下徹の他の言動からも証明される。橋下徹は、ロシアが民間アパートや民間病院を標的に巡航ミサイルをぶち込む、その非人道的な戦争犯罪に対して一度も非難したことがない。あるいは橋下徹は、ロシアがウクライナの子供を一万人以上も誘拐して連れ去った戦争犯罪に対しても、一言も抗議したことがない。

 日本に生きた悪魔がいるとすれば、その筆頭は“狂人”〇〇非人の橋下徹。室町時代、「○○非人」という言葉が作られた。一欠けらの人間性がない反・人間で過激な非・人間の橋下徹を見れば、言葉「○○非人」は実に的確な語彙であったのがわかる。室町・日本人は、七百年後に出現する橋下徹を想定・予見して、「○○非人」を造語したのだろう。

陸自はウクライナ負傷兵五百名“治療”の外科病院をポーランドに開設せよ。民間の外科医も参加。

 私は、2022年2月24日にロシアのウクライナ侵略が開始されたと同時に、義勇軍派遣を提唱するともに、ウクライナに近いポーランド領内に、「岸田内閣よ、ウクライナ軍戦傷兵を治療する自衛隊病院を開設せよ」と提案した。この病院開設は、今再び、必要になった。なぜなら、今般の反転攻勢によって、ウクライナ軍の死傷者は五万人を超えるだろう。うち戦傷兵は、四万人程度が想定される。この戦傷兵に対する医療体制は完備されていなければならないからだ。

 日本の自衛隊病院に搬送することは、時間がかかりすぎるし、患者の容態によってはほとんど無理。ポーランド現地に、常時五百名の戦傷兵・疾病兵を治療できる大病院を設置すれば、日本国の人道的な貢献は、世界の賞讃の的となろう。これは自衛隊しかできないし、自衛隊ならポーランド政府も全面的に協力してくれる。

 ところで、非人間・橋下徹は人間性が一欠けらもなく、ひたすらウクライナ人の殺戮最大化を妄想しその大量死亡を快楽する。が、我々日本国は、狂人・橋下徹とは真逆であらねばならない。日本国の外交と国防政策は、最も豊かな人間性で溢れた美しき道徳至上主義が貫かれるべきである。

 このためにも、われわれ人類は、戦争時に必ず、ある偉人を思い出さねばならない。この偉人こそはクリミア戦争時のフローレンス・ナイチンゲール、その人。ナイチンゲールの愛と美徳の精神こそは、侵略被害国ウクライナの全土に、今こそ燦然と注がれるべきである。

 この意味からも、ウクライナの完全勝利が妨害され、仮にも停戦などが起きれば、それは確実に停戦ジェノサイドの残虐をウクライナの人々にもたらすことを直視し噛みしめる時だ。今、日本が国あげて統一すべき国論は、“停戦に断固反対し、あくまでもウクライナの完全勝利すなわちロシアの完全撤兵を最小限の条件とする”こと以外はない。このためには、日本国は、あらゆる武器を、ウクライナが要求するままに供与しなくてはならない。

 要は、自衛隊法第116条の改正(十文字削除)や「防衛装備移転三原則」の正常化こそが、ウクライナに平和をもたらす第一歩なのだ。日本が真に世界平和を希求するなら、今こそ、ウクライナへの武器の大量供与に踏み切る時であろう。 

(2023年月5月29日記)

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