中ロ「対日」侵攻を“熱烈歓迎”しマルクス経済学「再分配」を狂信する“反・国防&核廃絶&計画経済”コミュニスト岸田文雄を急ぎ退陣させよう──外務大臣は“中共べったり”/外務副大臣はロシアKGB/幹事長は北鮮“日本死滅”狂。これ日本の内閣か

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筑波大学名誉教授  中 川 八 洋

 10月31日に総選挙が終わった。自民党は、中ロの侵略が迫る“日本の危機”をありのまま国民に訴え対ロ・対中“国防力三倍増”を前面に打ち出せば、人気沸騰して単独絶対安定多数どころか“三分の二越え”などいとも簡単だった。なのに、岸田文雄は、立憲民主党とさしてかわらぬ国内社会主義政策を公約にした“おっかなびっくり”選挙に終始。ために、“日本の第二共産党”創価学会の協力が頼りの邪道の選挙しかできない。創価学会とは、戦前、共産党と正しく同一視され、治安維持法による特高警察の監視対象。仏教の日蓮宗でオブラートに包んだスターリン狂のカルト“第二共産党”教団であり、天皇制廃止を公然と標榜していたから、当然の監視だった。

 岸田文雄の自民党が公明党と組んだ選挙方策は、共産党と連携選挙をすれば当選者が増えるはずと幼稚な算盤を弾いた革マル派・枝野幸男と全く同じ。枝野幸男は議席数を減らした責任を取って退陣する。ならば同じく議席数を大幅に減らした岸田文雄も首相の座を降りて退陣するのが当然。

 だが、今では自民党内には、禁じ手「創価学会(=公明党)との連立政権」に疑念を持つ者がほとんどいない。岸田文雄の極度な親中・親ロ“売国外交”が自国をブーメラン的に潰滅する危険性を危惧する者も非常に少ない。「貧乏神顔のスガーリン菅義偉が首相なら、自民党はぼろ負けし単独過半数を失っている」に比すれば、「単独安定過半数を維持した岸田文雄で、よかった」が、ゴミ捨て場に捨てられたアホバカばかりの、“劣化/赤化が進む自民党国会議員の現状。保守のエリートは、(他党には行かないが)一人も自民党で立候補しなくなった。今や、“保守なき自民党”

 要するに、岸田自民党は、偽装名「公明党」という第二共産党と組み、“国防力強化以外に生存の可能性ゼロの深刻な事態の日本”の現実を全否定し、かつ市場経済体制を破壊し尽くし統制経済や計画経済に日本をシフトさせて日本経済の雪崩れる崩壊に牽引している。まさしく“反・国政”が、岸田文雄が率いる日本国政治の現実。が、これに危機感を持つ正常な自民党国会議員はいない。だから、“マルクス経済を奉戴する赤色の白痴”岸田文雄を日本国の総理にして、それが日本国を爆破破壊する超危険な巨大プラスチック爆弾だと気づくことがない。

 本稿は、日本共産党系でマルクス経済学原理主義のコミュニスト岸田文雄を一日でも早く退陣させねば日本の国家存続が覚束ないことを論証し、国民に警鐘乱打するものである。

北朝鮮人が大好きな岸田文雄は、自民党ワースト北朝鮮人四名のうち二名を重用

 岸田文雄の思想本籍は、彼の好みからすぐ判明する。“日本国解体主義の「反日」北朝鮮人”茂木敏充と“稀代のロスケ”鈴木貴子(北朝鮮人)に加え、“媚中の権化”林芳正が、岸田文雄のお気に入りトップ三人。岸田文雄とは通常の自民党議員の平均とは異次元の、スーパー極左で共産主義者。自民党国会議員のあるべき理想を100点とすれば、岸田は-900点の極左。確かに-1300点の“超極左”河野太郎よりは“まし”だが、自民党選出の総理なら、少なくとも+15点以上は欲しい。

表1;自民党左傾化を牽引する北朝鮮人“自民党国会議員”ワースト・フォー

(備考)茂木敏充は、麻原彰晃と同じ北朝鮮人の大前研一「日本解体」アナーキズムの狂信者。御託宣“日本国を地球上から消せ!”の経典『平成維新』を唱える暴力革命のヤクザ北朝鮮人(東大経済学部時代は中核派の活動家)。茂木を国会議員にしたのは大前研一。大前研一教の信者・橋下徹は、朝鮮人ではなく部落。

岸田自民党よ、“一億日本人《地球浮浪児》化”を目指す公明党と今直ぐ縁を切れ!

 公明党すなわち創価学会とは、日蓮宗の衣を着て、さも日本の宗教団体かに偽装するが、第二共産党が正体。もともと、創価学会と共産党の関係は、ナチ党員と共産党員が相互に移動しあっていた1920年代のナチとドイツ共産党との関係と全く同じ。両者の信者も教義も基本的に差異が無い。ヒットラーは、ソ連共産党が掲げるユートピア「共産社会」(抽象語)を具体的な「ドイツ千年王国」に置き換えたが、ニーチェの廃墟主義とともに、死ぬまでレーニン崇拝を決して棄てなかった。

 1974年、共産党員・松本清張の発案で、池田大作の創価学会と宮本賢治の共産党は選挙協力(選挙妨害の相互自制)協定を締結した。が、これは、公明党と共産党とが連立・協働して日本国を簒奪する共同革命遂行を同意する誓約書でもあった。当時の警察庁公安部はそう解釈した。

 創価学会の筆頭経典は、マルクス『共産党宣言』『資本論』/ルソー『人間不平等起源論』/『フランス人権宣言』で、共産党と何ら変らない。敢えて差異を探せば、創価学会は、『レーニン全集』の毒気が弱い。端的に言えば、共産党のルソー・マルクス・レーニン主義に対し、創価学会はレーニンを脱落させたルソー・マルクス主義を標榜している、と考えればよかろう。

 現に、創価学会の政治部局「公明党」の1994年「綱領」は、その第四節「人類益を目指す地球民族主義へ」を読めば明らかだが、マルクス『共産党宣言』(1848年)/ギロチン無差別殺戮を合法化したフランス革命「人権宣言」(1789年)/気狂い社会学者コントの人類教(1847年)を混ぜ合わせている。

●「一国のみの利害得失に固執する旧来の主権国家思想から脱却し(=国際法を全部無視して)、《国益》から《地球益》《人類益》優先に切り替え(=日本の国防などを一切考えてはいけない)、《人類》的意識を持つべきだ」。

●「国家の枠組みや国境を越えたグローバルな発想と取り組みが不可欠。それには、地球民族主義(=日本民族の死滅)という人類共同体意識(=中ロ鮮に日本列島を譲渡すること)が欠かせない」。

●「(日本人を日本民族とか日本人とかが認識できない狂人に洗脳して)「人類」の自覚に立たせ、連帯と協同の絆を深めさせるには、国籍や国境、人種や民族を超えたところにある《生命の尊厳》と言う視座(=新しい黒魔教の女神「生命尊重」に拝跪させる)を根底に置(けばいい)(丸カッコ内中川)

 正常な人間なら読むに堪えない、狂気が日常の“気狂いの気狂い”たちの集団、それが公明党の実態である。自民党も日本国も、公明党(創価学会)を共産党と同列に危険物に扱って同時に排撃すべきだと、俵孝太郎が常々警告していたのを思い出そう。創価学会も共産党と同様に非合法化してこそ、日本国が生存を続けたいなら決断すべき、国家死滅を免れる最小限の回避行動。

 バークやアーレントそのほか世界中の保守主義者が、トマス・ペインの『人間の権利』を糾弾して、“これは超気狂いだ!「英国人の権利」や「ドイツ人の権利」や「米国人の権利」はあるが、抽象語の人間を浮遊させているだけの「人間の権利」など、どこにも存在しない”と口酸っぱく説いてきた。実際にも「人間の権利」は、人間を屠殺される家畜と同等化した「動物の権利」のことで、狂気のドグマ。

 故に、この「人間の権利」において、フランス革命時、フランス人は無制限にギロチンで屠殺された。

 公明党とは、党綱領で日本人を家畜に貶め、ギロチンで国民が殺され放題のフランス革命と同じく日本人が、自分たちが招き入れたロシア兵/支那兵数十万人から無制限に殺戮されるのを快楽する血塗られた悪魔の政党である。日本人数千万人が阿鼻叫喚の地獄で殺戮される情況を着々と構築している“自国民大量殺人鬼”山口那津男の顔から血がドバドバと流れ出ているが、これが見えない自民党国会議員とは、日本の政治家失格。いや日本人失格だし、人間失格。

 また、公明党の本性は、強請り集りの凶悪暴力団。だから自民党が公明党との連立を蹴っ飛ばしても、必ずコバンザメの如くに自民党の候補者に張り付いて勝手に選挙協力する。すなわち、自民党は公明党と連立政権を組まなければ、代償を与えることなくして、今より議席はぐんと増える。

 さて、上記に引用した公明党綱領の僅かな文言だけでも、公明党とは“狂いに狂った精神異常者の集団”なのがわかろう。オウム真理教と創価学会の狂気度に差異はない。公明党のこの狂ドグマは、ルソーの狂気に生まれマルクスの狂気が継承したコント人類教に瓜二つ。むろん直接の淵源を探れば、マルクス『共産党宣言』掉尾の結語「プロレタリア(創価学会の信者)が獲得するものは世界である」が、創価学会の出発点。

 ルソー『社会契約論』の延長上に妄想されたコント人類教は、かつてはコントの友人だった“英国の極左社会主義者“J.S.ミルですら呆れ果て、これをもってコントを自由破壊者と看做したように、それは個人の自由権を完全に圧搾する地球規模の全体主義体制づくりのドグマである。同様に、池田大作を個人崇拝する全体主義教団の公明党=創価学会も、その教団体制は(ルソー『エミール』とスターリン体制をブレンドした)北朝鮮の金日成崇拝を模している。「創価学会とコント人類教と北朝鮮体制」が三つ子に見えるのは、母胎が同一だから当たり前すぎよう。公明党=創価学会を知ることにも役に立つ、そのクローン“狂気”コント人類教については、注1を参照のこと。

 レーニン/スターリンに発する日本の第一共産党が地球規模の全体主義体制を目指して、今、悪魔のカルトSDGsの布教に躍起だが、第二共産党の公明党も創価学会の布教による地球規模の世界人類教団=SGIづくりに躍起である。SDGSとSGIが似ているのは全くの偶然だが、日本国民に両者同時警戒を示唆させたい神仏の御心かも知れない。

 今般の18歳以下への10万円の支給でも、創価学会の信者支給分は全てSGI布教資金に形を変えて投入される。“日本共産党員の優等生”岸田文雄と“日本解体教の北朝鮮人”茂木敏充は、創価学会の布教のため、数十年後の子孫に重税をかけ、(日本人と生まれたことを犯罪とする)罰を課したのである。“創価学会の犬”岸田文雄や日本憎悪狂・茂木敏充が政界にいる限り、日本の亡国は不可避である。

政治における決断には些事も大事も同等。政治家たるものいずれでも全力疾走せよ

 自民党は今、公明党との連立解消と公明党の撲滅を決断する時。この大きな決断には、それを目立たせないようにするため、またマスコミの反撃を分散させ弱体化させる方策として、些事と組み合わせるのが政治の王道。

 今、自民党が決断し実行すべきは、表2で言えば、①②③とa/dで、この五つを一緒にして国民に問うのである。朝日新聞やTBSその他は大混乱するのみで、反撃の大キャンペーンができない。

表2;自民党が決行すべき些事と大事

第一節 国防力三倍増をぶち上げれば、自民党議席「三分の二」は百%

 選挙期間中のtwitterで、正論を述べたtweetは、唯一無比に次の一つしかなかった。

「日本の現実は、この情況(備考)にも拘らず不気味なぐらい、安全保障政策を第一に掲げる政党の少なさ・・・今のところ近所を駆け回る選挙カーから一切聞いたことがありません。まず国を守ることができなければ経済も福祉も子育ても…どんな政策もない」(つるの剛士、2021年10月24日)

(備考) 「この情況」とは、中ロ連合艦隊の威嚇《日本列島一周》のこと。つるの氏は、計十隻が10月22日頃、大隅海峡を通過した時の防衛省発表写真をもって論評している。

総選挙中の好機なのに、中ロ連合艦隊の威嚇「日本列島一周」に抗議しなかった“国賊”岸田文雄

 総選挙期間中の10月17~25日にかけて、中共とロシアの軍艦十隻が「津軽海峡→三陸沖→伊豆諸島→九州の大隅海峡→長崎県沖」と、日本列島を時計回りにぐるりと一周した。日本に対し「台湾を守るな」「尖閣を捨てろ」「石垣島を捨てろ」「北海道を捨てろ」の威嚇である。

 この軍艦十隻に、中共の最新鋭レンハイ級ミサイル巡洋艦(中共側の艦級では「南昌級ミサイル駆逐艦)がいた。満載1万3千トンのこのミサイル巡洋艦を見た時、今や、中共の海軍力は第一級で、海自など赤子の如き状態になりつつあるのをひしひしと痛感した。このミサイル巡洋艦には、150㏏核弾頭を搭載する射程1500㎞の対地巡航ミサイル「長剣10」が搭載されており、最低八基はあるだろうから東京を火の海にすることもできた。

 この戦慄する中ロ合同艦隊を見て、日本国民に「海軍力を増強しよう」「非核三原則を撤廃しよう」と訴えない岸田文雄は、日本の総理として正常なのか。完全に狂っているとしか言えまい。しかも、岸田は、このミサイル巡洋艦に核兵器が搭載されているのだから、持論の核廃絶を唱え「非核三原則」を墨守したいなら、臨検してこの航行を阻止するのが筋。が、岸田は目を瞑っても簡単に入れる(今や国際水準では三流大学の)東大に三回も不合格する超お馬鹿。この臨検をする方法すらわからない。馬鹿は死んでも治らない。(備考)東大に高校一年時に(16歳で)合格できないのは、頭が悪すぎる。

 日本は五海峡を領海法で「特定海域」とし、その領海の幅を12海里ではなく、わざわざ3海里にしている。津軽海峡と大隅海峡の二海峡に関しては、領海法を改正して12海里とすれば、海峡全域が日本の領海となり、無害通航か否かの臨検権を日本は保有できる。非核三原則を国是とするなら、この方法以外の選択肢はない。いやなら、佐藤栄作のノーベル平和賞受賞のために閣議決定した、日本の安全を重大に毀損する“神社のお札”「非核三原則」を、週二回もある閣議決定で廃止すればいいだけの話。

 この臨検を実効性あらしめるには、相手が軍艦なので、拒否した場合に撃沈する態勢、具体的には原潜を海峡の両脇に潜ませておくことが必要。つまり、二海峡で四隻の原潜が要る。中ロ連合艦隊十軍艦の日本列島一周の報道を聴いた時、私の脳裏に「領海法を二海峡分のみ改正して領海12海里に」「米国の中古ロサンゼルス級原潜を急ぎ購入」「非核三原則撤廃を閣議決定」が巡った。だが、“赤い白痴”岸田文雄は私とは真逆に、知らなかったことにしようと耳と眼をパッと塞いだ。日本国がどうなろうと、日本国民が中ロ鮮の核弾頭で焼け死のうと、「俺の知ったことか」がコミュニスト岸田の本心。

中共・北鮮の核で一億日本人を焼き尽くす“悪魔のカルト宗教”「核廃絶教」の狂信者・岸田文雄

 米国国防省は、11月3日、「中共は、2030年までに少なくとも1千発の核弾頭を保有する」との報告書を発表した。さあ、日本共産党と組んで阿波踊る“核廃絶教の狂徒”岸田文雄よ、この中共の核弾頭をゼロにする方策を提示せよ。方策などないことすら自覚できない、それが狂人・岸田なのだ。

 すなわち、岸田文雄とは、オウム真理教の「ハルマゲドン狂信」と同じ、正真正銘の気違いの本性を発揮して、「核廃絶、核廃絶」と念仏・呪文を唱えるばかり。要するに、“赤い白痴”岸田文雄は、「太陽は西から昇る」「海岸の砂浜は金に変換できる」と同種の狂気を、ポルポトや毛沢東やスターリンと同じ宗派の“大量殺人教の共産党”とスクラム組んで絶叫する、完璧に狂気の政治家。

 もう一つ岸田に、問い質したい。北朝鮮は、10月19日、まさしく総選挙期間中、潜水艦から初めて弾道ミサイル(SLBM)発射に成功した。この実験では、水平飛行距離590㎞を飛翔した。能登半島沖までこの潜水艦を潜航させてきたら、東京に届く。仮にSLBM三基を潜水艦に装備できたなら、一核弾頭を150ktとせば、450ktが東京の地上or空中で爆発する。それは、広島原爆13ktの三十五倍。

 岸田文雄よ、このSLBMを海中で発射前に撃沈できるのは原潜だけだ。なのに、日本には原潜など要らないとする。その真意は、一億日本人を中ロ北鮮の核弾頭で一人残らず焼き殺したいからだろう。もし、そうでないと言うなら、“日本人大量殺戮狂の悪魔”岸田文雄よ、北鮮の核弾頭付きSLBMを発射前に撃破する方法を国民に提示されたい。

 また、北朝鮮は岸田の総理就任を祝して9月28日には、極超音速ミサイル「火星8号」の実験にも成功した。岸田よ、これを迎撃撃墜する方策を国民に提示されたい。さらに、その前9月11/12日、北朝鮮は射程1500㎞の新型巡航ミサイルの実験にも成功した。巡航ミサイルの迎撃は極めて困難。日本の空自の能力では、完全に無理。“赤い白痴”岸田よ、これを迎撃する方策を国民に提示せよ。

原潜八隻/海兵隊「2万人」創設/陸自35万人・戦車2400両なければ、中ロの対日侵略は確実

 一般の日本人は、日本国が中ロの明日にも迫る対日侵攻が見えない“盲目の腐敗堕落人”だから、岸田文雄の重症の“赤い白痴”が認識できないし、彼の「日本なんか滅んでしまえ」の対日憎悪感情が見えない。本稿では紙幅が無いので、代わりに『ゼミ講義』2020年8月11日upの「空母四隻/原潜八隻の海軍力強化について」と同年2月7日upの「ロシアKGB支配下の陸自の再建と陸軍力の強化」を急ぎ拳拳服膺されたい。岸田文雄が招く、日本に近づく断末魔の地獄図が多少は見えてこよう。

日中平和条約を破棄し日台同盟/日豪同盟/日越防衛協力を締結せずば、日本国の死滅は必至

 また、侵略宣言に嘘を吐かないのが中共。だから、中共が台湾・石垣島・宮古島・尖閣に侵攻するのはここ数年以内に確度100%で起きる。もう時間が無く、事態は切迫。2012年9月からの早十年続く尖閣領海への中共海警局「武装公船」の侵入の連続は、この予兆だし、日本を油断させる目晦ましである。中共は台湾侵攻と同時に石垣島を占領する。尖閣など瞬時に中共の手に落ちる。

 親中コミュニスト岸田文雄が狙っているのは、軍事的に石垣島・宮古島・尖閣の中共への“貢ぎ”である。このことは『ゼミ講義』2020年4月3日upの「日台同盟条約を急げ」や同年1月31日upの「日中平和条約を破棄せよ①」および12月13日upの「日中平和条約を破棄せよ②」を読めば、氷解的に納得できよう。

“侵略ドラゴン”中共を作った“KGBの犬”ニクソン外交を反転する欧米。が、岸田文雄は“無為無言”

 今、世界は、1971~2年のニクソン対中外交を糾弾し、それを呪う怨嗟の声で満ちている。米国大統領ニクソンとは、現実から遊離した“逆さ妄想”にすぎない「西側諸国が中共と経済的に交流すれば、中共は反ロになって、西側は労せずに、中共を加えた対ロ包囲網を構築できる」に恍惚となり、ロシアKGBの赤キッシンジャーに焚きつけられるまま、1972年2月に北京を電撃訪問し、台湾を切り捨てた。これは波及的に、今日のウィグル人へのジェノサイドの原因ではないか。

 が、このニクソンの逆走外交から五十年、世界は目を覚まし、「ニクソンの台湾斬り捨ては間違っていた」「“クェーカー教徒の臆病男”ニクソンの《逆さ外交》によって、中共は狂暴な侵略ドラゴンに成長した」「侵略フランケンシュタイン=中共を墓から起こした」と臍を噛み、外交で軍事的包囲を代替できると狂妄した“屁理屈男”ニクソンの“負の遺産”の反転に汗水垂らしている。北欧のリトアニアは、中共との断交を辞せず、台湾に準・大使館を設置することを決定した。また、旧東欧諸国の「一帯一路」構想から脱退した。米国の上院議員六名は11月9日、マニラから米軍機で台湾に蔡総統詣でを敢行した。英国は、8月25日~9月9日、空母「クイーン・エリザベス」を、台湾周辺での日米加蘭との五か国海軍演習に参加させた。

 軍事嫌悪病・戦争恐怖病のニクソンは、1969年3月のキッシンジャーと周恩来とコスイギンの三者が謀議してでっち上げたダマンスキー島を舞台にした“八百長演劇”「小規模な中ロ軍事衝突」を信じた超馬鹿。また、1950年代後半から中ソが演技する「中ソ対立」は全くの嘘で実在しないが、ニクソンはこれを信じた。そして、この「中ソ対立」を利用して中ソを離間させ、中共を西側に抱き込めると、ニクソンは思い込んだ。

(備考)このニクソンを大戦略家だと逆さ嘘情報を撒布した“産経KGBの対ロ売国奴”田久保忠衛(注2)。

 一方、核兵器製造の技術知見を持つ私は、1964年に成功した中共の核爆発実験の原爆技術はほぼ九割がロシア製であることから、「中ソは蜜月状態。その対立は全て演技」だと喝破した。また、日ソ中立条約でのロシアの騙し力や帝国陸軍を騙して「敵」蒋介石に代理戦争(大東亜戦争)をさせる毛沢東の騙し力から考えた「中ソ対立は100%嘘」論は、1965年の本郷で自慢して吹聴する私の十八番だった。また、私が駒場に入学した頃、(当時、朝日新聞にたてつく稀有な保守系週刊誌の)『世界週報』でKGBロスケ原子(はらこ)林二郎が中ソ対立論をしきりにキャンペーンしていた。1960年代まではまだ警視庁公安はしっかりしており、噂として「原子は、ソ連のスパイだ」説を世間に流す職責を自覚していた。私は(同級生のほとんどから奇異な目で見られたが)素直にこれを信じた。

 話を戻す。五十年前のニクソンの対中“転倒外交”の後始末に、現在、欧米は全力で汗を流している。が、日本は何もしない。ウィグル人を助けようともしない。日本こそ、ニクソン1972年2月訪中を口実に、同年10月、首相・田中角栄と外務大臣・大平正芳が北京に飛んで日中国交回復という“世界的な大犯罪外交”を犯した国ではないか。日本は、この贖罪を最高レベルで行う責任がある。

 その一つは、言うまでもなく、田中角栄糾弾と大平正芳断罪。とりわけ大平正芳への断罪に、拳を緩めてはならない。大平正芳はロシアKGBの対日工作員である上に、過激な“中共の対日工作員”だった。すなわち、大平正芳によってつくられた宏池会を継ぐ岸田文雄首相は、日本国民だけでなく世界に向かって、田中と大平による日中国交回復と日中平和条約と巨額な対中ODAが“侵略ドラゴン”中共の強大な軍事力を作り、今や世界と全人類を第三次世界大戦の入り口に立たせてしまいました、と詫びるべきだ。『ミトロヒン文書』では、大平正芳のKGBコード名は「FENフェン」(注4)

 岸田文雄は仮にも日本の首相であるなら、大平正芳を糾弾し断罪し、北朝鮮人・金丸信が大平の代理で推進した日中平和条約の廃棄を直ぐにも決行すべきである。なお、wikiなどでは、「コミュニスト大平正芳」とすべき所を、「クリスチャン大平正芳」と、その正体隠しをしている。

日ソ共同宣言の廃棄通告/北方領土奪還通告/千島諸島奪還通告/南樺太の返還協議要求

 岸田の反・国防と過激な親中・親ロは、底なし沼。ロシアに対して、岸田は、“史上空前の対ロ売国奴”安倍晋三の対プーチン叩頭外交を継承する。2021年10月7日のプーチンとの電話対談で、岸田は、2018年11月(シンガポール)の安倍晋三の対プーチン全面降伏/全面言いなりの「合意」を踏まえますと、プーチンに『日本はロシアの奴隷になります』を約束した(『朝日新聞』2021年10月8日付)

 “赤い白痴”岸田は、どうやら“白痴”以下だ。“国賊のMVP”安倍は、このシンガポールで、「国後島・択捉島はロシアに献上する」「歯舞・色丹だけを返還して下さい」「代わりに、対日侵攻用の国後・択捉のロシアの軍事基地を増大・強大すべく、そのインフラ整備を日本が負担して差し上げます」と約束したのである。

 “安倍家コミュニスト三代目”安倍晋三とは、メンギスツ(エチオピア)とカストロ(キューバ)を崇拝し拝跪する血塗られた凶悪な共産主義者である。当然、安倍晋三は、数十万人のロシア軍を北海道と東北(青森、秋田、新潟ほか)に招き入れ、単に日本に領土の三分の一をロシアに献上するだけでなく、日本の婦女子をロシア兵にレイプし放題/殺し放題させ(子供たちは餓死させ)日本民族を絶滅するのを計画する“悪魔の中の悪魔”以外にはなりえない。この北海道侵略占領を無血的にできるよう、ロシア軍の東からの侵攻用の基地として今、安倍晋三はプーチンと協同して国後・択捉島のロシア軍基地の軍事力増強に余念がない。

 が、いかなる主権国家であれ、領土は、現世代の日本人が恣意的に処分することは許されない。未生を含むこれからの日本人の領土であるからだ。すなわち、いかなる世代も一㍉たりとも祖先より相続した領土を減らすことはできない。岸田文雄がなすべきことは先ず、文書が無い安倍晋三とプーチンのシンガポール雑談を、「安倍晋三が何を言ったか知らない。それは日本政府の公式発言でない」とプーチンを一喝し、雲散させることだ。次に、対ロ交渉を吉田茂(1952年4月~54年12月)や米国レーガン大統領(1981年1月~1985年)が実行した大原則“無交渉の交渉”で行うことだ。

 具体的には、日ソ共同宣言の廃棄を通告し、「国後択捉無条件・即時・全面返還」を通告することだ。続いて、「千島諸島(クリル)も返還せよ」「南樺太も返還せよ」と通告することだ。そして、ロシアに対していつも背中を向ける、対ロ外交のイロハを守ること。ロシア民族は背中を向けられると、必ず自分の方から「これあげるから、こっちを向いて」とすり寄ってくる。その時、さらに背中を向けて遠ざかる。するとロシア人は必ず「択捉・国後を返還するから、こっち向いて」とくる。

 北方領土は百%奪還できる。北海道に国後・択捉を軍事的に制圧できる強大な陸軍力を展開するだけで、ロシアは必ず、国後・択捉から軍事力を一兵残らず撤兵させる。ロシアが撤兵したら、静かに日本が陸自を進駐させて返還は終了する。ロシアには、領土を外交文書で返還するという概念が今もない。領土の返還は、撤兵をもって行う。外務省には、対ロ外交のイロハを知る者がいない。経産省には、KGBロスケ今井尚哉を挙げるまでもなく対ロ売国奴しかいない。

 ロシア民族の領土返還は、英米系の自由社会的に考えることはできない。1956年10月の日ソ共同宣言では、「平和条約を締結したら歯舞・色丹を返還する」と書いているのに、ソ連は両島のロシア人全員を国後島に移住させ、全ての建造物を焼き払った。陸自と米軍が進駐してくると判断したからだ。つまり、上記の鍵カッコ内は、「平和条約の有無にかかわらず、歯舞・色丹は返還する」と、ロシア政府は読んでいる。ロシアの合意文書読み方は、英米とは全く異質で通常人には解らない。

 そもそも、ロシアとの文書など万が一にも作ってはならない。ロシア人に向かって「撤兵しろ!」の一点張りが、我が国の祖先からの“固有の領土”奪還の基本である。

「岸田を追放し国防第一の政治家を総理に!」の声が皆無の日本の滅亡は、もはや“不可逆”

 日本には、これほどの反日・売国奴である「岸田を追放して、領土・国土を守る“国防第一”の政治家を総理に!」の声は皆無。日本は侵略される前に、日本は中ロに侵略された状態になっている。一億日本人とは、死体が動いているゾンビそのものになっている。腐敗と狂気のゾンビが日本人であるが故に、“赤い白痴”岸田文雄を退陣させ、日本を自らの手で救国せんとする動きをしない。

第二節 岸田の「新しい資本主義」は、スターリン型計画経済体制のこと

 岸田文雄の奇天烈語「新しい資本主義」は、マルクス語「資本主義」や社会主義語「再分配」を用いているから、社会主義体制か、スターリンの計画経済体制かを指している。少なくとも、「再分配」は市場経済を毀損する機能は甚だしく大きく、必ず「成長」を阻害する。低成長期であれば「経済の衰落」を必然にする。

 すなわち、「再分配」と「成長」は、矛盾する対立概念であるのに、岸田はこのdivertする二兎を同時に一人でも追えると考える。岸田文雄は、本物の狂人である。

 “マルクス狂”岸田文雄は、経済学がチンプンカンプンのお馬鹿だが、経済再生担当大臣となった“獣医学博士(東大院)”の山際大志郎(学部は山口大学獣医学科卒)もまた、経済学はさっぱり。結局、岸田文雄の理解不能な珍語「新しい資本主義」は、安倍晋三のハチャメチャ「バラマキ福祉」に新奇なネーミングをしただけだと、いずれ(保守知識人の世界では)嘲笑された終わりを迎える。が、岸田政治が続けば、日本の国債発行高は天文学的となり、財政破綻とハイーパー・インフレは不可避。日本の財政学的な破綻からの国家死滅は間近い。財務次官・矢野康治の憂国“上訴”は正しい(注5)

 1960年代の「保守」東大卒や自民党国会議員は、極左語「再分配」と聴くと、目くじらを立てて「個人の自由への侵害だ」「勤勉/自己責任/相互扶助の道徳を破壊する」と連鎖的に怒った。実際にも、“財政破綻の麻薬”「福祉国家or社会保障の充実」と社会主義語「再分配」は学術的にも同一。

 過剰「再分配」は確度100%で経済成長の息の根を止める「反・成長」の劇薬と考えるのが常識だった1960年代日本の保守からすれば、“赤い白痴”岸田文雄のスローガン「分配と成長」は、精神病院の鉄格子のなかの狂語にしか見えない。自民党議員の過半がベヴァリッジ製「福祉国家」という言葉に蕁麻疹を発症しなくなる“極左への自己改造”は、1973年の田中角栄による社会主義思想「福祉国家・日本」が国策路線となり、それに汚染された以降である。

 レプケの『Welfare、Freedom and Inflation』(1957年)を信奉する私や大蔵省主計局の官僚たちは、このターニング・ポイントの1973年春、田中角栄に対し、怨嗟の声を合唱した。田中角栄と組む赤い通産官僚と共産党支配の厚生省が凱歌を上げた。今思い出しても、1972年10月1日から73年春にかけ、私は社会主義協会系(大内兵衛の労農派)田中角栄への怒りでいっぱいだった。Stanford大への留学準備が無ければ、精神の正常が維持できなかっただろう。

ベヴァリッジ/ケインズの源流はルソー。サン=シモン/マルクス」の源流もルソー。両者の元祖は同一

 1960年代の日本の保守が、社共と朝日新聞ががなり立てる「福祉国家、福祉国家」に抗すべく、虎の巻二冊を用いた。一つがハイエク『隷従への道』(東京創元社、1954年)で、もう一つがレプケ『ヒューマニズムの経済学』(勁草書房、1954年)。これら翻訳と出版をした御仁がいるように、1950~60年代には、日本最後の保守知識人が一定数以上はいた。私は彼らのお蔭で、自分の保守主義を磨いた。

 なお、山本勝市の名著『福祉国家亡国論』は1975年だから、その出版は丸十年遅かった。山本勝市は国会議員にならず学者であれば、日本が必要とした1960年代半ばに、ベヴァリッジ批判の優れた学術書を出版しただろうから、“日本のレプケ”として日本国に絶大に貢献したはず。残念。

 ところで、日本では、学界と朝日新聞が流す洗脳情報で、嘘や間違いが常識化している。ベヴァリッジの福祉国家論もスターリンの計画経済も、次のチャート図のように、ルソー『社会契約論』から発生・発展した極左思想で従弟の関係。「福祉国家」論は共産主義思想の一つと看做す視点が、学問的には正しい。

次代の日本人から道徳と勤勉と自由を剝奪する“赤い白痴”岸田文雄の「再分配」を粉砕する良書

 さて、紙幅が無くなったので、“赤い白痴”岸田文雄の“日本型共産主義の別称”「新しい資本主義」の解剖と批判は、次稿に譲る。が、その前に、次の良書三冊をしっかと読んでおく宿題を出しておく。

A、福祉国家は、自由社会を支える真正の自由の淵源たる道徳を破壊し道徳を排撃する以上、真善美のある美徳に満ちた社会を維持するには、福祉国家を排除する道だけが理に適う。このことを、ハイエクの『隷従への道』(1944年)は、次のように述べる。

(可哀そうな他人の老後や病気時に相互に面倒を見ることを禁じる福祉国家の社会では)個人の責任を伴わないところには善も悪も無く、道徳的美点を発揮する機会も、また人が正しいと考えるもののために、その欲求を犠牲にして信念を明らかにする機会もない」

「我々が自分自身の利益に対して責任を負い、その利益を自由に犠牲にする場合にのみ、我々の決意は道徳的価値を持つ」(注6)

B、コミュニスト岸田文雄を見ればわかるように、共産主義者は今、生産手段の国有化を迫ることはなく、代わりに再分配国家(超福祉国家)を推し進める方向に共産革命の舵を切っている。が、福祉国家とは、極左官僚の恣意で執行される政府権力の大ナタが、個人の自由をズタズタに切り裂く制度であり、この社会保障制度の刑務所に収監された国民は、あらゆる人間の自由と能力とを剥奪され麻痺させられる。この超福祉国家を選択した日本では、現に、堅実な社会を支える基盤さえ破壊尽くされ、消滅しつつある。

 ハイエクの『自由の条件Ⅲ 福祉国家における自由(=自由の喪失)』第17章/第19章/第20章は(注7)、既に惨憺たる崩落状況の日本の現状と未来とを見事に抉っている。

C、社会的正義(=分配の正義は、①これまでの文明的社会の発展を進めてきた多くの価値を、日本国民に捨て去ることを要求する。②その一つが、個人の自由が唯一に育まれる伝統的な道徳価値の息づく土壌や環境を破壊してしまうこと。コミュニスト岸田文雄は、志位和夫に代わって、日本人の自由の基盤たる道徳を育んでいる温室をぶっ壊しているのである。ハイエク『法と立法と自由Ⅱ 社会正義の幻想』第九章と第九章補遺は、これを証明している(注8)

 

1、コント思想を簡単に理解したいなら、ハイエク『科学による反革命 理性の濫用』(木鐸社)第二部第六節を読まれたい。なお、ハイエクもバークと似て(貴族社会の言語表現の一つ)反語表現を好んで使い、“反科学”を「科学」とし、“全体主義革命”を「反革命」と逆さにしている。「訳者あとがき」を読むと、訳者はこのハイエクの反語表現を理解しており、私と同じ解説をしている。ならば日本人向けに、ハイエクの論旨通り、タイトルを『反科学による全体主義革命』と改題すべき

2、田久保忠衛『戦略家ニクソン』、中公新書、1996年。“産経KGBロスケ”田久保忠衛よ。現在、中共が南シナ海を制覇し、まさに台湾・石垣島・尖閣に侵攻せんとしている情況において、真赤な嘘本『戦略家ニクソン』を絶版回収して、偽情報を日本国民に撒布した罪を謝れ!

3、ロシアが日本に流し続けた偽情報「中ソ対立」の最後の本が、KGBロスケ中嶋嶺雄の『中ソ 対立と現代』で1978年。すなわち、中ソは対立しており一枚岩ではないから、「ロシアの脅威はさほどではない」を日本人に洗脳する嘘情報工作は、(私が高校一年生だった)1960年頃から原子林二郎に始まって、1978年の中嶋嶺雄まで続いたことになる。1979年12月、ソ連軍のアフガン侵攻が勃発するや、この真赤な嘘の四文字魔語「中ソ対立」は突然、新聞からも学界からも跡形もなく消えた。

 偽装離党した共産党員・中嶋嶺雄は、自分がKGB工作員なのを隠蔽すべく「親台湾」を演技した。江藤淳は、猪木正道批判の中で中嶋嶺雄の狡猾さを論難している(「ユダの季節」)。蛇足だが、中嶋嶺雄は、恩師・清水幾太郎が死んだ時(1988年)、朝日新聞に追悼文を掲載し「清水幾太郎の右傾化は、中川八洋との二年半に及ぶ交際による悪影響の結果」と、嘘をでっちあげた。清水幾太郎は(自分と同様)転向していないと広く共産党員に間接的に伝えたかったのだろう。なお、私が清水に(清水の度重なる懇請で)初めて会ったのは1981年1月。清水の右翼偽装は1970年から。生涯“凶悪・残忍な共産党員”だった清水幾太郎の私宛「会いたい」「会いたい」ラブレター二通(1980年)は、いずれ公表する。

4、C.Andrew&V.Mitrokhin,“The Mitrokhin ArchiveⅡ”、302頁。

5、矢野康治「このままでは国家財政は破綻する」『文藝春秋』、2021年11月号。

6、ハイエク『隷従への道』、東京創元社、266頁。春秋社版では、タイトルは『隷属への道』。

7、『ハイエク全集 第七巻』、春秋社。

8、『ハイエク全集 第九巻』、春秋社。

附記1 政治の常道;「河野太郎(-1300点)を斬り次に岸田文雄(-900点)を斬る」

 日本人は台風一過の文化が浸み込んで、「一難が去れば、後は快晴が続く」と思い込む能天気民族。米国人のように、「一難去って、また一難。さらに一難。続いて一難・・・」が国家や政治の現実なのに、この現実を台風一過の非現実に妄想し、見えないことにする。

 私が米国留学中に訪問した中産階級の、父親の息子に対する教育で垣間見た一つは、「一難去って、また一難、さらに一難、続いて一難・・・」を叩きこんでいた。スピルバーグ監督の少年向き映画「インディ・ジョーンズ」のモチーフそのもの。国家でも人生でも、汗と血を流し続けなければ、安穏な時は決して到来しない/享受できない、と教える米国人の家庭教育には感銘を受けた。

 この米国式常識に従えば、「毛沢東語録を振り回す狂暴・凶悪紅衛兵に酷似する-1300点の河野太郎より、マルクス経済学狂の-900点の岸田文雄の方が“まし”」で河野太郎を蹴落とした次は、岸田文雄より“まし”な次なる「-15点以上、+60点前後」の政治家を探し求めるのが、日本国民なら、自国の生存のために避けてはいけない当然の政治行動ではないのか。

 しかし、多くの日本人は、痴呆症のスーパーお馬鹿に劣化しているから、河野太郎や岸田文雄が共産主義者である事実すら忘却している。「河野は極端な共産主義者、だが岸田の方はそれと対極的な保守」かのフイックションを、自分に催眠術をかけて自分の頭に刷り込んで安堵している。

 が、過激な反・国防“狂”の岸田文雄が総理では、中ロの軍事的侵略の脅威はさらに増大化し、日本は確実に侵略占領される。つまり、このままでは日本列島は中ロに侵略併呑される。日本国が生存し日本国民の生命・財産を守りたいなら、岸田を急ぎ追放し、国防第一の真正政治家を、総理に据えることに全力投球せねばならぬ。

附記2 コミュニストばかりの自民党幹部──ノンポリ麻生とやや保守の高市は例外

表3;三首相が証明する、“共産党の支部”自民党はコミュニストのみ出世可能

 (2021年11月12日記)

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