10月13日の夕方、青山繁晴・参議院議員のtwitterを覗いたら、次の、実に怪訝で不審きわまる事柄がtwitされていた。
「速報1;菅義偉総理は、《男系男子による皇位継承》の尊重を明言されました」
「速報2;菅義偉総理に、父系一系(?)による“皇位継承の安定”を提案し・・・」(カッコ内中川)。
菅義偉の発言を歪曲、いや大捏造した青山繁晴
青山繁晴の奇々怪々なtwitの第一番目は真赤な嘘。第二番目は“奇語のなかの奇語”「父系一系」を用いており、人を騙すペテン師特有の煙に巻く表現方法。まず第一番目から暴くとしよう。青山twitから二時間後、NHKはNEWS WEBで、次のような報道をした。
「(青山繁晴らに)菅総理は『男系による継承が続いてきた重みを踏まえることは、いささかも変わらない』と述べました」。
菅義偉とは、共産党・朝日新聞と全く同一の“強烈な女性宮家論者”である。まさに自民党きっての天皇制廃止を狂信する最凶コミュニストが菅義偉。菅義偉がスターリンの1932年命令(コミンテルン32年テーゼ)を熱烈に奉戴・信仰していることにおいて、菅義偉の愛称がスガーリンになった。
さて、NHKが報じた菅義偉の発言は正確である。即ちスガーリン菅義偉は、「男系」と言ったが、決して「男系男子」とは発言していない。ということは、青山繁晴が、菅の発した言葉「男系」を、それとは意味が180度逆になる「男系男子」に改竄・捏造したことになる。