筑波大学名誉教授 中 川 八 洋
日本では今も、KGBロスケが政界でも学界でも花盛り。本稿では、前者の例として鈴木宗男を、後者の例として北朝鮮人と共産党員の約三十人から成る“学界の某集団”を、取り上げる。
まず、鈴木宗男だが、今般、彼にとって大きな事件が起きた。鈴木宗男が、KGBロスケ同志の安倍晋三のように「モスクワで凶弾に撃たれて死んだ」大吉報までにはならなかったが、プーチンが虚仮にして“宗男がロシアの粗大ゴミ”になった事件。永年、日本国の国益を徹底棄損した鈴木宗男の反日活動もついに陰りが出て、鈴木宗男の終わりが始まった。
なぜなら、鈴木宗男は、5月3~7日、モスクワを訪問し「ロシア・ウクライナの停戦問題」で、ロシア要人に次々に会う計画だった。が、プーチンは無論、四年間も昵懇だったガルージン(前・在京大使)を含め誰一人会おうとはせず、鈴木宗男がごみ扱いでロシアにポイ捨てされたからだ。
鈴木宗男は、北朝鮮から日本人小作人の日雇い労務者として流れてきた父を持つ北朝鮮二世。中川一郎代議士の秘書時代、KGB第一総局にリクルートされ、それ以来、佐藤優/東郷和彦と組んで、1990年頃から外務省の対ロ外交をハチャメチャに破壊尽くした“悪の対ロ売国奴”。彼の悪行は遠く米国でも知るほどで、日本国にとって猛毒のロシア害虫。鈴木宗男の日本国籍を剥奪して北朝鮮に強制送還しなかった外務省は、余りに惰弱で余りに無責任であり過ぎた。
ともあれ、5月2日、鈴木宗男は悄然と、「誰も会ってくれず、訪ロを止めました」と記者会見した。これでしばらくは宗男も静かになると思いきや、鈴木の宗男節は相も変わらず元気溌剌。ロシアにゴミ扱いされた腹いせに、ゼレンスキー大統領に八つ当たりの罵詈讒謗。5月4日&5日の鈴木宗男のブログがそれ。北朝鮮人は逞しい。こんな男をこのまま生かしては、日本が危ない。
“プーチンにポイ捨てられた“用済みKGBロスケ”鈴木宗男の腹いせ“ゼレンスキー大統領への八つ当たり”──G7は、ウの復興とウ侵略の代償“二百兆円賠償”をロシアに課す方策を捻りだせ!” の続きを読む